最終ウェポンはワーム
今回は社内旅行(宴会のみ)にかこつけてて、2年ぶり(といっても沼津〜土肥しか知らない)の伊豆遠征です。東伊豆なんて10年ぶりくらい。そんな訳で野地さんから情報を頂いてのチャレンジです。
当日は午後からのはずだった仕事が午前に変更となり、これは好都合とばかりに午後休で、一路下田を目指しました。しかし、やっぱり遠いですね〜。さしたる渋滞が無いのに4時間ほど掛りました。
早速に道から見えた港を覗きに行くと・・・、夜釣禁止の表示。ここも、つぎも、あれまた・・・。結局マズメ浪人で下田の観光船乗り場。
明かり回りを見てみましたが何も居ません。千葉だったらベイトがうようよ居るはずのシチュエーションなんですけどね・・・。数ヶ所明るい港を見ての成果は濁り強しという事実。しかたないからスタート地点に戻りつつ、シーバスなら釣れるかも?と思っていたら、街灯が照る橋に遭遇。覗いてみると・・・、フッコクラスが捕食してます。野地さんの忠告を忘れ粘ったのは言うまでもありません。苦労の末ミノーで掛けたのですがお約束のバラシ。最終ウェポンはワーム。これでようやく御用にしたのはなんとメッキ。2匹あげたところで寝る事にしました。
うじゃうじゃだなんて・・・
野地さんから来て頂けるとのメールが来ていましたので、スタート地点に戻り爆睡。アラームが鳴り目覚めると、横には野地さんの車が有りました。
さぁてお待ちかねのレッスンスタートです。まずは魚の有無の確認で、別々の場所でスタート。しばらくでチェイスが有り、やる気スイッチが入った所で野地さんからおいでコール。うじゃうじゃだなんて言われて投げると・・・追うもののヒットしません。
T:もしかしてスナップ付けてない?
S:極小ですが付けてます
T:頭が下がるから付けない方がいいよ
T:それからトィッチはリールを止めないでね
S:そうなんだ〜、小さな違いで結果に大きな差が出てしまうんですね〜
ぎこちない新ワザも、しばらくするとリズム良く出来る事も有る様になり、そんな時は決まってヒットするんです。そりゃもう楽しくって夢中です。
T:さそさん粘りすぎ
S:ついつい・・・
T:スレさせなければ後で戻ってまた釣る事も出来るんだよ
S:そっか〜、先で爆釣が有るかもしれないが、状況次第では戻るパターンも有りますね
T:そうそう。粘るよりも活性が高い個体を拾って歩く方が結果的にいいんだよ
ルアーの色は?
結構テンポ良くポイントをまわりますが、野地さん曰くはそれでも遅めとか・・・。相変わらずのリズムの悪さもちょっとはマシになって来て、チェイスも増加ですがバイトに持ち込めません。
T:ところでルアーの色は?
アイルSRの鮎カラーだね
S:過去にいい思いを沢山してるんです
T:ちょっと濁りも有るし赤金がいいんじゃないかな?
カラーチェンジでみるみる釣果はアップです。調子に乗って来ると、安定したかに思えた巻きが合わなくなって来た様です 。
T:さそさん、リール巻くの早すぎ
S:この手の魚は早い方が反応がいいんじゃないんですか?
T:早すぎると追い付けなくなるんだよ
重要なのは喰わせの間だね
S:誤認識ですね
T:動かし続ける事が大事なんだ
あっさりヒット、またヒット!
だんだん体と頭のレベルが揃ってきました。サービスショットの場所ではパクパク君とスイスイ君違いや、群れに紛れ込んだスパイの様な個体の存在も確認出来ました
。
T:リトリーブを始める前に一発バシッと叩くといいよ
S:ムックに書いて有りましたね
T:近くに居ればそれだけでヒットするよ
2人同時にヒット(僕がヒットさせた野地さんに引っ掛けたと思った)も有り絶好調。
もう行かなくていいの?と時間を気にしてくれる野地さんに、もうちょいだと引っ張ります。何って鳥の動きが気になったんです。ビーサン+ジャージなので、浜から立ち込みで狙うとあっさりヒット。またヒット。調子に乗り過ぎてラインブレイク。お〜まいストゥープ!ドラグを使えば良かった・・・。
干物は絶品!
こうして楽しいメッキ教室は閉会となりました。
宴会場に着くともうしっかり出来上がっている人達が・・・。すぐにバケツのフタと折りたたみナイフで調理開始。20匹刺身にして大好評!もう疲れました・・・。と、いいつつ二次会まで制覇。
そして無事帰宅して残りの調理。刺身と野地さんお奨めの干物にしました。結局40匹捌きました。干物は絶品です。塩水に浸けて水分をキッチンペーパーで取り、ザルに乗せて冷蔵庫に3時間(だそうです)。
忘れないうちにまたメッキに行かなきゃ!でした 。