2001.08.16〜 ぱわぁの西伊豆またまた玉砕日記

Report by ぱわぁほ〜る


[8月16日(木)夜]

 仕事を終えて帰宅途中、家に帰るコールをしようと携帯を手にすると、メールが届いている。野地さんから。「西伊豆でサイズは小さいけどメッキが入れ食い!」だって。くぅ。行きてぇ!でも、今週末は台風の影響で波も高いだろうしなぁ。でも来週末ははずせない用事があるし・・・。いけるのは来月に入ってからかなぁ・・・(;_;)

[8月17日(金)深夜]

 「明日の予定は?」子供が寝てからかみさんと相談。西伊豆に久しぶりに行きたいねぇ。でも、天気も悪そうだしねぇ。でも、帰りに温泉くらい入ってこようか。でも、お盆に長距離移動もしたし、ゆっくり休みたいってのもあるよねぇ。などと、結局はっきり決まらないままお休みなさい。

[8月18日(土)午前10時過ぎ]

 娘にボディプレスで起こされてようやく起床。昨夜の時点であきらめていたところにかみさんが「天気はそんなに悪くないよ。どうする?」と追い打ち。よーするに温泉には行きたい訳ね?んじゃ、行くかってことで急遽決定。それから温泉にはいるための準備や全く準備していなかったタックルの準備を済ませて出発したのは11時半前。とりあえず、「行けないと言ってたけど、行ってきまーす」と野地さんに電話。

 東名もその先もそれなりに順調に走って2時半頃に土肥のコバルト堤防に到着。今頃は早朝にソーダが出ているはず。さすがにこの時間は無理だろうけど、とりあえずチェック。と、先端でいきなり目の前にソーダがブラーン。しかもメタルジグで釣れているし、次のキャストでもチェイスを確認。あれまぁ。
 かみさんと子供はおなかがすいたので食堂で食事するからゆっくり遊んでいいよと言われタックルの準備。先ほどの場所の隣に入れてもらってキャスト。ちょいと沈めてから軽くジャークを入れつつリトリーブ。5投目くらいにグン!と魚信。あっさりとヒット!引きを楽しみながらファイトして足下まで寄せて・・・フックアウトでサヨウナラ(;_;)

 気を取り直して、キャストを続ける。時折、隣の人にもヒットがあるがキャッチまで持ち込めない。その後、2回ほどバイトがあったけどヒットせず、3時半を過ぎようとしていたので終了。今日の目的はメッキちゃんだもんね。
 今年最初のメッキポイントは田子港。手前の大田子は寄ったが最後、娘さんがお砂遊びを始めて動かなくなるのでパス。サーフが良かったって野地さんも書いてあったから気にはなっていたんだけどねぇ・・・。で、タックルをいそいそと準備してメッキにアタック開始!が・・・反応がない。風が強い!でもキャスト!。ルアーはハンドメイドの5cmリップレス鰯カラー。場所を移動しながらキャスト&リトリーブを繰り返すと・・・ミノーの後ろから10cmちょいの魚が猛然とチェイス!この動きは間違いなくメッキ!!足下まで引いてきてもバイトせず、もう一度キャスト。またチェイスを確認。でもバイトせず。

 ミノーのサイズに対してメッキのサイズが小さい。うみゅう。小さいとは聞いていたけど・・・。どうしようかなぁ。んじゃ、ミノーのサイズを小さくしようってんで3cmのハンドメイドミノー鰯カラーに変更。数投後、チェイスを確認。根気よくキャストを続けると、一瞬だけ、グン!と魚信。でも、ヒットせず。おいらの活性も上がりあちこちにミノーを投げる。でも、結局、チェイスはすれどもバイトはなし。あきらめて移動することにした。
 仁科港に移動したのは午後5時過ぎ。今まであぶれたことのないポイントに入る。田子でもそれなりにいたんだから、ここなら確実でしょ。かみさんと娘はその辺をお散歩。帰ってくるまでにはメッキが釣れてるよ。なんて思っていたんだけどぉ。
 なんと、全くの無反応。バイトどころかチェイスする姿も見えない。場所を少しずつ移動しながら絨毯爆撃のようにポイントを叩くも全く無反応。結局、あきらめて仁科大浜横に移動。
 日は既に西に傾きまくり、もうすぐ沈もうとしている。おそらくここがラストポイント。しかぁし!ここも全く反応なし。あぁ〜あ!玉砕だぁ!!大浜は・・・兄ちゃんたちが泳いでるよぉ。んじゃ、無理だ・・・。

 まだ日は沈んでいない。でも、もうそろそろやばいねぇ。大急ぎで、唯一反応のあった田子に戻る。でもさ。良くないときはやっぱり駄目なのよ。今度はここでも反応なし。時間は6時半。潔くメッキを諦め、かすかな希望をソーダに託す。でも場所を移動していたら日は沈みきっちゃうね。てことで田子の堤防でメタルジグをキャストしまくる。結局、反応なし。日は沈みきって、微かに明るい部分が残っているだけになった。諦めて納竿。帰り際、地元の釣り師と雑談。今年は青物は良くないとか。去年は今頃カンパチが港に入っていたんだけど、鰺も寄ってないからねぇ・・・。などと、寂しいことを聞くばかり。

 さて・・・んじゃ、お風呂に入って食事して帰ろうか。ということで、遅い時間までやってて、食事もできる立ち寄り湯「うぐすの湯」に寄る。9時まではやってるはず・・・10時までっすか。そりゃありがたい。でも、食事は終了?そりゃないよ。で、一旦近所のお蕎麦屋さんで食事。蕎麦は美味しかったけど、つゆがねぇ・・・ちょっと。で、娘と一緒に温泉に浸かって一休み。さて、帰ろう。
 土肥から修善寺を抜けて・・・ちょいと内浦に寄っていこうかな。と伊豆中央道の料金所の手前から内浦方面へ車を向ける。様子を見ると、小アジがぽつぽつ釣れている様子。しかも人が少ない。爆釣していればこの堤防は入る隙もないくらいになるからあまり釣れていないのかな。餌木を投げている人も、全然駄目らしい。

 ま、ちょいと小アジに遊んでもらおうかな。最悪、ネンブツ君だって今日はありがたい存在だし。ということで、得意のセコリグをセット。フックサイズ10番のジグフックに3Bのガン玉をセット。もちろんワームはネジワーム。で、キャストしてちょこちょこと動かしながら引いてくると、ググン!と魚信。来た来たぁ。沖目で来てるし、この引きの強さはネンブツ君でなくて鰺だね。良かった良かった・・・と巻き上げると、細長い魚がブラーン。正解は20cmくらいのカマス君。その後も、チェイスはするんだけどなかなか乗ってこない。で、水面をハイスピードリトリーブすると、ひったくるようにヒット。同じくらいのカマス君。小型のカマスって、水面をパシャパシャやりながら引いてくると狂ったようにチェイスしてくるから面白い。でも、結局釣れたのはこの2匹だけ。ほんのちょこっとだけという約束だったので娘から「帰ってきなさい」のコール。へいへい。ま、釣れたからいいかな。でも、もうちょっとだけ(^^;結局、最後にランカーサイズのネンブツ君を釣って納竿。江戸の敵は長崎でなく佐世保辺りでとれたんだろうか?(^^;

 最後の悪あがきで何とか魚は釣れたけど・・・。やっぱりメッキを釣りたいなぁ。また今年も通うぞぉ!