以前もエギングの話をしたけど、今回も最近のエギング人気について話してみようと思う。特に昨年あたりからのエギング人気って、物凄い急上昇だよね。シーズンになると、どこのポイントに出かけてもアングラーでいっぱい。アオリイカ狙いの場合、エサ釣りの人よりもエギングの人の数が完全に上まっている。シーズンもほとんど関係なく、一年中エギングしてるアングラーもいるほどに。そんなだから秋の数釣りのシーズンと、春から初夏にかけての大物狙いのシーズンには、とてもじゃないけど気合を入れないと釣り場に入ることすら難しくなってきている。
新規参入が目白押しだ
昔からエギングしているアングラーって、磯竿の先にエギをつけて投げている人がほとんどだったけど、今ではそんな姿を見ることも少なく、タックルは最新のルアーロッドを使っている人がほとんどになってきている。ボクは以前からエギングブームを予感して、雑誌やホームページなどでも盛り上げようと地道な努力を続けてきた。出版社などでは、シーバスがメインだからエギングははやってもたかが知れてるなんて言ってたけど、今になって焦ってるのが正直な気持ちだと思う。だって、最近のフィールドを見る限り、どうひいきめに見たってシーバス人口よりも、実際にエギングやってるアングラーのほうが人数は多いよ。確実に釣れるポイントも多いしね。
このブームをメーカーもようやく認識してきたみたいで、エギングの分野への新規参入が目白押しだ。今までおよそエギングには関係なかったようなメーカーまでもが、エギを作って売り出している。古参の大手メーカーがごく普通に作って商売になっているのを見て、チャンスがあるとふんだのだろうが、現実にそれほど甘くはないと思う。昔からエギを使ってアオリイカを釣っている人たちは、なかなかほかのエギにチェンジはしないんだよね。あまりいろいろな場所へ出かける人って多くなくて、地元などで毎晩のようにエギを投げている。そういう人は、新しいエギが発売になったからといって、すぐに飛びつくようなことはしないよ。自分の気に入ったエギだったら、箱単位でお店から買っていくほどなんだから。
ロッドまで・・・
こういった人たちに新しいエギを買ってもらおうと思ったら、メーカーが自分たちでこまめに釣り場を歩いて、今までのエギよりもたくさん釣れる所を見せないとだめ。しかも今までのエギで釣れない時でも釣れるってのが条件だ。これがなかなか難しい。だってどこに行っても地元のアングラーばかりで、入れるスペースがなくなってきてるんだから。いったいどうやって拡販しょうと戦略を考えているのかが不思議だなぁ。
おまけにロッドまで販売するメーカーが出てきたし、いったいどうなっちゃってるんだろう。まるで狙いすましたように、去年あたりからどんどん盛り上がってきている。通常はメーカーが火付け役になって商品を展開しているケースが多いけど、今回はまったく逆のパターンだね。アングラー側がどんどん盛り上がって、それにメーカー側が一生懸命ついてきたって印象が強い。それだけに、とりあえず商品化しただけのメーカーは、すぐにしぼむと思う。実際にフィールドで必要とされている商品を開発し、それを展開していけるメーカーが最後に笑うんじゃないかな。
ナイトスクィッド
最後になるけど、ボク自身もエギングの盛り上がりに、先陣をきってがんばってきたと自負している。それに付き合って下さっていた皆さんにも大感謝です。ほとんどの方が、それまでメインだったシーバスをあまりやらなくなり、アオリイカのエギングに完全にはまってしまっている。逆に感謝されたりもしている。ちょっと照れくさいです(^^;;;
ボクもエギング専用ロッド「ナイトスクィッド107」を発売し、そして引き続き「ナイトスクィッド092」を市場に出すことができました。このロッドの良さを感じ取り判断するのは、これから先の皆さんの仕事です。ボクが今のエギング業界に必要だと感じて作った商品なので、絶対に受け入れられると信じてます。Online
Lure Shop F のページから、ぜひご購入を検討していただければ幸いです。こういうロッドが有利なんだと、肌で感じ取っていただけると信じています。あっ、そうそう。エギももちろん発売の予定で頑張ってますよ。乞うご期待!!