2007.10.06〜07 シロギス大苦戦!


Report by  KO


え?ガツン?

 今回は友人家族と伊豆に1泊して釣りに行くことにしました。時期的にいいのでシロギスなら問題無いだろうとたかをくくってましたが・・・

 6日の朝4時半ぐらいに青物ポイントに到着。明るくなるまで暇つぶしにエギを投げて見るけど反応無し。明るくなったところでメタルジグに付け替え、底を取ってからトゥイッチ開始。しかし、30分ぐらいやったが自分にも他の人にも何の反応も無い。「早く誰か釣らないかな〜」と見回しながらトゥイッチしているとガツン!「え?ガツン?」珍しく自分に来た(^^; 予想外に強い引きでラインが出て行き、横に走られ、ちょうど同時にヒットしていた隣の人に絡んでしまったが、うまくはずせたので抜き上げた。が、1m持ち上げたところで外れて落下。下には少し出ている所があり、そこに乗っている。急いで飛び下りて魚を放り投げ、登ろうとすると意外に高い。何とか登ったがひざをぶつけてしまった。もう若くはないからあまり無茶はできないな〜。魚をよく見ればヒラソウダだったのでキープ。その後も隣の弓角を追って来たので気合が入るが、魚の反応があったのはその一瞬だけで、その後は全く反応が無くなってしまったので7時には終了。この後はメッキを探して南下。

 ところが、南下してみると予想外に台風15号からのうねりが入っていて、それにより濁りもひどい。小堤防の外側・サーフなどを探ってみるが所によっては泥濁りに近く、全く反応が無い。それではと港内の澄んだスロープをやってみるがやはりダメ。あとは河川をやっていくぐらいだが時間がかかるのでパスし、ちょい投げに変更していつもの場所へ。しかし、ポイントに着いてみると、「あらま、サーフィンしてる」といった状態。「胸・肩ぐらいの結構いい波。でもなかなか割れないな」・・・なんて見てる場合じゃない。あとは港内をやるぐらいしかないが、堤防には人が結構いるのでパス。

16cmぐらいのマハゼ

 次の場所は前回良かった所。ポイントには誰も居ない。よしよしとポイントに立ってみると濁りが入り、うねりでかなり流れている。とりあえずやってみるがやはり反応は無い。それどころかゴミが流れて来て溜まっているのか根掛かりが連発。少しポイントをずらしてやり、ようやく友人が16cmぐらいのサイズを釣るが、その後はピンかメゴチのみ。一応釣れているので友人の子供達は楽しんではくれてるみたいだけど・・・

 その後、サイズも上がらなかったので終了とし南の方へ。南の方もかなりうねりと濁りがありちょっと厳しそう。弓ヶ浜ではかなりの人数がサーフィンをしているぐらいで・・・ お腹も空いたところで近くのイセエビの入ったラーメンで有名な所で食事をとり、ハゼを狙いに行く。

 友人は疲れて寝ているということで友人の子供達と釣り場に下りたが、野地さんお薦めのポイントは満ちて水が来ていたのでやめにし、少し歩いて対岸にある護岸されてる所で始めた。ちょうど枝沢があり、対岸の人がポツポツと良型のハゼを釣っている。ならばこちらも・・・と思いきや、ちょい投げ仕掛けではまた根掛かり連発でやりにくい。しばらくして上の子にアタリ。上がったのは10cmほどのクロダイ。その後下の子にも15cmほどのクロダイ。しかしハゼは来ない。対岸の人は満ちているので掛け上がりの上の30cmほどの所を浮きで流して釣っていた。この水深では2号のオモリでもキツイ。浮きは今回持って来なかったし・・・。そのうち子供達が飽きて竿を置き出したので私が浅場でやってみるとようやく16cmぐらいのマハゼが来た。しかし、後が続かない。少し、濁りもあるので青イソメの方が良かったかな?アタリも少ないので1時間ほどで終了とし、翌日にリベンジということでこの日は終了として宿のある熱海市に向かった。

良型シロギス

 翌日、昼頃に宿を出て南下。途中様子を見てみると前日よりはうねりが落ちついている感じだったのでまたシロギスを狙うことにした。が、南下してみるとだんだんまたうねりが大きくなってきて、南の波静かな入り江のはずが、サーフはうねりがあり、かなり濁っている。それでも堤防の裏は静かでそれほど濁ってなかったので、堤防脇の比較的足場のいい護岸から皆でライトロッドでちょい投げ開始。

 開始して間もなく友人にアタリ。上がったのはピン。その後はメゴチ。手前はかなり浅いので少し沖目に投げて友人の下の子に渡すといきなり強いアタリ。上がったのは18cmほどの良型。良型は少し沖目に居るようだ。遠投して良型を何匹か釣っていたが、そのうちアタリが減って来た。手前の魚はだいたい釣ったか少し移動した感じだ。16時を過ぎてもキープしたのは5匹ぐらいしかいなかったので、エギング用のロッドを取り出し、さらに沖の海草周辺を狙うことにした。これが正解でいきなり竿先を引き込むアタリで20cm。その後も同サイズを4匹追加。友人もシーバスロッドを取り出し最後に20cmを追加。これで良型シロギスが10匹を越え、翌日の天ぷらの材料が手に入ったので一安心。最後は子供達と岩の隙間にいるイソガニを釣って遊んでみた。これが結構面白い。堤防には群れている子メジナがいたのでそのまま餌を落とすとこれもよく釣れた。こうして遊んでいるところで日没終了。

 今回はうねりと濁りでかなり苦戦しましたが、最後に何とか結果を出せてホッとしました。友人の子供達は何かしら釣れたので楽しんでくれたので助かりましたが、ファミリーで困ったら最後はイソガニ釣りかな〜(^^;