[やっぱり烏賊釣りかな?]
最近、私は軟体系の釣りの楽しさに目覚め、イカ釣りばかりをしていた。調子の良い春先に全く興味がなく、皆が回遊魚でもという時期にイカ釣りを始めキロオーバーを釣ってしまったものだから始末が悪い・・・。週末が来るたびに西湘方面に車を走らせるのであった。
[シーバスを釣りに?]
いつもの如くイカ釣りに行くが釣れたのはタコのみ。やがて夜が明けると同時に回遊魚のナブラが立ち始めた。チャンス!と思いメタルジグをキャストするが音沙汰なし。腕がついていかない・・・。ナブラをファーストリトリーブで通せば食うと思っていたのだが・・・。悔しすぎる。
そこで自宅が、ご近所のマッチョさんにレクチャーを求めに行った。一通り教えてもらい。回遊魚を狙う気満々でいると意外にも「今夜、シーバス釣りに行きましょうよ。」と誘われた。今の時期にシーバス? マッチョさんは「釣れる大丈夫!」と言っているが・・・。しかも河川では無いらしい。とりあえず二つ返事でOKした。
[今の時期釣れるのだろうか・・・]
夜にマッチョさんと相乗りでK-チャンさん、kakiboさんとの待ち合わせ場所に向かった。某河口でK−チャンさんとkakiboさんと合流し河口付近を攻めまくる。だが、私は去年の冬からシーバスフィッシングを始めたので夏(初秋)のデーターが無い。果たして釣れるのだろうか?・・・。しばらく時間が過ぎるが釣れない・・・やはり、まだ早いのか? それから状況が芳しくないので某磯に移動した。
[つ、ついに!]
磯に到着し4人で叩きまくる。が、しばらく音沙汰無しで時間だけが経過する。私は、釣れだすと続くという有り難いジンクスの持ち主と自負している。最近は、イカが釣れ続き前日も2キロオーバーのタコを釣っておりシーバスではなくても何かが釣れる気はしていた。だが、他の3人はどう思っているのだろうか?
キャストを延々繰り返し手前までリトリーブした時に、その時は来た!大きい口を開けたシーバスがバイトしてきたのだ。場所も明るかったし5、6m程手前でバイトした為、はっきりバイトシーンが確認できた。フッキングをするとエラ洗いをしながらラインを出して沖へ一直線に走る。
「来たぁ!」と隣でキャストしていたkakiboさんに声を掛ける。私がファイトしている間にマッチョさんも駆けつけてくれた。その間も手前に寄せるとラインを出されての繰り返し。手前も岩だらけでロッドが寝かせられない。
マッチョさんが「はるきさん慎重にっ! K-チャンさん ギャフ早く!」と叫んでいる。その時K-チャンさんは、携帯のショートメール作成中だったらしい・・・。やがて、シーバスも観念し浮いてきた。マッチョさんにギャフを掛けてもらい無事ランディングに成功。重い雰囲気が漂っていただけに皆で大喜び。
kakiboさんに、メジャーで計ってもらうと72cmのシーバスだった。とりあえず私は1999年の目標を70UPとしていた為べストシーズンを迎える前に達成してしまったのである。これからは、さらなる大物を目指しシーバスフィッシングを楽しんでいきたい。
[やっぱりジンクスは健在だった。]
次の釣行の時に某海岸で60UPのシーバスも釣ってしまった。なぜ私は釣れだすと続くのだろうか?・・・未だに解らない。だが、釣れなくなるとパッタリ釣れなくなるのがその後のパターンである。
タックル
(ロッド)パシフィックファントムZ 10ft
(リール)ダイワ TD−S 3000番
(ライン)8lb+20lb
(ルアー)アイマ