探見丸が装備
今日は久々のジギングで出船。船はもちろん福浦港のまるせ丸だ。朝起きると、外はちょっと雲がかかっていた。まさか雨になることはないだろうと思っていたけど、出船してしばらくすると、短い時間にバラバラと雨が落ちてきた。まあ釣りには影響のない程度ですぐに止んでくれたので、レインウエアを着る必要はなかった。あとは徐々に晴れ間が見え始めて、まあまあ穏やかな海で半日をのんびりと過ごすことができた。
この日はトモに場所をとって乗りなと千春船長からの伝言。何でかなぁと思っていたら、出船と同時にすぐ理由が分かった実はまるせ丸にも、シマノの探見丸が装備されたんだ。これを見ながらジギングをやってごらんって話だった。実際に使ってどんなもんかと思っていたけど、正直言ってこれは使える。魚探の見方が分かる人だったら、魚がどのタナを回遊しているかがすぐに分かるので、ジグをフォールしている最中でもタナアワセがしやすい。これで何度かチャンスをモノにしたんだけど、色々な理由でバラシが続き、終わってみれば釣果はたいしたことがなかった。でもこれは毎回使えれば、チャンスをモノにできる確率はかなり高くなるはず。探見丸を持って、まるせ丸に行ってみたらどうかな。ボクは欲しくなってきちゃったな。
ワラサが喰ったけど･･･
さて、肝心の釣りはというと、思ったほどの結果を出すことができなかった。ここ数年は陸っぱりが忙しくて、ジギングとかはまともにやってなかったせいもある。30分もしないうちに指にはマメができて、あっという間に皮がむけてしまった。ここに海水がしみるから痛いのなんのって。まあ何度かやっていれば、そのうおち硬くなって落ち着くんだろうけどね。それでも何とか様になるシャクリにはなっていたと思う･･･たぶん(^^;
最初はワラサを狙ってみるということで、実績の釣り場へと船を向けた。先日はタナも浅かったようだけど、この日は底ベタの反応ばかり。たまにルアーへ反応して上ずるヤツがいるみたいだけど、どうもスイッチがはいてくれないみたい。そのうち70m水深の20mタナで青物らしき反応を確認した。ジグは30mほどにあるはずだったので、一気にロングストロークのスローで誘いをかけてみた。するとゴゴンとアタリがあり、ロッドが絞り込まれてお辞儀したとたんに外れた。その後も同じタナで当たったけれど、どうもノリが悪かった。ジグには歯でついたと思われる傷だけがむなしく残っていた。
メジさん、さようならぁ〜
結局どこの船も今日はよくないとの無線が飛び交う中、朝から気になっていた沖へと船を向けてみた。メジがでているとの情報で、数隻がコマセ釣りをやっている。時既に遅しといった感じだったけど、反応を見ながらジグをシャクリはじめてみた。しばらくするとロッドがズドンと絞り込まれ、おそらく良型のメジと思われる真下への強引な突込みが始まった。走られては止めるの繰り返しをしていると、後方からエサ釣りの船が近づいてきた。ロッドキーパーに保持されたエサ釣りの竿が、こちらに届くのではないかというくらい近づき、「マズイ！」と判断してドラグを締めこんだ。隣の船に絡まってはあとが面倒と思い、強引に浮かせにかかった。徐々に浮き上がってきたものの、結局は口が「ブチッ！」と切れる感触でバラシ。とても残念な1尾だった。釣れ始めると船団になっちゃうから、どうしてもこういったことも起きちゃうんだよね。みんな自分も釣りたいだろうから。
その後はコマセにはボチボチとアタリがあるものの、ルアーへの反応はなくなってしまった。このときも探見丸は効果を見せてくれて、反応の出ていたタナをすぐに狙うことができた。船は再び陸へ向けて走り出し、相変わらず釣れてないワラサ場へと戻った。状況は芳しくないようなので、そのまま更に浅場へと移動してみる。ここでようやくヒットして抜き上げたのは、25cmほどのサバ。群れが回遊していたようで、いくつかが立て続けにヒットした。そして40cmほどの太ったマルソウダも釣れて、気持ちはちょっとだけ盛り上がり始めていた。しかしその後の反応はいまひとつで、再び別の釣り場へと移動した。ここではボトムから5mほどのところに、青物らしき反応が出ていた。90gのｱｲﾙﾒﾀﾙTBを一気に沈めてジギングを開始。5シャクリ程度ですぐにヒットした。
ようやくイナダでひと安心
思ったほどのサイズではなかったけれど、40cmほどのイナダが上がってきた。先ほどの沖でのバラシがあるので、今度は慎重にやり取りをした。しばらくやってないと、どうも雑になってバラシが多くな流の画ボクの悪い癖。魚をヒットさせるまでに楽しみを感じているから、かけてからがどうしても雑になってしまう。分かっているんだけどね。まあ今日の本命はワラサとイナダだって聞かされていたから、とりあえず本命ということでひと安心。明日はきっと、いい日になるでしょう！(^^)
