2005.10.25〜26 サーフで良型メッキ連発


Report by KO


30cmのマサバ

 今回は事前情報ではメッキは厳しいという情報でしたが、約1ヶ月釣りしてないし、とりあえず行ける時に行っとけということで行ってみました。

 4時ごろに西伊豆に到着し、ちょっと夜メッキ狙い。数投後ヒットもすぐバレる。次のキャストでまたヒット。釣れたのはメッキではなく、夜セイゴだった。って普通か(^^; 次もヒットもまたバレ。そのうち反応はするものの食わなくなったので移動。

 いつもの場所で性懲りもなくタチウオ狙い。やっぱりダメ。しかし、青物はいいのか、場所取りの道具が並んでいる。5時半ぐらいになり、だいぶ明るくなった頃、餌釣り師がぞろぞろと7〜8人やって来ていっせいに釣り開始。

 間もなく、1匹目が上がる。それを見てこちらも青物狙いにチェンジ。周りがパタパタとヒットした時にこちらにもヒット。が、すぐバレ。その後少しまったり。また周りでパタパタと釣り上がった時にこちらにもヒット。上がって来たのは30cmのマサバだった。周りで話してるのを聞くと脂はあまり無いらしいのでリリース。その後、餌ではポツポツ上がるものの、ジグには反応しなくなったので移動。堤防脇でメッキを狙おうと思ったが、引き過ぎてダメなので次へ。情報にもあり、また、時期的にも港内は厳しそうなので、今回は堤防の外側とサーフをメインに回る事にしていた。

GTフィッシング

 次に行ったのはいつもはあまり行かない石積み堤防。ここで探っていると、角の辺りまで来た時、ヒット。水中で銀色の魚体が反転。「よし、いた!」と喜んだのも束の間、バレる。がっかり。ま、狙いは悪くなかったということで納得。しかし、その後は反応無く、河口に移動。こちらのサーフと堤防では反応無し。少し移動して堤防付根の地磯を狙う。反応は無かったが、はるか沖でかなり大規模なボイルが出ている。あれがメッキならいったい何匹の群れなんだろうか・・・指を咥えて見てるだけ。

 移動してダツの多いサーフへ。ここはダツが多く、前にミノーを2個持っていかれてるので、それ以来あまり来ていない。それからはリーダーにフロロ3号を30cmほど付けている。動きが多少悪くなるのは仕方無い。

 ここに来てみるとかなりうねりが有り、濁りも出ている。朝から吹いていた西風の影響だろう。とりあえずどうかなと思いながらやって行くとヒット。と、ピョ〜ンと細長い魚体が。やはりダツだった。まあ、サイズはそこそこあったので面白いが、いつ切られるかとヒヤヒヤする。

 風が正面から吹かれるとやはり5cmのミノーではきつい。メタルジグにして飛距離を稼ぎながらやってみるとヒット。またダツが来た〜と思っていたが、結構引きが強い。手前まで来た時にメッキだと分かる。急に慎重にやろうとしたらまたバラシ。

 メッキがいたのが分かったのでミノーに替えてやり、2度バイトが有ったがやはり飛距離が出ない。1度食ったんだからとまたメタルジグに戻してやっていると、後方の海面が盛り上がる。ジグを浮かせぎみにしてトゥイッチを増やすと、ガボッ、ガボッと出る。「食え、食え、よし、食った〜!」と、GTフィッシングのような乗りでヒット。ようやくキャッチしたのは22cmのメッキ。トップが良さそうなのでペンシルにしたらまたヒット。しかし波打ち際でバラシ。その後反応が悪くなったのでまたジグに戻す。

 ジグを海面で跳ねさせる様に巻いてくると面白いようにアタックして来る。この時ジグを巻くのはBBSのやり取りを参考にして自分でイメージしてみた。浮かせたいからあまりゆっくりには出来ないので、1秒に1回転ぐらいにし、その間ひたすらトゥイッチ、というか竿を振り続ける。まるで新体操のリボンみたいだなあ・・・(^^; その後22〜24.5cmを3匹追加して移動。

22〜25cmを7匹

 次のサーフはさらにうねりも濁りも強い。やり始めるとしばらく反応は無かった。しかし、川は澄んでいるので河口周辺はあまり濁っていない。移動して行くとだんだん濁りが薄れて行き、ささ濁りよりも少し強いぐらいの濁りの所に来た時、ようやくヒットした。その後は連発。22〜25cmをここで7匹釣ることができたが、河口周辺の澄んだ所では反応は無かった。

 ここで狙いをサーフ(できれば濁り)に絞り、南下。小さいサーフでちょっとやったがダツのみなので移動。南伊豆へ。堤防脇のサーフに行くとサーフの沖の方でかなりボイルしている。かなりいい感じだ。たまに手前に来た時にジグやミノーを投げるが全く無視。ベイトを追うのに夢中でルアーの相手をする暇は無いらしい。これが獲れるようになるといいんだけどな〜。

 夕マヅメになったので回遊から帰って来たメッキがいないかと濁りのある港内のスロープを狙う。21cmが1匹ヒットしたがそれっきりだった。居付きかな。

 最後にもう1つの港に行ってやり始めたところで日没終了。暗くなったらスミイカをやろうと思っていたが、ここまで不眠でやって来たのでもう無理。そのまま寝てしまった。 

スミイカポイントに移動して・・・

 翌日は暗いうちに起きてしまった(当たり前か)のでちょっと夜メッキを探してみたが見つからず。スミイカポイントに移動して5時ぐらいから釣り開始。この日は東北東からの風が強くエギングはやりにくかったが、明るくなって来ると弱まって来たのでそのまま続けていると5時半ぐらいに最初の1杯。その後30分おきぐらいに2杯釣ったが、まだ小さいものの今年のスミイカは去年よりは楽しめそうだ。今シーズン初なので200gぐらいのを2杯キープ。

 この後は東のサーフを見てみたが、濁りは無いが、うねりが有りすぎ。少しやって南に移動。サーフ脇の堤防でメッキ&ちょい投げと思っていたが、サーフがいい感じに濁っていたのでサーフでやってみたが反応無し。そのまま堤防へ。ここは風がほとんど向かい風になり、うねりもかなりあるので厳しそう。とりあえずちょい投げをするが、沖の方でたまにボイルしている。目の前でボイルした時にジグを投げたがやはりダメ。反応も無いし、風でやりずらいので移動。

 河口でメッキを狙おうとしたら、先行が2組も。やっぱりこの時期はメッキが見つけにくくなるから河口に人が集まるんだよな〜、自分もだけど(^^; メッキを諦め、ハゼを狙いに行く。しかし、ポイントは合ってるはずなんだけど、全然反応が無い。30分ほどで諦め、サーフがある港をちょっと見てから西へ。

昨日の興奮が再び!

 昨日良かったポイントに着くと、うねりがだいぶ落ちていて、濁りも取れている。ちょっときついかなと思ったが、サーフまで行くといい感じにささ濁りになっている。やり始めると間もなくヒット。今日は追い風なのでミノーでやっていたが、3匹釣るとやはりトップでやりたくなり、ペンシルに。

 すると昨日の興奮が再び。しかも、この日はさらに凄い。何度ミスバイトしても追って来て食って行く。上げてみるとルアーの半分が口の中にあるケースも多かった。それほど活性が高かったようだ。興奮の2時間を過し、ここだけで16匹。1匹が19cmだった以外は全部21cm以上でこの日の最大は24cmだった。おまけで24cmのコトヒキとダツ。

 15:00にいつものポイントでちょい投げ。しかし、釣れるのはピンギスばかり。良くて14cm。このまま日没までやろうと思っていたけど昨日のもう1つのポイントが気になりだし、1時間もやらずに移動。昨日4匹釣ったポイントに着いたが、うねりも濁りも無くなっていて反応無し。唯一反応があったのはやはりダツ。チェイスが見えた所で慌てて回収。

 ここで昨日の石積み堤防隣のサーフが同じような様子だったのを思い出し、最後の30分をかける。着いてみると予想外にうねりも濁りもない。外したかと思いながらもやっていると、後方が盛り上がり、チェイスして来てヒット。しかし、メッキらしい走りが無い。重く、モクモクとした引き。もしかしてソゲ?(たしか野地さんもここでソゲを釣っていたような・・・)上げてみたら23cmのメッキの腹にスレ掛かり。どうりで・・・。その後も何回か出たもののヒットせず。こうして日没終了となった。

 今回は風で濁りが出ていたこともあり、パターンがはまり、自分としては思いがけない釣果となりましたが、今後はもっと難しくなるでしょうし、運に左右されないような技術を身に着けたいところです(^^)