LTにオレ金ストゥープ
今回はカツさんと、仲良く休暇を取って伊豆遠征です。思いや情報で行く前にCPUはメモリーオーバーとなり、結局は毎度の行き当たりばったりとなったお話しであります。
夢を乗せた車は、沼津を目指して高速をひた走ります。お約束に従い相棒は夢の中・・・。国道を走り、まずは西伊豆へと向かったのでした。途中でコンビニに寄り、食料も仕込み意気揚々と海についたのでした。
まずは様子見がてら、LTにオレ金ストゥープで堤防の内側から順に探り、先端を回り中程まで来た所でドラグがジッ!(3ポンドなので緩くしてます)
心地良い引きで上がって来たのはギンガメ君でした。
S:来たよ〜。
K:・・・。
カツさんは遥か彼方・・・。ベイトも居ないしナブラも立たない、静かな海でした。その後が続かず次へ移動です。
上がって来たのはセイゴ君
山を越えて、まず目に入った川に思わずハンドルを切る自分は、かなりやられて来ていると確信が持てます・・・。ちょっと浅い感じでしたが、まずはチエック。答えは直ぐに出ました。が、上がって来たのはセイゴ君。今度は堤防へ移動すると謎の陰がっ・・・。3度目の正直でヒットしたの、はなかなかサイズのクサフグでした。
K:イカがいっぱいいるよ。
S:マジ?道具替えちゃうかっ!
車に戻り86エボに持ち替えたカツさんを待っていたのは・・・ダツ。ウツボの次に怖いっす。イカは沢山居るものの、かなりスレていて強敵です。悔しいので粘って1杯掛けましたが、時間の無駄なので終了。
次に入った港では、若干濁りも有り期待したものの、ムツらしき陰がスリットからチェイスしたのみで不発。少し走るとまた川を発見したので、入ってみると・・・魚がいっぱい見え気分はいきなりレッドゾーン。
S:沢山いるぜっ。
K:・・・。
既にサーフで水に浸っていました。
財布が無い!
早速トゥイッチするとバイトするものの・・・。何度か繰り返していると、その姿はセイゴである事が解りました。お腹も空いたので、コンビニに行く事にして荷物を整理していたら・・・。
S:財布が無い!
K:どこかで落とした?戻る?
よくよく記憶をたどると・・・。コンビニで買い物した後でトイレに行って・・・。あわててナビでコンビニ検索。なんと電話番号まで出るんです!
早速電話すると、発見の朗報に急いで車を走らせました。無事に回収出来ましたが現金は消失し嫁さんに『しっかりして下さい・・・』のコメントでダブルパンチ。これで運を使い果たしたのかもしれません。
中伊豆まで戻ってしまったので、このまま南伊豆まで行く事にしました。ショックと疲労に打ちのめされ、深い眠りへと落ちて行きました。
S:どこ?
K:よくまあ、あんな山道で寝れたね〜もう海よ。
メッキロード再開
気分一新でメッキロード再開です。が、やはり反応が無いんです。確かにどこもベイトの姿も無く、気配がしないんです。諦め始めた所で、カツさんはシンキングを使ったそうです。ようやくメッキに再会ですが、後が続かないので移動は続きます。
外海がちょっと荒れぎみですので、港内を攻めていましたが、群れでなく居残りみたいな感じでした。ようやくお互いに1匹ずつ同じ場所で掛けれた時には、もう日暮れ時。外灯に明かりがともると、ルアーに反応が戻りました。ストゥープからライブベイトに替えて、底近くで掛けたのは22センチのムツ。2匹目を狙ったカツさんのワームにはアジ(どちらも単発)。こうして冴えないランガン第1幕の幕が閉じたのでした。
S:反応無くなったしどおする?
K:雨が降りだす前にまわるる?
今度は明るい港を求めて徘徊。そんな2人を待っていたのは、金魚軍団とミニマム級(5〜10センチ)のカサゴ君。いつしか降りだした雨は豪雨へと変わり、コンビニへと僕達をいざなったのでした(折角夜メッキ情報を頂きながら・・・手のヒラアジさんごめんなさい・・・爆睡しちゃいました)。
サーフに出てみましょう
アラームで目を覚ますと雨は止んでおり、野地さんから西伊豆に向かったとのメールが届いておりました。ランガンをしながら徐々に西へ向かいますが、冬の様に澄んだ海には生き物はいないかのごとく静かです。
S:露天風呂って看板あるよ。
K:見てみる?
そこには無人の露天風呂が有りました。熱くて手足がビリビリしましたが、サッパリして気分はスッキリ!改めて移動した先で、野地さんと合流となりました。
N:これより西に進んでも海は悪いよ。
S:今日はダツ以外に相手をしてくれません。
N:キスの取材したら昨日の実績場に行ってみる?
温泉で疲れが出たのか、頭痛でダウンしている間に、カツさんはメッキ追跡に出ていた様です。しかし、川の中でチビ軍団にからかわれただけとか。
N:雨の影響で大きいのは沖に出たんでしょう。
一気に実績場に移動する事になりました。そこで一行を待っていたのは・・・・居ないという事実。
N:本当に居ませんね〜。
S:なんですよ〜。
N:サーフに出てみましょう。
流石です!堤防から離れたサーフにはメッキがちゃんと回遊しており、ボツボツながら全員がキャッチする事が出来たのです。残念ながら日没を迎え、反応が消えてしまいました。
ミニマム
日没後はムツの再現に期待しましたが・・・昨晩よりも魚が居ない気が・・・。でも金魚は裏切りません。律儀なものです。
N:戻りながらカサゴでもやってみますか?
しかし!やはり来るのはミニマムと金魚だけ。
(S:僕達のウデが悪いだけじゃなかった ホッ。)
変な安心感に浸ります。
やはり雨で急に水温が下がったんでしょうか・・・。自然が相手なので、答えは?残念ながら、遠征は有終の美とはいきませんでした。
S:ん?どこ?
K:御殿場から微動だにしないし、イビキも無いから死んでるかと思ったよ。
知らぬ間に千葉に着いており、カツさんに感謝!次の日は終日寝て終わり、嫁さんの機嫌が更に下降したのは言うまでも有りません。ちなみに体力派(過去か?)のカツさんは、風邪をこじらせて寝込んでしまった様です。年甲斐も無く無茶しちゃいました。