イシモチどうだ?
今回は常磐方面でイシモチ(ニベ)狙いです。常磐方面はイシモチの魚影が濃いので有名ですが、イシモチが釣りたい(食べたい)という兄のリクエストに応えて、イシモチ狙いっで行ってみました。5月後半から6月頭まではかなり良かったものの、最近はポツポツ程度ということでしたが・・・。
金曜日に兄から天気が持ちそうなのでイシモチどうだ?というメールが入っていたので急遽行くことに。常磐といっても今回はそれほど遠くまで行く気は無いので、茨城県央方面を中心に探ることにした。
高速をETCの割引が5割になる辺りで降りて((^^; )、下道を多少走って最初のポイントへ。ここは有名な河口で常夜灯もあり、足場もいい。まだ暗いうちに行くとすいていて、のんびりと開始。しかし、一向にアタリは無い。明るくなってくるとアタリは出だしたが、釣れてくるのはフグばかり。明るくなると人もどんどんやって来てあっという間に満員。当然両隣にも人が入って来て、狭いスペースに2〜3本の竿を出し、平気でクロスさせて来る。あまりの状態に嫌気がしてとっととここを後にする。
ガツンと食い込んだ!
仮眠後、南下しながら何ヵ所か様子を見たが、どこも人がいっぱい。やろうと思っていたもう1つの河口は波が打ち寄せていて結構危険そうだった。ここは諦め、港内の様子を見てみる。情報ではシリヤケイカが結構釣れているとのことだったが、やはり人がいっぱいで諦める。途中の港で人がほとんど居ない所があったのでそこに行くことにし、釣り具屋で餌を買うついでに訊いてみた。「そこの港ってイシモチ釣れてますか?」「今は釣れても2〜3匹だが、カレイやアイナメがまだ出てる。いい時ならイシモチは5〜6匹は出るけどね。」とのこと。朝の状態にうんざりしていたので1匹でも釣れればいいや、という感じで行ってみた。
港から少し離れた所にある駐車場に車を置き、少し歩いてから堤防先端へ。先端には先行者が1人だけ居たので様子を訊いてみると、釣果を見せてくれた。そこには良型のイシモチ2匹と40cmぐらいありそうなアイナメが1匹。しかも、もう終わりにするということで、堤防先端の根の入り方や狙い方まで教えてくれた。先行者に感謝して、1人で釣り始める。(この時兄は飲み物を買いにコンビニに行っていた)
1投目にすぐコショコショというアタリ。どうせフグだろうと思ってそのままにしていると、また同様のアタリ。少しアオって誘ってみるとガツンと食い込んだ。いきなり強烈な引き。もしやアイナメ?と思ったが浮かんだ魚は30cmはありそうなイシモチ。いきなりの大型の本命にテンションは一気にレッドゾーン。最後の引き込みをかわし、抜き上げた魚は見事なイシモチだった。そのまま自分達のスペースに戻ろうとした時、プツン・・・ 1.5号のフロロのエダスが切れ、魚はテトラの隙間に。とりあえず下まで降りたが、そこには満潮で波が来ていて姿は見えず。 ショック〜、兄が戻って来たら、「クーラー開けてみ」と言って驚かせようという画まで頭の中にできあがっていたのに(^^;
今後が楽しみ
帰って来た兄にこのことを話すと兄もヒートアップ。早速1投目を投げ込んだが、すぐ竿を置き、歩いて暑くなったからと言ってアイスを買って来ていて食べ始めた。と、そこにいきなりのアタリ。結構な引きで上がって来たのは26cmのイシモチだった。これはいいポイントを見つけたと喜んで、さらに続けたが次第にアタリは遠のいてしまった。やっぱり2〜3匹なんだな〜と痛感。
その後、あとから1人来て話しかけてきたが、私達と同じような目にあってここに来たとのこと。それで先ほど先行者が教えてくれた根の様子を話して一緒に釣り始めた。まもなくその人も釣ったが、その人が釣ったのはアナゴ。その後アナゴを5匹ほど釣ったらしいがイシモチは出なかったとのこと。
こちらはアナゴは来なかったが、小さなアタリはあり、餌は無くなるのだが食いアタリが来ない。21時過ぎぐらいにちょっとした時合いになったのか、またアタリが出て兄が24cmのイシモチを釣ったが、私はついにキープできなかった。22時過ぎに餌が無くなったところで終了。
今回は最初はかなり厳しい釣行となりましたが、最後に良型のイシモチが釣れてまずまず納得できました。今シーズンは常磐方面もさらに開拓するつもりでしたが、クロソイやイシモチなど、少しずつパターンやポイントが分かり、今後が楽しみになって来ました(^^)