OLM当日の様子

Report by いかじじい

 第1回afis主催「野地ングカップ99スクイッドトーナメント」ご参加のみなさん、寒い中本当にお疲れさまでした。本大会の経過をご報告致します。

 公示はafisとLighi Tackle Lure World のBBSにて行ないました。当初12月4日までと期日を切っておりましたが、申し込みが殺到し、すぐに定員に達してしまいました。予想を遥かに上回るエギング人気に、いかじじい、本当にたまげてしまいました。いかじじいってうじゃうじゃいるんですね。「10名集まればいいだろう」とたかをくくって会場は西湘地区の○○港を予定しておりましたが、急遽キャパシティの大きい東伊豆の××港に変更しました。

 大会当日、集合時間は20:00だと言うのに、皆さん明るいうちから集まって「プラクティス」と称して三々五々堤防へ。まるで遠足に出かける小学生状態。釣り場を前にしてロッドを振らずにいられないその気持ち、わかります。当日の天気予報は夜半より強い向かい風が吹くと報じていたし、また最近一時期の勢いも衰え釣果も遠のいてきており、あまり釣果の期待できない大会になると予想しておりました。
ところが夕マズメの頃から、今まで吹いていた強い風が嘘のように止み、またプラクティスに入っていた方がまずまずの型のアオリを受付会場に持って帰って来たものだから、皆さんの活性は最高潮。開会式の時間まで、ひたすらシャクリ続ける方、とん汁をすすりながら釣り談義に花を咲かせたり、禁止のはずのお酒を聞こし召していい調子になっている方、思い思いに過ごしておられました。

 予定どおり20:00から開会式をスタート、いかじじいのつたない司会のもと、野地さんの挨拶からはじまり、皆さん全員の自己紹介、スケジュールとレギュレーションの確認、変更事項の伝達がされました。当初検量は「2杯の重量」でしたが最近の状況の悪化を鑑み「1杯の重量」に変更されました。

 21:00より大会スタート。「スタート」の合図と共に皆さんいっせいに釣り場へ、落ち着きを装ってはいましたが内心そわそわなのは見え見えでした。皆さんが検量に戻ってくるまで、西湘のクマさんの作る新鮮極まりないサヨリのたたき、サヨリの揚げ団子を皆さんに内緒で食べ、とん汁も味見と称して抜け駆けしていた事を告白しておきます。
 検量の時間になりひとり、またひとりと戻ってきますが、いかを手にしている方はごくわずか、yamameさんとかめさんの2人だけ。心も体も冷え切った皆さんを救ったのはkakiboさんの奥さんと餌木ばばぁがよそる暖かいとん汁。

 すぐに集計が終わり(あたりまえか、たったの2杯なんだから)入賞者の発表。優勝はなんとエギング初挑戦のyamameさん。続く準優勝はなんと東京から単車できたかめさん、そして第3位はレディースハンデでいちごさんに決定ということになりました。
 入賞者には野地さん、マッチョさんより立派なトロフィ(なにが立派って、文字数がやたら多くなって本体より高くなってしまったプレートが立派)と、副賞として株式会社デュエル様より頂いたキャップ、餌木がたくさん手渡された。

 それでは皆さんお疲れ様でしたこれで閉会になります、といく予定でしたが、なんとトロフィも賞品も6位まで用意してあるし、さらに株式会社桃園書房様より頂いたムック本もある、というわけで急遽第2ステージを実施することになりました。1時間と時間を決め希望者のみということで実施しましたが、結局ほぼ全員が参加。皆さんホントに釣りキチくんですね。

 第2ステージでは皆さんこの釣り場の攻め方が分かってきたのか、第1ステージに比べ多くのイカ類が持ち込まれました。なんと良型のスミイカやタコまで。第2ステージの優勝(通算4位)は良型のスミイカを持ち込んだGinさん。準優勝(通算5位)にナイスサイズにもかかわらずGinさんのスミイカに及ばなかったKanさん、そして3位(通算6位)はまたまた釣果をあげた絶好調のyamameさんと、同重量のアオリを持ち込んだK−チャンさん。3位は2人も要らないとじゃんけん大会にもつれ込み、結果K−チャンさんが勝ち3位、yamameさんは泣きの4位。それぞれの方にトロフィと副賞が手渡されました。

 そのあとお楽しみのじゃんけん大会。珍しい餌木、釣り関係のムック本など盛りだくさん。しかし、じゃんけんの主の野地さんがあまりにも強いため皆なかなか勝てず、それがまた会場の雰囲気を和やかなものに。

 最後に皆さんで受付会場の撤収と周囲のゴミ拾いを済ませ解散とあいなりました。笑いの絶えない、本当に楽しい一夜でした。