2006.01.02〜03 大満足の釣り初め


Report by  ぱわぁほ〜る


鬼が笑ってたかな?

 皆さん、あけましておめでとうございます。こんな挨拶もそこそこに気分は初釣りに飛んでいませんか?おいらは飛びまくっていました。去年から(^^;

 その理由はと言うと、元旦早々の短期独身週間が確定していたからです。子供が成長すると、親の都合だけで里帰りというわけにも行かず、親と子供の休みを合わせないと・・・という状況になりますよね。で、飛行機代の安いタイミングとも合わせないといけない(^^;ということから嫁と子供は元旦早々里帰りとなりました。

 年始の予定が確定すれば、後は釣りまくるだけ。で、最近ご無沙汰している相棒Yに連絡を取り、元旦早々の釣り初めを計画していましたが、都合が悪くなりキャンセル。天気状況はと言うと、翌日の方が良さそうということで2日に出撃変更。外房でアジングをするので、手のヒラアジさん、さそさんたちに『出撃宣言』をする。


1月2日

 さて、年も明け、無事に嫁と娘は里帰り。でもなんか天気が良くない。2日に起きてみると、なんと雨が降っている。さそさんも出撃されると言うことで、後ほど合流させてもらえるようお願いし、昼過ぎにのうのうと出発。内房ルートは渋滞が凄いとの連絡を受け、アクアラインを過ぎた後そのまま山越えで外房方面へ。途中ナビがあるのに道に迷いながら日没前にさそさんお勧めポイントへ到着。ウチのナビはアクアラインがないからなぁ・・・(駄

 まだ明るかったのでそこでは反応がなく、車に戻る頃に手のヒラアジさんが近くのポイントに到着するとの連絡を受ける。なら、そちらに・・・と移動して合流。合流したところは潮が上げすぎて攻めるのが厳しいということで移動。

 最初に入ったポイントであっさりとヒラセイゴをゲット。食べるのに手頃なサイズということと、今年初めての獲物ということでありがたくキープ。手のヒラアジさんもヒラセイゴをゲット。おいらもその後ヒラセイゴをゲットするが、小さいのでリリース。そこでは、ヒラセイゴしかいないようなので次の場所へ移動。

 次に向かったポイントは、10日ほど前にセイゴがそこそこ遊んでくれたポイント。ところが、今回はサイズこそ小振りながらアジの反応がすこぶる良い。手のヒラアジさんは、おいらの足下付近からアジをワンキャストワンヒットで釣り上げ、あっという間に小さめのクーラーボックスを一杯にした(^^; その間、おいらはと言うと、同じ場所を攻めているにもかかわらずなかなか追加できない状況だった。コース、レンジ、ルアー・・・何かがマッチしてなかったのかな?さすがに、いつまでも遊んでいると反応が悪くなってきたので移動。カツさんが後から来たそうなので合流することに。

 カツさんと合流したポイントではピンポイントで反応があるらしく、おいらはそこそこサイズを飽きない程度にかけ続けていたが、お二人はあまり反応が良くなかったらしい。もう少し大きいサイズを狙おうということで、移動。

 次に入ったポイントでもあまり反応が良くなく移動。2日ほど前に大アジが出たというポイントへ向かう。時間はそろそろ干潮。時間的に厳しいかも?ということだけど、はたして?

 少し移動して大アジポイントへ到着。そこでは先行者が一人黙々とキャストしていた。海の状況を見ると、潮が引いていてなかなか厳しそう。先行者の方に聞いてみると、状況は悪くはないが・・・というところ。なんと!その人こそ、数日前に大アジを釣ったご本人。ご一緒させてもらい、キャストすると早速ヒット。今までで一番いいサイズのアジをゲット。

ところが、潮の状況かこの後が続かず、港の中を少しずつ移動しながら叩いていくが、ショートバイトはあるものの・・・というところ。

 堤防先端にいたカツさんに状況を聞くと、外側のテトラで大きいのをかけたけど、抜き上げられずに落としたとのこと。しかもたくさん!その話を聞いてみんなで外側を攻めるが時すでに遅し。このポイントで抜き上げは確かに厳しいかもね。

 干潮で反応も悪くなり、寒くもなったのでここでひとまず休憩。食事を取り、釣り談義をしているところにさそさんも合流。さそさんは雨と風の強い中ちょい投げでキスを多数釣ったとのこと。食事も済ませたところで手のヒラアジさんとはここでお別れ。ありがとうございました。

1月3日深夜〜早朝

 食事の後は手のヒラアジさんのワンキャストワンヒットポイントまで何カ所か叩きながら移動。2カ所目でとんでもないことが起こった。10日前にもなかなか良かったポイントに3人で入る。隣に入ったさそさんにすぐに魚信があった。

 『ほい来た』と余裕綽々で合わせるさそさん。次の瞬間、すぐ足下の水面が割れた。バシャバシャ!!とエラ洗い。それもかなりのサイズ。タックルは当然アジ用タックル。あっという間にラインが出される。エラ洗いをしたシーバスを見たときには60cmくらい?という感じ。上げられるかな?と見ていると、なんどかラインを出されながらもあっさりと寄せてきた。スロープをズリ上げ、最後には蹴り上げて無事ランディング成功!手尺で70前後の立派なシ−バス。

 5分程度で、特に伸される様子もなく上げたさそさんに尊敬の眼差しを向けるぱわぁ。『LTは溜めるだけで寄ってくるんですよ・・・』と謙遜するさそさん。LTも凄いけど、全く慌てる様子もなくやりとりしたさそさんも流石です!おいら、三浦のもう2度と行けないだろうメバルポイントで同じような状況の時あっさり切られてるもんなぁ・・・。

 その後、アジの反応があまり良くないので(カツさんはさそさんがシーバスと格闘する横でポンポンアジを釣っていたけど)ワンキャストワンヒットポイントへ移動。しかし、一度潮が引いただけで状況は一変。ほんのちょっと釣れただけであまり良くはなかった。

 そろそろ満潮&夜明けの時間。攻められるポイントもあと1つくらい?ということで最後に選んだポイントは手のヒラアジさん&カツさんと合流したポイント。潮が満ちてきているので、鉄板ポイントはなかなか攻め辛くなっている。が、ここが最後と思うと何とか数を伸ばそうと必死に叩く。2匹ほど連続で釣れた後、日も昇ったからか反応もなくなり、横にいたはずのカツさんの姿も見えなくなっていたので不安になり車に戻る。カツさんも戻っていた。

 あれ?さそさんは??と見ると、さっきおいらが攻めていたポイント付近にいる。まだ頑張ってるよ〜。タフだなぁ・・・。

 しばらくして、戻ってくるなり『やったよー』と言うさそさん。クーラーボックスにはいいサイズのワカシが入ってる。いや、大アジだ!おいらの攻めてたポイントの下から出たらしい。しかも2本も!!参りました。第2ラウンドはさそさんの一人勝ち!!

 大満足で帰る準備をする。そんな中、お二人から前日さそさんがキスを釣ったポイントの話を聞かされる。えー。別に今日の予定はないしー。今夜中に帰れば明日のドームへの初詣(?)には問題ないしー。て事で居残り決定(爆)

 お二人は帰られるということでここでお別れ。本当にありがとうございました。

1月3日昼頃

 お二人と別れた後、さすがに電池切れを起こし近所の漁港に車を止めて仮眠を取る。しっかりと3時間以上も(^^;

 携帯にメールが入っていて、山道は雪が積もっていて怖かったという情報。あのとき帰ってなくて良かった(^^; さて、お勧めのちょい投げポイントまでは1時間ちょっとかな?と車を走らせると・・・渋滞&渋滞。しかも、予報通り風は強くなっている。海はうねりが入り始め、ウサギも跳ね始めていた。途中の釣具屋でロストしまくったジグヘッドの補充をして移動継続。目論見よりも倍近くかかってポイントへ到着。港の中にまでうねりが入っていて、釣りができるかちょっと不安。港の上の釣具屋で餌を買おうと思ったら・・・寝坊して仕入れが間に合わなかったとかでおばあちゃん平謝り(^^; さっき買っておけば良かったよー!

 さぁ、餌屋を探せ!!と走ること15分。やっと餌を買ってポイントに戻る。と思ったんだけど、途中で道から見えた気になるポイントがあったのでそこに立ち寄ってみる。そこは、お勧めポイントほどうねりの影響もなく見えた。

 港に降りてみると、うねりと風の影響はそれなりにある。地元のおばあちゃんたちが猫に餌をやっていた。話しかけるとここが一番釣れるとか言うので(^^;その言葉を信じて少しやってみることに。
 数投後、ロッドティップにククッと魚信が出る。ここからさらに入ることを待つが、その先がない。さびきながら手元まで巻き、もう一度同じ場所に投入。やはり反応はあるが最後まで食い込まない。結局、そのポイントではそんな感じの反応だけで終わり、お勧めポイントへ移動を決意。風は少し弱くなってきている。

 お勧めポイントに戻ると、時間は3時を過ぎている。できるのは長くても2時間かな?急いで準備してキャストする。すると、着底してすぐに、ココッと魚信がある。しかし、その後がまた来ない。少しさびくと、またココッと魚信。でもその先が又ない。そんなことを繰り返し、足下付近まで来たときにココココッとさっきよりは長い反応。でも、まだ食い込んだような感じでもない・・・けど、合わせてみる。クンッ!重みが加わり、フッキング成功。あがってきたのは12cm程度の紛れもないシロギスちゃん。

 一度のキャストで何度も反応があるなんて、かなり魚影が濃いのかな?それとも釣れあがったシロギスがしつこく追ってきたのかな?何にしても、これでボウズ回避。その数頭後にさらに小さいシロギスを追加。さそさんに報告メールを送る。『ちっちゃいよー』

 その直後、着底と同時にロッドがギュンッ!と絞り込まれた。あがってきたのはなかなかのサイズのシロギス。20cmオーバー。このサイズが釣れると嬉しいね。お刺身お刺身♪

 隣では、家族連れが入って下の方からアジをポツポツと釣り上げはじめた。でも、タナゴのが多い感じかな?辺りも暗くなってきて、そろそろアジねらいに変えようかな・・・と思った頃に、足下でベイトが何かに突き上げられた。おそらくセイゴが追いかけ回してるのかな?とあまり気にしてなかったのだが、次の瞬間、60前後のシーバスの姿を目撃!ちょい投げタックルをクーラーに立てかけ、慌ててシーバスタックルを用意する。2・3カ所でシーバスがボイルしている。その付近をめがけてミノーを投げるが反応がない。たまに、セイゴサイズのチェイスがあるだけ。

 ありゃりゃと思っていると、置き竿にしていたロッドのティップがグングン引き込まれた。急いで持ち上げると、プルプルと小気味いい引き。上がってきたのは先程までとは行かないけど、いいサイズのシロギスちゃん。でも、針を飲んでいるのでハリスを切るしかなく、しかも暗くなってきてるので仕掛けを作り直すのがつらい。結局、別の仕掛けをつけ直してまたまた置き竿にして、シーバス狙い続行。一度だけ、足下まで引いてきたミノーにセイゴがアタックしたが、それ以外のシーバスからの反応はなし。その間に、置き竿にはもう一匹のシロギスがかかってきた。

 潔く(?)シーバスを諦め、ちょい投げを継続するが流石に真っ暗になり反応もなくなったので、アジ狙いに変更。キャスト毎にショートバイトはあるが、なんだかアジではない様子。どちらかというと、ベイトの群れに当たったり、たまに食いついてきてるような感じ。やっとティップに乗る魚信が出、上げてみるとお目々ウルウルのウルメちゃん。シーバスが追いかけてるのはこいつだったのね?

 投げども投げどもショートバイトばかりでアジからの反応はなし。もちろん、上から下までくまなく探った・・・筈(^^; なので前夜にいいサイズが上がったポイントまで、途中目についた港を叩きながら移動する。結局、その後おいらのロッドにアジがかかることはなく、寒さと空腹とで電池切れ。二日間の釣りを終了とした

今年も釣るぞぉ〜!

 今回は手のヒラアジさん、カツさん、さそさんにいろいろとお世話になりました。お勧めのポイントに連れて行ってもらうだけでなく、そこの攻め方まで細かくレクチャーしていただいたおかげで、大満足な結果となりました。改めて、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 家に帰り、持ち帰った獲物を数えると、ヒラセイゴ×1、アジ×28、シロギス×6という大漁でした。今年は釣り初めから大満足!最高に楽しい釣りができました。・・・え?今年の釣り運全部使い切ったんだよって?そんな訳あるかい!さぁ、今年も釣りまくるぞぉ〜!!