2006.08.12 ぱわぁの大鯖&メッキで大満足


Report by  ぱわぁほ〜る


プロローグ

 お盆や正月の帰省時期でもないのに、嫁と娘は実家に帰っている。その理由はというと、ぱわぁの個人的な理由で、今年はなんとしても8/6に長崎にいたかったから。夏休みだし、ついでに帰省しちゃえば?ということで一家まとめて九州へ。ぱわぁだけ、一人先に帰ってきてお仕事。でも、こんな時は単独出撃するしかないっしょ?ということで、金曜日の深夜から伊豆へ向けて出撃だぁ!!ターゲットは、メッキちゃん!!

8/12 2:30am

 帰省ラッシュは日が昇ってからだと思っていたのに、東名に乗ったとたんに大渋滞。マジですか?と交通情報を聞くと、事故渋滞らしい。事故処理も終わったらしいので、これさえ我慢すればあっという間に伊豆だな・・・と思っていると、御殿場手前で事故が起きていて、その影響で沼津まで3時間程度かかるらしい(--;さて、どうしようかねぇ・・・?

8/12 6:00am

 結局、初めての箱根越えで三島まで出て、そこから天城越えをして西伊豆に着いたのが6:00am前。道路から見える海を気にしながら、目的のポイントへ。まずは青物をゲットして、それからメッキちゃんを釣ろうという、お約束の欲張りルート。

 途中釣具屋さんによって、氷と情報を仕入れる。青物は、まだ鯖しか釣れていないらしい。メッキは?聞かないですねぇ〜。だって??えぇ〜???

 で、堤防に向かうとかなりの数のアングラーが堤防にすでに陣取っている。てことは、鯖はそれなりに上がっているのね?と思いながら場所探し&様子見をしていると、餌釣りの人が揚げたらしい。遠目に見る限り、なかなか良いサイズ。

 空いている場所を見つけ、準備をしていると、隣の人にヒットしたらしい。お父さんが、子供に竿を渡してファイト開始!「もう駄目〜」「巻けない〜」などと言いながら何とか寄せてネットイン。なかなかのグッドサイズ。

 さて、まだあまり明るくないし、赤金のメタルジグを結んでキャスト開始!すぐにゴン!と魚信が・・・こない。

 そんななか、お隣のお子ちゃまにまたもヒット。あっちこっちに走られながら、やっとネットイン。良かったねぇ・・・とルアーを見ると、シルバー系のジグ。ふんならってんで、おいらもホログラムブルーのメタルジグにチェンジ。

 うっき〜とキャスト、うっき〜としゃくりながらリトリーブ。なかなか魚信は出ず、ちょっとダレ気味に。で、気を抜いているときに、グン!と来た。しっかりフッキングも成功しやりとり開始。これがまた引くわ走るわ。予想以上の引きを堪能して上がってきたのはゴマサバ45cm。クーラーボックスに入れると、20Lのクーラーにはまっすぐに入れられない(^^;岸からこんなサイズが釣れるとは思っていなかったのでちとビックリ。釣具屋さんで聞いたときには鯖よりもワカシかショゴの方が良いな・・・と思っていたんだけど、このサイズなら文句なし。てか、ワカシやショゴより断然良いでしょ?

 群れの移動が早いのか、それとも腕が悪いのか、1匹釣ってもその次がすぐに来ない。必死にジャカジャカ巻きやらジャーキングやらいろいろと試すが反応なし。で、そこまで沈めてさっきよりスピードを落としてただ巻きするとこれが見事に的中。ワンキャストワンヒットの状態へ。

 その後も飽きない程度にバイトがあり、気がつけば昼前に。クーラーボックスも一杯になったところで終了。今日の目的はメッキチェック。なのにこのまま遊んでいたら夕方まで鯖だけで終わりそうw

8/12 12:00pm

 さてさて、お昼も済ませてここからはメッキチェック。まずは先程の堤防の根本付近のスロープ。ここでは全く反応なし。ありゃりゃ。

 んぢゃってんでそこから南に下ってみることに。まぁ、いつものあそこに行きゃ何とかなるだろう?と楽観というか自分勝手な考えを持って移動開始。まずはその次にある入り江の港へ。スロープ、河口付近ともに反能なし。潮が引きすぎているので、満ちている時間帯に再チェックするか?と移動。

 次はおいらの隠れた実績ポイントへ。まずはサーフ横の港からサーフをチェック。いきなり先端に行かず、波打ち際から先端へ移動することを忘れずに。思わぬ浅いところで・・・来たぁ!おいらのハンドメイドリップレス5cmの後ろから、10匹程度の群れが猛チェイス!!でも、バイトまでは行かず。堤防中程からキャストして、グン!とバイトが来た!!あまり抵抗も見せずに上がってきたのは今年初のメッキちゃん。サイズは12cmといったところか?とにかく、姿を見られた事がまず嬉しい。

 釣れたメッキのあとに数匹が着いてきていたのですぐに続いて釣れると思ったがその後が続かず。目先を変えるつもりでハンドメイド5cmシンキングペンシルに付け替えた。これにもう1匹かかったが、やはりその後が続かず。サーフ奥の河口方面へ移動してチェックするも、潮が引きすぎてるからか反応なし。その後、堤防に戻って1匹釣ったところで移動。

 次に、そこから奥へ入った港のスロープをチェック。潮の引き具合から、期待できないと思っていたがその通り。前夜というか今朝というかの時間に家を出てまともに寝ていないので流石に電池切れ。お昼寝タイムに突入。

8/12 15:00pm

 再度チェックするも反応なし。次へ移動。次のポイントへ到着。しかし、やはりまだ眠い。時間はまだあるのでもう少し仮眠・・・zzz・・・

 目が覚めたので、すぐ横のスロープをチェックしようと準備をしていると、遠くで雷の音が聞こえてきた。避雷針にはなりたくないので、しばらく様子見を決め込む。雷が収まる様子がないので、もう一つ横の砂浜に行き、その上の温泉に入ってリフレッシュしようと思ったが、同じように雷の音を聞いて砂浜から上がってきた人たちがそこへ入っていく姿を見て諦め。さらに昼寝をすることに。

 目が覚めると、雷はさらに遠くへ行ったようだ。まだ完全に安心はできないが、かなり遠いようなのでとりあえずタックルの準備をする。メッキタックルとちょい投げタックルの両方を用意して、どちらも楽しんじゃおうという図々しい発想。

 早速堤防から砂浜側をチェック。しかし、メッキもシロギスも反応なし。ありゃりゃ。で、港内のスロープをチェック。すると、やはり元気に反応してくる姿を発見。ここは外すことが少ないなぁ・・・。さらにキャストすると、グン!とバイト。上がってきたのはやはり15cmに満たないメッキちゃん。ルアーはハンドメイドリップレス5cm。

 ここも、やはりその次がすぐに釣れない。目先を変えて攻めるとすぐに反応が見えるんだけど・・・。何度かルアーを替えて次に上がってきたのはやはり同じくらいのサイズ。ルアーはハンドメイド6cm。

 1匹釣ってはルアーを替えての繰り返しをしながら数を伸ばすが、日没を迎えてゲームセット。その直前、やっとちょい投げの方に反応があり、上がってきたのはメッキと同サイズのシロギスちゃん。感謝してリリース。

 その後、お約束のように近くの温泉に入り帰宅。普段だったら、夜の部で何カ所か叩くんだけど、朝釣った鯖を早く持ち帰りたいというのと、もう十分という満足感との両方の理由で家路を急いだ。満足感を感じられる釣りは本当に久しぶりだった。

 今年もメッキのシーズンが始まった。昨年と比べると、数は多いのかな?と感じた。さぁ、楽しいシーズンの幕開けだ!!