2004.01.03 初釣りはカサゴで決まり!

Report by Fumio Noji

メインターゲットはカサゴ

 新春の喜びを・・・、な〜んちゃって。皆さん、今年もよろしくお願いします。さっそく今年の初釣りに行ってきちゃいました。年末あたりから釣況が上向いていたカサゴが、ボクの今年初の釣りだ。harukaと一緒に、今年の釣り運勢を占いに、伊豆半島へ出かけてみた。自宅を出発するときは、無風快晴の好天だった。しかし修善寺から土肥の山を越えると、何となく海が波立っているように見えた。周囲の木々を見渡すと、ナント風が吹いているじゃないか。海岸線まで行く頃には、海面の波がよく見える。ウサギが海面に飛び始めていた。風の無い西伊豆で釣りができると思っていたのに、ちょっとがっかりだ。

 先が思いやられるなぁ〜と思いながらも、まずは道路から見えている港へと入っていった。やはり風のうなる音が聞こえている。堤防の外側では波が砕け散り、飛沫がときどき堤防の上を越えてくる。まだ潮位が高いので、この港は風がおさまってからのお楽しみに残しておくことにした。辺りは完全に暗くなり、月明かりが海面を照らしている。さっそく本命の漁港へと車を走らせた。まだちょっと時間が早いので、ひょっとしたら接岸が始まってないかも知れない。だけど潮は下げに向かっているので、潮位のあるうちに勝負をつけたい。

 今回のメインターゲットはカサゴだ。通常だったらボトムを引きずるような釣り方をするんだけど、今回メインで狙おうとしているポイントの数々は、シャローの上側にいるはずの個体を狙える場所だ。水深で表現すると、50cm〜1mくらい。その先は、一気に数mまでドロップオフしている場所を選んでみた。西伊豆のようなリアス式の海岸線には、このような形状の釣り場が至る所にある。そういった意味では、釣り場を探すような苦労は少ない。一般的な根周りや岸壁沿いは既に多くのアングラーに狙われているので、よりプレッシャーの少ない場所を求めると、こういった場所をアップテンポに探ることが、釣果を伸ばすテクニックにもなる。


リーリングでボトムをトレース

 さて、そのような理由から、今回はメバルやアジを狙っているときと同様の、ジグヘッドリグをチョイスした。そしてリーリングでボトムをトレースする方法が、今回のテクニックとなる。まずは様子見でひと通りのエリアを探ってみるものの、まだ時間が早すぎたのか反応はまったくない。しかし更に30分ほど粘ってみると、突然カサゴのアタリが出始めた。そこそこのサイズが釣れ始め、キープサイズも確保できた。しかしharukaにはまったくの無反応。何となくふてくさっているのが良く分かる。ようやく釣り上げたのは、ちょっと大きめのネンブツダイだった。しばらく釣っていると、ボクの方もすぐに反応がなくなった。やはり時間帯が早すぎて、まだ浅いエリアにカサゴが入り込んでいないのだろう。

 このポイントに見切りをつけて、近くのほかのポイントへと移動した。しかしここでも反応はない。この場所の方が遠浅になっているので、先に狙ったポイントよりもカサゴの入り込むタイミングは遅いはず。当たり前といえばそれまでだ。しかしこの傾向こそが、この日の現時点でのパターンを物語っている。すぐに車へ乗り込み、一気に南伊豆へと車を走らせた。南のエリアまで来ると、先ほどの西伊豆のエリアよりも更に風が強い。外海側はかなり濁りが入り、川のように流れている。エギングアングラーがキャストしに来たけど、すぐに諦めて帰っていった。しかしボクの狙うカサゴポイントは、何とか風裏になっている。西伊豆のポイントよりもカケ上がりが近く、水深もあるのが特徴だ。時間が早かったとしても、ここならカケ上がりのエッジを攻めれば反応はくるはず。


釣りやすいポイントを探す


 さっそくシャローのエッジに向かってキャストして、ボトム付近まで沈んだ頃を見計らい、リーリングを開始した。手前は一気に浅くなっているので、途中からロッドをスッと起こすようにしてみた。するとあっさりロッドが絞り込まれ、まずまずのカサゴをキャッチできた。やっぱりまだこの時間帯は、ブレイクの裏側に貼り付いている状態だ。同じような場所を攻め続けると、面白いようにヒットしてくる。ようやくharukaにも、いくつかのカサゴがヒットし始めた。大きいのから小さいのまで、これだけ賑やかに釣れるのは、こういったポイントを責めるアングラーが少ないからだろう。カサゴをリーリングで釣れるようになれば、ポイント選定の選択肢もかなり増えるはずだ。

 しばらく楽しんでいると、ようやくシャローの上側でもヒットするようになってきた。ここで先ほどの西伊豆ポイントへと再び戻ることにした。途中の海も覗いてみたけれど、やっぱり外海側は荒れていて釣りにならない。結局、真っ直ぐ戻って先ほどのポイントに入った。相変わらずここにはアングラーの姿が見えない。穴場なのだろう。シャローを探り始めると、いきなりharukaが良型のカサゴをヒットさせた。しかも調子にのったのか、どんどん釣り上げていく。ボクも負けじと釣り続ける。やっぱり時間帯による、シャローへのカサゴの入り具合次第だったようだ。ちょっとした魚の反応を気にしながら、釣りやすいポイントを探す楽しみまで味わえた。新年早々に、ルアーフィッシングの楽しさを満喫できた夜だった。さぁ〜、今年もバリバリ頑張るぞぉ〜!