2000.05.10 ぱわぁのGW三浦半島釣行記

Report by ぱわぁほ〜る


[釣り三昧と洒落込みたいけど・・・]

 待ちに待ったGW。

 釣り三昧と洒落込みたいけど・・・果たして?
 結果はというと、GWはほとんど釣りのできない状況でした(;_;) 前半が法事やら暦通りの出勤やらで全く動きがとれなかったし、後半は後半で家族サービスってことで近所の公園へ遊びに連れて行ったりの思いっきり遊んだ実感のない連休でした。

 何とか一日くらいまともに釣りに行きたいと思いかみさんと交渉。「まぁいいんじゃない」のありがたい言葉を得て早速ターゲットを思案・・・。そういえば、実家に帰って釣り三昧をしているらしい人が約一名。んじゃ、この前メールで約束していた「三浦半島烏賊を求めて右往左往」でもしようかねぇ、と早速連絡。OKの返事が返ってきた。
 でもさ、当日は昼間に真鶴でカサゴだって。それから三浦半島で烏賊釣りかぁ・・・。タフだなぁ・・・。と思ったら、なんと昼間のカサゴ釣りでへろへろになったらしくキャンセル。

 で、自分の代わりというわけではないんだろうけど、みやさんから連絡があったからおいらの携帯の番号を教えたらしい(^^; で、しばらくしてみやさんから電話。んじゃ、一緒に三崎あたりで烏賊を釣ろうという事に決定。現地で落ち合うことに。

[こりゃ厳しいなぁ・・・]

 待ち合わせはどうしようか?って問題は最近おいらがお気に入りのあそこで決定。合流するまでメバルと遊んで貰って待ってるよって事で出発。GW中とはいえ、夕方近くに三浦方面へ向かう横横道路は順調に流れてあっという間にインターチェンジに到着。ここからは混むことも考えられるので最近できたばかりの三浦縦貫道というのに初めて乗る。ほとんど車がいなくて快適。でも、あの距離であの値段はちょと・・・(ーー;かな。

 三崎口駅付近から渋滞にはまるがそれでも思ったほどの時間はかからずに目的地に到着。しかぁし!何という事か・・・。普段は全く人のいないあの場所もGWとあって何人かが先に竿を出していた。しかも一番のメバルポイントが・・・(;_;)

 とりあえずタックルをセットして、先行者の様子を見てるとあまり釣れていない様子。昼 間は難しいかもねぇ・・。まだちょっと明るいし・・・。水面にはちぎれた海草がたくさん浮いている。こりゃ厳しいなぁ・・・。ちょいと状況を聞いてみるとやっぱりだめらしい。
 邪魔にならない距離を取って横に入る。暗くなってからが勝負だね。それにしても、この海草何とかならないかなぁ・・・?ワンキャストワンヒットで引っかかってくるぢゃん(--;

[くぅ。いいなぁ。たまんねぇ!]

 待ち合わせの間の時間潰しのつもりで竿を出していても魚信はまったくなし。先行者も1回だけ魚信があったらしいけど・・・。日もとっぷりと暮れてからみやさん達が到着。その間に先行者は魚信のなさと海草攻撃に嫌気がさしたのか撤収。合流して、移動せずにしばらくやるというのでもうひと頑張りするとようやく魚信が出始めた。ある程度遅くなってからの方が良いみたい。水深も浅いしねぇ。

 それでも魚信はぽつぽつ程度。しかもショートバイトときたもんだ。ショートバイトが多かったのでみやさん達は苦戦。ネジワーム&1gのセコリグ+ペナペナロッドのおいらでさえ何回か魚信を逃しちゃってるんだから・・・。

 ようやく2、3匹のメバルをゲットしたもののサイズが小さく全部リリース。おいしくいただけるサイズが掛からない。うーん・・・。ちょいと場所を移動。明かりが届くか届かないかの所にキャスト。今までは明かりの届いているところばっかりだったからねぇ。ちょいと攻め方を変えてみるかいねぇ・・・。

 で、着水と同時にゆっくりとリトリーブ開始。半分くらい引いたところで「コツッ」と小さな魚信。おりゃー!と合わせると今までとは違うトルクフルな引き。くぅ。いいなぁ。たまんねぇ!と十分引きを堪能して上げたメバルは手尺でだいたい25cm(^^)ようやくキープサズが上がった。

[セコリグじゃないからね]

 でもその後が続かず、魚信が遠のいたので場所を移動してセイゴ狙いに変更。ここは、例のボウフラにライズしているセイゴがたくさんいた排水口周りが一番のポイント。でも、ボウフラフィーバーは終わっていたらしく、当時ほどのセイゴの群はいない。それでも数匹のセイゴの影が見えたのでそこを譲っておいらはその横でキャスト。

 でも何故かその場所をすぐに空けてしまったみやさん。んじゃってんでちゃっかりキャストしたらあっさりヒット!(^^)20cmちょいのセイゴ君。あ、ここで使うルアーはセコリグじゃないからね。以前から使っている6cmのハンドメイド。こいつは既にメッキやセイゴで大活躍の実績アリ。で、この前リップが折れちゃったので試しに取り付け位置をちょっとずらしてリップのサイズも変えてみたところ大正解!
 以前にも増して妖しいクネクネな泳ぎになった。このミノーがここでも大活躍!(^^)飽きない程度にバイトがあった。排水口周りに溜まっていなかったけど、その分あちこちで反応が良かったような気がする。おいらだけにバイトが出まくっていたのでみやさんはちょっと(--;になってたみたい(^^;みやさん、ごめんね。自分だけうかれてホスト役としては失格なお子ちゃまなぱわぁ。でも、あわせが下手なのか5連続バラシの大失態。無茶苦茶悔しい!一人うかれているからさ。へっっ。

[メバル&セイゴ]

 で、とりあえずそこでの反応も悪くなったので今後の作戦会議をかねて食事。そこで相談して某BBSでオイシそうなネタが上がっていた某港にイカ狙いで移動。ここは去年までは車横付けでキャストできたらしいんだけど、去年のアオリイカフィーバーでかなりのアングラーがやってきたらしく、それ以来入り口にゲートができちゃったらしい。みんな、そろそろ自分で自分の首を絞めるのはやめようよ。

 堤防に常夜灯が煌々と灯り、足下には十分とは言えないけどベイトもいる。潮もそれなりに動いているし、アングラーも結構いて、釣れそうな雰囲気は十分。しかも、タックルの準備をしているときに帰ってきた人が「イカを上げていた人がいるよ」と一言。おいら達の活性が上がったのは言うまでもない。で・・・釣り人は多くても、イカはいなかった。夕方前後は良くても、遅くなってからはだめらしい。

 結局最初の場所にに戻ってメバル&セイゴ。まずはセイゴ狙い。ここでもさっさとセイゴを上げちゃうぱわぁ。でも相変わらずバラシも多かったりして(;_;)夢中になってふと気がつくとあとちょっとでお空が明るくなる時間。その前にメバルを釣ろうともう一度移動。で、何回かの魚信を逃した後、やっと合わせるとトルクフルな引き。楽しんでいたら、足下の石の陰に入られて結局ラインを切る羽目に(;_;) その後まともにメバル君とは遊んでもらえないまま空が明るくなり始めた。

[そのときの顔は・・・]

 もう空が白み始めてきたらメバル君達とはお別れの時間。あきらめて最後にもう一度セイゴ君と遊んで貰おうと移動しながら未練たらしくキャストすると・・・。

 「コツッ」と小さな魚信。来たぁ!と合わせを入れるとこれまたトルクフルな引き!!余裕綽々の顔で先を歩くみやさんに声をかける。と、同時にラインの先の水面が割れて推定50cmのフッコがバシャバシャッとエラ洗い。呆気にとられると同時にラインブレイク。

 いくらメバル狙いでULロッドに3lbラインとはいえ、あんなにあっさり終わることはないだろうに・・・。もう完全にそんなサイズが手前で釣れるとは思っていなかったから心の準備なんてしてないし。海は何が起こるか判らないねぇ(^^;;;; そのときの顔はビデオに撮ってあれば楽しめたらしい(^^;

 その後、おいらのロッドに魚がぶら下がることはなく終了。足下でおいらのセコリグにカサゴが隠れ家から飛び出してくわえ込んでまた戻るという一連の動きを見ただけで何にもできなかったおいらって・・・。

 それなりに釣果もあったけど、それ以上に課題がたくさん出てきたような一日だった。満足感はあまりない。唯一の救いは、6cmのミノーの予想以上の仕事かな。こいつ、その後の横浜港でも足下からたくさんのセイゴとデカメバルを引き出してくれた。さぁ、量産だぁ!!(^^;

 今度はあそこにフッコサイズ以上を狙って行ってみようかな・・・。