[タチウオとカマスに連れていってくれるらしいですよ]
今日は、いかじじいさん(マサ−おやじ)さんと、お約束釣行の日。いつもの場所で待ち合わせし、到着するといかじじいさんが「さっき、マッチョさんから電話があって、野地さんがタチウオとカマスに連れていってくれるらしいですよ。」との事、丁度、釣り物が無くてどうしようかと思っていたところでした。しかし、カマスもタチウオも狙って釣った事は無かったし、どういうタックルを
持って行ってよいか解らないうえ、準備も何もしていませんでした。
すると、マッチョさんから電話が「用意するタックルは、カマスがウルトラライトの トラウトロッドに4lbラインにグラスミノ−のSS。ヤマメバリ&ガン玉のスプリットショット、かジグヘッド。タチウオがシ−バスロッドに1オンスのグロ−カラ−のメタルジグ、たとえばサ−ベルジグ、そして、PE1号から1.5号ぐらいにフロロカ−ボンのショックリ−ダ−。」との事。とるものもとりあえず急いで自宅に引き返し、タックルを揃え、いかじじいさんの車を僕の家に置き、いかじじいさんと一緒に野地さんと、マッチョさんとの待ち合わせ場所に急行しました。山道を走り、やがて、ふもとの町中へ、トンネルを抜け海辺の家並みが続く道を走る。そして、一時間位走っただろうか、ようやく、道の脇が広くなっている路肩に車を止めました。
[まずは、タチウオから]
まずは、タチウオかららしい。釣り場に到着後、野地さんから簡単なレクチャ−を受けさっそく実釣開始。この釣りは言うならばオカッパリのジギングみたいなものらしい。まず、15から20のカウントダウン後、激しくしゃくってアピ−ルしフォ−ルで食わせる。しかし、足場の悪さも手伝ってどうも、うまくいかない。
その内に手前の浅場でフォ−ルし過ぎ根掛かりしてジグをロスト。そんなことをしていると野地さんに早くもヒット、上がってきたのは本命のギンギラギンのタチウオ。生きているタチウオを見るのは初めてだったが「まさに太刀魚・サ−ベルフィッシュとはよく言ったものだなぁ」と感心するばかり。
やがてマッチョさん、いかじじいさんもキャスト開始。さすがにマッチョさんはヒットさせるもバラシの連続。それにくらべ僕といかじじいさんは根掛かり連発で一苦労、おまけに僕はインナ−ロッドを使っている関係で根掛かりをはずした後、ラインを巻き過ぎてセットアップのやり直し。しかし、なんと、中通しワイヤ−を自宅に忘れて来る。
そして、代わりのロッドでやり直ししたり、おまけに、持ってきたジグがなくなり野地さんから頂く始末。まったくなにをやってるんでしょうね、釣っている時間よりトラブっている時間のほうが
長いんですから、もう! その間にも野地さんは2尾目をヒット、今度は型のよい80pのタチウオ。「流石!」の一言。
[そんな、シャクリ方では全然ジグが動いてないよ]
しかし、見よう見まねでシャクッテみるも、どうも良く解らない。すると野地さんが、「そんな、シャクリ方では全然ジグが動いてないよ、もっとロッドを寝かせて、そして激しくシャクッて、常にジグが上に向かって動いているように」とアドバイスを受ける。そして「後は去年のソルストのバックナンバ−の僕の記事を見てね」とも。「あっ、そういえば読んだおぼえがあるなぁ」
しかし、内容は全く覚えていない。前々から解っていたら、ん−ん残念。結局、野地さんの2尾で終わり、次にカマスのポイントへ。釣り場に到着すると先行者があり、まずはタックルをセットして待つ。持ってきた5.6ftのウルトラライトのトラウトロッド、実は娘の堤防釣り用なのだが、これしかなくてちょっと拝借したきたのだ。
[お−、カマスじじい!]
さて、先行者も帰りいよいよ釣り開始。とりあえず野地さんとマッチョさんの釣り方を見ていました。ロッドを激しく横降りしながらアクションを付け、手前にリトリ−ブ。そして、さっそく実釣しキャストを繰り返すもカマスはちっとも見えない、ネンブツくんだらけ。すると野地さんたちのルア−にチョイスしてくるカマスが見える。だが、なかなかヒットしてこない、野地さんが「そうとう、遊ばれているから渋いなぁ」
と。
そんな中でも野地さんが最初にヒット。僕もリトリ−ブの最中に下の方からガバッと出てきたカマスがルア−をくわえそうに、「よし!」と思った瞬間すっぽ抜けてしまいました。しかし、次にヒットしたのは誰有ろういかじじいさんでした。しかも、使っていたロッドは多分7ft位のシ−バスロッド。釣り上げた瞬間、マッチョさんが一言「お−、カマスじじい!」と。(^^)
それからは、順次場所を移動しするもなかなか渋い。だが、野地さん、そしてマッチョさんも行く先々でカマスを 釣り上げ、とうとう釣れないのは僕だけになってしまいました。朝まずめになり、最初に入ったポイントに戻り、少し活性の高くなった処を攻めましたが、ほとんど野地さんの独り舞台というか連続ヒット。僕はとうとう何も釣れませんでした。(釣れたカマスはいかじじい、あっ、いや、カマスじじいさんと山分けしましたが)(^^;
[マッチョさんと週末リベンジする事に]
胸の中のモヤモヤが取れないまま一週間が過ぎ、その間もソルストのバックナンバ−で野地さんのタチウオの記事で勉強し、何となくイメ−ジをつかみ、そして、マッチョさんと週末リベンジする事に。当日は、ULさんとも現地で待ち合わせし、先にカマスを釣っているとの事。到着するとULさんは既に10尾程釣り上げていましたが、「暗くなってからは駄目になってしまった」と言うのでタチウオのポイントへ移動する事にしました。
車中マッチョさんにリ−リングついて聞きながら現地へ。
野地さんのアドバイスもあり今度用意したメタルジグは、アイルメタル28cのグロ−カラ−。実は前回苦労したインタ−ラインロッドを又、用意しのは、少々硬めのロッドだがPEラインとの相性がよく、アタリがよく解るし、メタルジグの操作の下手な僕に少しでも手助けになるかと思い持って来たのですが
しかし、これが後であだになろうとは。
最初は、マッチョさんとは別々のポイントをそれぞれ攻めていました。しかし、お互い何のアタリも無いまま、ULさんと雑談したり、いかじじいさんにショ−トメ−ルしたりしながら釣っていると、突然、僕のロッドにアタリらしき感触。しかし、すう−っと抜けて、ジグを回収してみるとなんとあちこちに歯形らしき跡。マッチョさんを呼び僕の横で一緒にキャスト。
しばらくして、何とダブルヒット。まずマッチョさんがタチウオを上げる。そして、もちろん僕も、と、思いきや、何か変だ。ようやく上げて見ると12・3pの赤い魚だ。マッチョさんが「タイ?」
しかし、ちょっと違うみたいだ。するとULさんが「チカメキントキみたいだけどわからないなぁ。最初に釣った人の名前を付けて〇〇魚にしよう」とその魚に勝手に僕の本名をつけてしまいました。
[下顎にカ゛ッチリフッキング]
その後は僕もタチウオを近くに寄せながらバラスも、その〇〇魚だけは、ヒットしつづけ、一時はワンキャストワンヒットなんて事にも成っていました。もちろん、マッチョさんも、〇〇魚をヒットさせている。しかし、サイズのわりにけっこういい引きする魚だ。ULさんも、是非、ライトタックルで釣ってみたいと。後でULさんがナオキマンさんに電話すると、どうやら別の場所でナオキマンさんの方が先に例の魚を釣り上げているようだ。だから、〇〇魚ではないわけです。「よかった、よかった」(^^)
そして、しばらくキャストを繰り返す。すると、激しいシャクリからホ−ルして又、シャクリ上げると強いアタリが、又、例の魚かと思っていると、何か違う。魚が底の方で暴れている感じがもろに伝わってくる。水面に出てきたのはタチウオだ! しかもかなりのグッドサイズ。そして上げると81.5p指4本サイズ。しかも、ちゃんと下顎にカ゛ッチリフッキング、「ヤッタ−!」本命初物は、とにかくうれしい。
しかし、その後、もっと凄いアタリが引きも相当な物だ。ここで固いロッドを使っていた事が裏目に出てしまった。マッチョさんに再三再四「ヒットしたらロッドをあおるな、リ−リングだけで寄せて」と言われるも、ついつい、ロッドをあおってしまう。その結果PEラインにたわみが出でしまいバラス原因になってしまったのだ。これで今日、多分、タチウオだけでも3回はバラシている。
そして、その後、例の赤い魚を少し釣って終わりにしました。自宅に帰ってその赤い魚の正体を図鑑やインタ−ネットで調べるとキントキダイであることが判明。タチウオも釣れたし、そして新たなルア−タ−ゲット、キントキダイと遊べ、ほんとに今回の釣行はおもしろかったです。しかし、キントキチゃンいいファイトしてますよ−。(^^)
ロッド チ−ムダイワXソルトウォ−タ−S1102MHFS-I
トライフォ−ス−Z 562ULFS
リ−ル ト−ナメント-X 3000iA
ト−ナメント−S1500iT
ライン サ−フセンサ−1.5号
バリバストラウト4lb
リ−ダ− タフロン6号
ルア− デュエル サ−ベルジグ30cピンク
アイルメタル28c ルミナス
エコギア グラスミノ−SSグロ−ホワイト
パワ−シラス グロ−
by K−チャン