2003.12.30 竿納めはトラウトだよ〜

Report by Fumio Noji

恒例の竿納めだ

 今年も残すところ、あと2日だけ。12/30は、毎年恒例の竿納めだ。今年も結局トラウトフィッシングに決定。場所は山梨の鹿留だ。以前はホリディロッジ鹿留って名称だったけど、経営が変わってFishOn!鹿留って名前に変わっている。川崎の王禅寺が知られているけれど、あそこと一緒になったんだね。昨年末の鹿留は魚が全然入ってなくて、来年は行かないぞ〜・・・って思っていたんだけど、経営が変わったと聞いて、今年はひょっとしたら・・・と思っての釣行だ。どうやらそう考えていたアングラーが多かったのか、開園前から駐車場はいっぱいだった。みんな考ええいることは同じなんだね。今年は特別アングラーが多かったような気がする。

 さて、入漁券売り場が見当たらないぞ・・・と思ったら、券売所はロッジの中に移設されたらしい。開園の6時を前にして、15分前から入漁券の発売は始まっていたらしい。湖などを見ても、まだ暗いのに釣りを始めている人がたくさんいた。券を購入するアングラーの行列ができていたらしいから、おそらく状況は場所取りで決まってしまうのかなぁ〜・・・と感じられた。我が家も入漁券を購入して、駐車場へ戻って準備を始めた。この頃にはどこも本命と思われる場所はアングラーでいっぱい。結局最初は、下流側のルアー釣り場でやることにした。運良くまだ空いている場所があり、そこでキャストを開始した。


管理釣り場って・・・

 まだ辺りは薄暗いんだけど、6時を過ぎているのでキャストを開始。さっそく2尾ほどヒットさせたけど、まだ修理に出してないボクのリールは、寒い日になるとハンドルが逆転してしまう。ハンドルから手を離した瞬間に逆転して、ニジマスはさよ〜ならぁ〜。こんなことをしばらく繰り返しながらも、数尾をキャッチした。ヒットルアーはエリアスプーン2gの金/オレンジ。スローリーリングだけでヒットしてきた。トラウトの泳いでいる位置より10cm程度の上層を引くのがちょうどいいようだ。しかし後が続かない。それどころか無法者のアングラーが、対岸からこちらの足元(岸に乗るくらい)を狙ってくる。危険極まりない。当然のことながらオマツリ。危険なので注意したけど、なんか分かってるんだか分かってないんだか・・・。毎年のことながら、管理釣り場ってこんなことばかり起きる。

 早々にこの場所に見切りをつけて、今度は上流のルアー釣り場へ移動だ。途中の道は雪がかなり残っていて、凍結によるアイスバーンになっていた。タイヤを交換しておいてよかったなぁ。ノーマルタイヤのままだったら、帰りの下りはとっても危険な状況。それでも平気な顔して通っている人もいたみたいだね。危ないのになぁ。上流に到着すると、やはりそこそこのアングラーが陣取っていた。それでも空いている場所があったので、そこに入り込んでキャストを開始した。まだ朝のうちはスレてないからなのだろうか、あっさりとヒットがいくつか続いた。しかしそれも時間の問題だった・・・。


誰かが川に転落する?


 更にここでも無法者のフライマンが登場。ここでは対岸へ渡るための通路があるんだけど、そこから真横に向かってキャストしてくるんだよなぁ。当然ながら、片っ端からルアーのラインを引きずっていく。自分でやっといて、妙に驚いたような態度をとっていた。これも毎回出会っている嫌なことのひとつだ。通路として確保されている狭い橋なんだから、ここでの釣りをやるのは基本的にマナー違反だ。渡ろうとしている女性や子供も、通りにくくておっかなびっくりだ。そのうち誰かが川に転落するんじゃないかと、本当にヒヤヒヤさせられる。いい大人がこんなことも分からないのだろうか!

 そのうち放流が始まった。放流というか、投げ捨てているような感じだった。「それって魚がキズだらけになるんじゃないの?」って驚くような放流だったのにはビックリ。最近の放流って、こんなもんなのかなぁ。まあいいけどね。10分ほどすると、先ほど放流した黒いニジマスがルアーに反応を始めた。そして他のニジマスもつられるようにルアーへ反応を始めた。この段階で、ツ抜けすることができた。しかしここでまた事件。よほど釣れているのが羨ましいと思ったのか、至るところからルアーがどんどん飛んでくる。当然ながらラインはしっちゃかめっちゃかの状態だ。オマツリだらけで釣りどころじゃない。どうして管理釣り場って、こんなことばかりになっちゃうんだろうなぁ〜。


イワナを追加して・・・

 嫌になって一度休憩をはさみ、コーヒーブレイク。現地合流のケントラウトさんたちに、温かい飲み物のおもてなしを受けた。温まって嬉しいんですよねぇ〜。いつもありがとうございます。体が温まったところで、一気に湖の様子を見に行くことにした。湖にはフライマンが多く、どこも後ろを通過して釣り場へ向かうのが恐ろしい。いつも思うんだけど、そろそろロールキャストだけしかできないように規制するか、王禅寺みたいにルアーとフライの場所を分けるようにした方が安全だと思うんだけどなぁ。やれワーム禁止だのなんだのって規則はたくさんあるんだけど、これをチェックしに見回っている様子は見ないし、危険に対する注意もないんだよねぇ。大変なのは分かるけど、こういった初心者?が多い場所って、ケガやトラブルを未然に防ぐためには、なんらかの対策と行動をしないといけないんじゃないかと思うんだよねぇ。

 湖ではニジマスのほかにイワナを追加して、とりあえず混雑する前の早お昼にすることにした。軽食堂がなくなっちゃったから、ロッジの中にあるレストランへ直行だ。運良くテーブルに空きがあったので、そのまますぐに昼食となった。食事を待っている間にアングラーが続々と入ってきて、待たされている人が随分いた。早めにきて良かったなぁ〜。食事が終わってからは、再び上流のルアー釣り場へと戻ってみた。先ほどと同じ場所へ入ることができたので、ここでしばしノンビリと釣りを続けることにした。午前中とはちょっとばかり反応が異なり、ルアーローテーションで反応するようになってきた。最初はオレンジ系だったけど、アワビ貼りやブラック、グリーンなどのカラーで、ポツポツと釣れ続けた。実際には多くのアングラーが釣っているケースが多いから、現実にカラーローテーションの効果がハッキリ出てくれるときって、ボク自身の体験としては少ないような気がする。


ブラックへのローテーションが再び成立

 そのうち午後の放流が来て、こんどはワリと静かに放流していってくれた。最初はオレンジ系、そしてブラックへのローテーションが再び成立して、最後は一定のレンジをトレースできるパレットスプーンでヒットが続いた。いつの間にか太陽は山の陰となり、わずかに吹いている風がかなり冷たく感じる。アタリも遠のいてきたので、最後は再び湖でということになり、またまた車で移動した。さきほどと同じ場所だけが空いていて、さっそくオレンジで攻める。しかし追ってくるものの、バイトまでには至らない。そしてブラックに変更。するとあっさりヒットしてきた。しかしあとが続かず考えていると、ちょっと薄暗くなり始めてきた。光量不足を感じたので、今度はゴールドにチェンジだ。するとまたあっさりとヒットしてきた。

 このころになると、1日の終わりを駐車場の近くでもある湖で・・・と考える人が多いのか、ずいぶんと混雑してきた。そしてお決まりの、至るところでオマツリ騒ぎ。最後はそこを避けるように水門の方へ移動して、足元のニジマスをスプーンのノジング?で楽しんだ。長かったような短かったような1日だったけれど、まあそれなりに楽しく釣れたから良しとしよう。マナーというか、ごく当たり前のことが普通じゃなくなっている世界のような気分を味わってしまったけれど、いつかは良くなっていくんじゃないかな。少なくとも子供が危険なことをやっていたら、知らん顔しないで声をかけてあげて欲しい。さ〜て、これでボクの2003年の釣りはひと段落。無事に竿納めすることができました。年明けの初釣りは何にしようかなぁ〜。