2002.07.20〜 芦ノ湖のブラックバス

Report by Taka


濃霧で・・・

 19日、仕事が終わって高速をひた走り、一路実家の有る沼津へ。当初の予定では、渋滞無しで、12:30だったが、結局、東北道、東名をハイペースで12:30着になった。野地さんは知っているが、レインボーブリッジの上でメールをしていられたくらい超渋滞だったのだ。

 次の日朝3:30に従兄弟を迎えに行って箱根を登る。4:15ボート屋に到着して、早速スタンバイをする。濃霧なので、慎重にボートを進めるが、全くの対岸に到着。でも、良い感じなので、バズベイトと、トップでバシバシ叩くが、全く反応が無い。岸沿いに箱根湾を戻り、白浜方面へ。白浜も自分がバズ、従兄弟はトップでビシビシ叩くが全く反応無し。

何を釣りにきたのかって?

 このまま、禁漁区まで流そうとと言うことになり、そのまま岸を叩いていくと、ライズを発見。思わず、というか、トラウトっぽいので、セミルアーにして、てんぷらキャスト!ポッチャーン……バコ!一発で出るが。乗らない。突っついている状態なのが、幾らやってもフッキングしない。従兄弟は、シャロークランクで二本釣り上げ、私は、何とか一本釣り上げただけ。しかし、ここから1時間ちょっとの間このトラウトトップタイムになり、もの凄いバイトを得たが、風が強くボートポジションが不安定というのと、ルアーを置いておく為にスラッグがもの凄く出るために殆ど合わせる事ができないで、えぇぇ…追加無しです。回数的には、20回は越えるバイトを得ました。

 で、何を釣りにきたのかって?マス?バス?どっち??バスなんだよね。プリンス前は強風で無理。九頭竜もダメ。結局深良水門前でなんとか、ラバージグで40cmを一本取っただけ。風は強くなり、キリは取れないままたたける場所が殆どないので、箱根湾に戻り、ボート係留されている湾奥を叩く。此処でもラバージグで40cmを一本追加。二本とも10mラインから引きずり出したため、生け簀の中で腹を上にしている。エアー抜きをやりたいが道具が無い。でも、ちゃんと回復してリリース出来たことを報告します。
で、最終的に、レインボー3本、バス2本という貧果。強風、濃霧にやられた一日だった。

ワームに頼りすぎ

 次の日は、起きたらキリが晴れていなかったために、やむなくオカッパリで狙う。もちろんバリバリのボウズ。バスは2匹見た。ハードルアーでは、全く歯が立たなかった。

 今回の釣行で自分自身バスを釣るときワームに頼りすぎていたということが明らかになった。ローテーション出来ない辛さ、何をやっても単調。そして、釣れなくなると頭の中では、ワームを使った展開を想像してしまう。今考えれば、もっとやれることは沢山あったと思う。バスのレンジを見極め、ジャークベイトで食わせる方法や、同じ引き物のスピナーベイトでも、使い方を変えればもっと間口が広がったであろう。バスイコールワームと言う方程式が最終的に一番バスに出会える方法であると言うことが、良く解った釣行であった。今後、生分解だけでなく、バスが飲んでしまったときに消化出来るワームが出てくることが期待したい。