2007.09.01 久しぶりのメッキ!


Report by  yuppy


メッキ不信

  職場の友人ono先生とDr.モロー氏と伊豆にメッキ釣りに行ってきた。Dr.モロー氏は渓流からシーバスまでこなすルアーマンだが、メッキはまだ釣ったことがない。ono先生はいつも釣りに行っている釣友、最近までイカ釣りに狂い、通うこと1年最近2kgアップのアオリを釣った猛者??である。

 ことの発端はono先生のメッキ不信にある。いつも自分とメッキ釣行するのだが、いつも自分が爆釣どころか、1匹釣るのがやっと。当然彼は釣ったことがない。 そこでメッキなんぞは存在しないのでは??と私に挑戦してきたのである。

 金曜、残業を終え帰宅したのは21時を過ぎていただろう。疲れて半分気分が萎えていたが、12時にはono先生が迎えにくる。ダッシュで仕度を済ませ、時計を見ればもう12時、直ぐにono氏が迎えに来た。途中Dr.を拾い、向かった先は南伊豆のとある港。何時に付いたか覚えていないが、明るくなったので竿を出すことに。


ギラッっとした魚体!

 とりあえずSP-580にチビジグ。LT590Hにはミノーで探りを入れる。数投しただろうか、チビジグになにか掛かったらしいが、全く引かない。不思議に思い上げると、なんと極小エンピツカマス!沢山釣れれば美味しいが、あまりにかわいいサイズ。次にヒットしたのは・・・。一瞬水面下でギラッっとした魚体!メッキか?しかしあまりファイトはしない。上がったのは15cm位のウルメイワシ!!

 イワシが稀にルアーで釣れることは知っていたが、まさかウルメが・・・。太陽が顔を出し、港に大量のウルメが回遊している。サビキ仕掛けの家族連れはウルメの入れ食いを楽しんでいる。本当なら自分達にメッキの入れ食い・・・。なんて考えながら、メッキは反応なし。Dr.が港奥の流れ込みで数回チェイスがあったのみであった。

 反応がないので、早々に移動することにし、とある河川へ。ちょうど満潮帯だったこともあり、メッキのチェイスが確認できる。しかし型はかなり小さく、ミノーでどうかな??っと言ったところである。

西伊豆へ

 心配をよそに、早々に自分にギンガメ君がヒット。次にDrにもヒット。さらにDrはヒラセイゴを追加。しばらくして、少し大きめ・・と言っても16cm位のギンガメ君を自分が追加!とりあえずメッキの証明が出来たので、後はono先生本人が釣る番だが、チェイスはあるがバイトに持ち込めない。(まあ自分も朝の時点では、なかなかバイトに持ち込めなかったのですが)あまり場を叩いても・・・と移動することに。

 3人ともさすがに夜からの釣行で疲れたか、弓ヶ浜の駐車場で車を停め熟睡タイム!快適とはいかないまでも、十分な休憩後、ono氏が是非と先ほどの河川で!リベンジしたいとのこと。しかしかなり満潮からは時間が経過しており、案の定メッキの反応は悪い。 結局このポイントを諦め再度移動することに。

 南伊豆の港を周るか、西伊豆に周るか思案した上、西伊豆へ向かうことに。ドライブをしながら途中工事中の港でDr.がガザミ?カワハギ、フグ、自分もフグで遊んでいると、ono先生がなにやら釣れた様子!行ってみるとなんとメッキでは(^^; どうしたの?の質問に、うん、ワームを足元にたらしたら釣れたとのこと!反則技だが、今のono先生にはこれしかない様だ。一応釣果として認めよう。ono先生曰く、足元には沢山いるよ!などと言いつつ、その1尾でメッキ終了!

小さいがやはり最高

 しばらく車を走らせ、途中展望台で昼食をすませた後、西伊豆の各砂浜を探ってみる。ただ、潮がどこも澄みすぎで、泳ぎだしたいような海である。シロギスでもやるか?と考えていると、潮が動いて来たせいか、流れ込む小河川の何もいなかった場所にボラの平打ちが・・・そろそろ釣れだすかな?? なんて考えてたら、Dr.にまずアナハゼがヒット!自分は少し目先を変えて、岩場近くでルアーを投げたら、ひったくる様にメッキがヒット。これは釣れるぞ!と意気込んだものの、その後Dr.はエソを何匹も釣るは、ono先生に待望のメッキ!と思いきや、良型のフグ。。。自分に至っては何回かメッキのバイトに持ち込むが全てバラシ。そのうちチェイスする魚が見えなくなったところで、この日最後の港へ。

 港へ車を停め、さあメッキ!と頑張る自分とは裏腹に、ono先生は疲れ果てている様子。「一人ドライブでさぞ疲れているのだろう!」と思いつつ、御構い無しに自分はメッキを求めつつ、港横のサーフへ。しばらくサーフで探ったが、メッキのメの字も見当たらない。

 ここも駄目かと思いつつ少し休憩。Dr.とono先生は係留船の間のカワハギに夢中になっている。2人がカワハギに夢中になっている間、もう一回サーフ側へ。。。。おっ!ボラが回遊して来ているではないか。なにやらいい感じ!予感は1投目から的中!着水後高速トゥイッチに一瞬のジャークの瞬間、明らかにメッキの引き!しかもバイトしたメッキの後には数匹のメッキ集団!これはいけるとすぐに2投目。同じ様に途中でアクションを加えた瞬間に直ぐバイトに持ち込めた。15cm位だろうか?小さいがやはり最高である。群れが行ってしまう!と心で思いつつも、友達思いの自分はono先生に携帯で連絡するが全く通じない。仕方ないので、釣り続行!!

 時間が空いたせいで、同じ場所でチェイスがない。回遊ルートなんて判らないが、なんとなく波打ち際かなと思い、波裏に投入!これまたビンゴ!かなりのは高速トゥイッチにイレギュラーなアクションを加えた瞬間ひったくる様にヒット。これだからメッキはやめられません。このあとも、ポツポツとメッキを追加し、過去の偶然爆釣を除き、最高釣果に。他の人がやはりメッキを狙っているが、全く釣れていない?明らかに釣れ方が違うじゃん、と自画自賛。<--性格悪(^^;

最高のメッキ釣り

 ようやくono先生とDrが状況を察知して来た時には、ono氏は戦意喪失しており、生きる屍状態。単調にルアーをブン投げては引くだけ。恐らくこれではメッキは釣れまい。Drはルアーマンだけあり、そこでメッキを追加。日が落ちるとともにチェイスもなくなり、ついでにまたまたストゥープの大飛行をやらかし納竿とした。

 今回も最後のギンガメの回遊に偶然あった!と言えばそれまでだが今まではそれさえチェイス止まりの自分とは半皮くらい向けた感じである。成果としては、メッキの釣り方がちょっとだけ判ったかな??と言う程度だが、自分としては最高のメッキ釣りとなった。

 そうそう、釣れたメッキは全てギンガメ。事前にロウニンアジが多いかな?とはちょっと違っていた。釣れたメッキは超小型を除き、ono先生の胃袋へ。小さいギンガメは臭いから・・と渡したが、本人曰く超美味でしたと。これなら全部持って帰るだった・・・だって。なら自分で釣って下さいよっと。久しぶりの釣りは最高でした。