水がない！
台風の影響で海がひどい状況だから、取材の予定をパスして気分転換にでかけてみた。場所は昨シーズン（と言っても、春まで遊んでいた）にワカサギを楽しんだ丹沢湖だ。冬から春先にかけての場所ってイメージがあるけれど、ドライブがてら午前中に自宅を出発。途中のR246で横に見えている酒匂川水系は、とんでもなく濁っている。しかも水量がとっても多い。案の定、河内川の合流が見えてくると、ダム放流中の表示が出ていた。湖畔まで行ってみると、やっぱりダムの放水によって水が極端に減水していた。
まずは玄倉方向へ車を走らせたが、予想通り湖底が見えている。下に降りてルアーをキャストしている人もいて、ここでの風物詩である橋からのワカサギ釣りは不可能だ。そのまま湖畔を走り、今度は中川の流れ込み方面の様子をチェックした。ここも岸が見えているけれど、水深があるので釣りはできそうだ。世附は川になっているのが想像できるので、この場所で釣りを始めてみることにした。橋の上には何人かが既に釣りを始めていて、ポツポツと釣り上げているのが見える。
とりあえずシーズン開幕！
さっそくタックルをセットして釣り始めたけど、いっこうに何の反応もない。ここって物凄く深いんだよねぇ〜。周囲の状況を見ていると、どうやら水面付近を探っているようだ。こちらも仕掛けを水面直下で止めて、そこで静かに回遊を待つことにした。しかしそれでもアタリがこない。更に周囲をチェックすると、使っているエサが赤ムシのようだ。こっちはいつもの紅サシなんだけど、やっぱり濁っているときは赤ムシが有利みたいな気がする。まあ手持ちがないので、仕方なく紅サシで頑張ってみることにした。
しばらく我慢していると、小さなアタリがきた。かなり集中していないと分からないような、とっても小さなアタリだ。そのままリールを巻いてくると、仕掛けには小さなワカサギは2尾ぶらさがっていた。そしてまた反応がなくなった。こんな調子で忘れた頃にアタリがきて、ちょっとだけ今シーズン初のワカサギ釣りを楽しむことができた。こんな湖の状況からなのか、回遊ルートも決まっているみたいで、釣れている場所はかなり限定されていた。まあシーズンは始まったばかり。これから時間を見つけて、ちょくちょく遊びに行くぞ〜！(^^)
