2006.10.14 エボにドリフト天秤でシロギス大漁!


Report by  さそ


大きな揺れが始まり・・・

 毎度ラストチャンスと思いつつ、結果を出せない今期の青物。風による多少の波と濁りで高活性を期待し、夜明けの南房へ。ウネリがちょっと入ってましたが、青物には問題無いと思ったものの、強風と波でジグの重さを感じられない厳しい状況でした。回遊を信じて投げ続けていると、足元がフワフワっと。強烈な波が来た訳でもないし・・・・と思ったら、大きな揺れが始まり、思わず膝をついてしまう程でした。結構長く揺れ続く中、テトラの上じゃなくて良かったなどと思っておりました。これを期に青物を諦めて、車に戻りラジオを聞くと震度4だとか。

 狙いをメッキに変えて小移動を繰り返してみましたが、生体反応は皆無。ウネリと濁りもどこへ行っても変わらず、諦めムードとなって来ました。手堅くキスを釣り気持ちを盛り上げるべく実績ポイントに入るも、餌取りすら居ない模様。確かにいつもは誰かしら居るはずですが、貸し切りでした。イヤ〜なムードが漂い始めたので、ブランチしながらしばしのシンキング。戻りつつ様子見でもして、次回に備える事にしたのでした。

シロギスが入れ喰い!

 ウネリの影響を受けない位置には人が居ますが、外向きの堤防は空いてます。当たり前か・・・・。ダメだと解っていながら、各種タックルを持ち歩いて徘徊します。そうこうするうちに入った貸し切り堤防。ここもウネリと濁りに侵されておりましたが、スクールが存在していた様です。試しに投げたちょい投げ仕掛けは、着底と同時に連で型のいいキスが掛ります。ベラ、エイ、ピンギスだのに阻まれつつ22cmを筆頭に、結果22匹も釣れました。エボにドリフト天秤で、08ラインと極軽キスの組み合わせです。久しぶりのアタリで気分が高揚し、気が付けばもう太陽が傾いておりました。

 キスは十分満喫したのでナブラ探索をしつつエギを投げてみる事にしましたが、こんな日は何やっても不調なのでしょう。どの釣人も皆座ったまま動きません。エギングに集中する事にし、少しでもクリアな水を求めて港内チェック。暗くなってきた所で、2段ノジングのフォールでぐぃ〜んと特有のアタリが出ます。送り込んで・・・・スカッ。3度も掛け損ねて凹みました。海が悪いので抱きも甘いと考えて、底をネチネチ探るノジングの基本に戻ると・・・・ゴンッ。がっちり掛ったアオリはメンチカツ級。

 後半の追い上げで十分満足して納竿しました。