ようやく出たアタリはダツ
本当は土曜に出るつもりでしたが、台風の影響により無理だと判断。急遽、休暇を取り、平日出動としてしまいました。
会社が休みのカツさんを拾い、向かった先は前回と同じ堤防。風は強いもののウネリの影響はまだ少なく、青物には良いコンディションに思えました。日も高くなりぼちぼちナブラでもとの思いと虚しく、鳥さえ姿を出さないという現実。そんな中ようやく出たアタリはダツ。折角なので撮影してお帰り頂きました。上、中、下と層を変え速度を変えて攻めまくりましたが、その後の沈黙は破れませんでした。
波の中で食わせる
諦めて車に戻ったのは11時半位。気持ちを建て直すべく、昼飯前の実績スロープへと足を向けました。前回来た時はカスミの群れが着いていたのですが、居残りのチビが少々居る程度。早々に見切り、移動経路となる次のポイントに移ります。サーフが絡むシャローで本日初のベイトに出会い、予感を感じたのですが反応無し。諦めてメシだと思っていたら、堤防の先でカツさんが手を振っているじゃぁありませんか。急ぎ行くと入れ掛りで、3回連続でばらしとの朗報でした。早速ちょっと離れた場所に入ると、いきなりヒットでかなり活性が高い状態です。
入れ食いとは良く言ったもので、着水、ダイブで食って来ます。次第に高くなる波と横風で、タイミング良く投げないとイメージ通りのリトリーブが出来ずに苦戦したものの、野地さんがよく言う「波の中で食わせる」というパターンの実践が出来たと思います。カラーローテーションと小移動だけで、下がった反応が復活するのでそりゃもう夢中です。延々とキャストが繰り返される中「カツッ」と、ルアーがロッドに当たる音がしました。気にせずトィッチを続けるとルアーの動きが変です。糸絡みかと思いきや、穂先が・・・。折れておりました。
鬼のように釣り・・・
二度と起こらない様な状況を前に、リタイヤなど有り得ません。折れた穂先をライターで焙りトップガイドを抜き、折れた先に当てるとスポッっと入ったので、再度ライターで接着剤を溶かして接合!不屈のLTの誕生です。いつしかフックが2本ともトレブルがダブルに進化しており、不屈の魂に研きが掛ります。
鬼のように釣り、鬼のようにバラシ、いつしか日は暮れて行ったのでありました。この日はまず最初にギンガメが食い、スレて来るとカスミが食い出すというパターンでした。多分、海の中は辺り一面メッキだらけだったんでしょうね〜。