プロローグ
ここ数年、年を追うごとに「今年は釣行回数過去最低!」といっているような気がしてるんだけど・・・。なんと、ここにきてぱわぁ家ではスポーニングに入り(爆)、さらに釣行回数が減ることは必至。そんななか、2週ほど前に温泉を餌に伊豆へちょい投げ釣行に行って来たんだけど、強風のせいか腕のせいか見事玉砕。あとで聞くと、その日出撃した人たちはみんな良かったとか。また「おいらだけ釣れない病」発症か??くっそー!リベンジぢゃ!!
6/2 AM4:00
眠い目をこすりながら起床。今日は久しぶりに単独出撃の許可が下りたのでぱわ妻に声をかけ出撃。最近、出撃は子連れ出撃ばかりだったからちょっとばかり車内が寂しい(馬鹿)。
6/2 AM7:00〜
車は順調に遅い車に邪魔をされ(笑)、7時前に最初の目的地である、半島先端の小さな入り江に到着。そそくさとタックルを用意して、とっとと堤防先端に入る。堤防の足元には小さな小さな魚の群れが泳いでいて、いい雰囲気。まずはジャリメをつけて第1投。活性が高ければ着底後すぐに魚信があるはずさ♪
着底後に魚信はなし。ありゃ。んぢゃ、ってんでサビくと、途中で待望の魚信。プルッッ・・・だけ。食い込まない。2投目も同様で、食い込むまでに至らず。3投目でやっと竿先を引っ手繰ってくれて、あがって来たのは20cm弱のシロギスちゃん。
その後も、飽きない程度に魚信はあるが、食いが浅い。活性が低いのかな?で、サビく速度を少し落とし、待ち時間も長くしてみた。すると、そこからしばらくは連チャンが続いたが、それも長続きせず。どうも群れも薄いようだ。そうこうしているうちに、予報ではほとんど無風だったはずなのに風が強くなってきた。釣りができないほどではないにしても、やはり多少は釣り辛くなる。さらに潮が引きまくり、魚信も散発に。これで反応なければ場所移動だな・・・と考えているときに限って反応があり、ついつい粘ってしまう。結局、潮止まりの昼前まで粘って移動を決意。
そうそう、ここで5cmほどのイトヒキアジを見つけた。生意気に、堤防際に群れている1cmほどの小魚を追い掛け回してた。青い魚体がとても綺麗だったよ〜。
6/2 PM12:00〜
潮の止まっているうちに南から西へと移動しようと思い、車を走らせる。途中、ふと気になる場所があり、ちょっと寄り道(^^;
立ち寄ったのはharukaちゃんが尺ギスを上げた堤防。ここならド干潮でも水深があるから問題なく釣りができるとみた。ただ、おいらはあくまでもウルトラライトタックルで釣りたい。高い堤防と堤防際の根が心配だったのでまずは堤防を下見。問題なさそう&釣れそうなのでさっさと車からタックルを取り出して堤防へあがる。
まずは第1投。harukaちゃんが尺ギスをあげた辺りを狙って投入(^^; 根際に着底と同時に竿先を引っ手繰る魚信であがって来たのはこの日最大の20cmオーバー。さすが尺ギスポイント!この勢いで釣りまくるぞぉ!と第2投。やはり根際で引っ手繰るようにヒット。しかも引く引く!
引くのは当たり前で、2匹掛かっている。が、どちらもメゴチ。なかなかのグッドサイズ。しかも針を飲んでいるときた。魚体も綺麗だし、臭いもない。この前食べたメゴチの天ぷらは美味かったよなぁ・・・と初めてメゴチをキープする。
その後も順調に釣れ続く。ただしメゴチばかり(--; シロギスは忘れた頃に釣れてくる。しかも沖磯からの釣り客を乗せてくるために頻繁に船が目の前を通る。メゴチと船の攻撃にギブアップ。そろそろ潮も上げてきてるので移動を決意。
6/2 PM15:00〜
尺ギスポイントから西へと続くしばらくの峠道は嫌がらせのように遅い車の後についてのんびりと・・・。表面は。内心、イライラを押さえつけながら走っていく。途中いくつかの港を左下に見ながら通過し、やってきたのは小さな砂浜に小さな流れ込みがあるポイント。2週間前も狙ってみたもののあまり良くなく、直後に読んだつりマガジンでは・・・(^^; だったのでリベンジに燃えるが返り討ち。おっきなメゴチが仲良くあがってきただけ。移動。
6/2 PM16:00〜
次に向かったのはおいらの因縁ポイント。ここはサーフ際の岸壁からサーフを狙うととってもお手軽。なんだけど・・・。浅いところまで海草が入っていて、下手をすると海草ばかり釣ることになる。それを解っていながら狙うのは、こんな浅場でこのサイズ・・・?な思いを毎回してるから。
で、やっぱり。1投目から元気なシロギスが竿先を引っ手繰ってくれた。2投目も着底と同時に引っ手繰る。これはいい!と喜んだのもつかの間、その後が続かず。ピンポイントをはずすと海草だらけ。でも何度も打ち込めばすぐにスレる。結局、その後1匹追加して移動。
6/2 PM17:30〜
最後に入ったのは川とサーフにはさまれた港。2週間前はすぐ横にワンちゃん連れのカップルが入り、娘はそのワンちゃんに突進(^^;ずっと遊ばせてもらってた。帰り際にご挨拶に行くと、ロッドの先にはドリフト天秤が!その節はお世話になりました。
で、ここでもポツポツ程度の魚信を拾ってなんとかキスの数を伸ばすも、あまり良くない状態。そんな中、港の中で極小サイズではあるが何かがボイルを始める。もしやメッキ!?と思い、幼児虐待タックル(グラスミノーSS+極小ジグヘッド)をキャストし、トゥイッチしてくると、5cm程度の魚がわらわらとついてくる。でも、形も追い方もメッキではなさそう。何度かアタックしてきたのだけれど、幼児虐待タックルでも針が大きすぎたらしくフックアップせず。
そのとき、別の方向から明らかに別の魚の群れがやってきた。グラスミノーに一瞬だけ興味を見せたそいつらは間違いなくメッキ!一瞬気合を入れてトゥイッチするも、その後はまったく反応なし。あきらめてシロギスに集中する。
結局、その後はちびハゼ含みでシロギスを追加して日没ゲームセット。その直前、シロギスとは別の魚信。もそ・・・もそ・・・ときてガツン!と引っ手繰る。すかさずあわせを入れ、フックアップ成功!と思った次の瞬間、ドラグが一瞬だけ鳴ってテンションがなくなった。呆然としながら仕掛けを回収すると、エダスの結び目から綺麗になくなっていた。ドラグもなんでこんなに?と思うほど固めの調整だった。やれやれ。
エピローグ
日没過ぎまで粘ったおかげで近くの立ち寄り温泉はすでに終わり。あきらめて沼津方面まで行きインター近くの温泉に立ち寄る。それなりの値段だったけど、まぁ、良いかな。
今回、久しぶりに単独出撃でき、十分釣りを満喫できた。今年はこれからどれだけ行けるかちょっと不安だけど、まずは大事にするものを大事にしないとね(^^) まさかこのタイミングでこんな話になるとは思っていなかったのでビックリするやら嬉しいやら。新しい夢が広がってくる。
翌日は電池切れの体に鞭打って魚を捌き、塩焼き、干物の準備も済ませた。そしてシロギスとメゴチの天ぷらをつまみにおいしい酒が飲めたとさ。めでたしめでたし。