2008.07.23  ぱわぁの「ライトルアー船は楽しいぞ!」


Report by  ぱわぁほ〜る


プロローグ

 ぱわぁ家のスポーニングも無事終了。待望の小僧はすくすくと育ち、モンゴリアンチョップにケブラーダ、ムーンサルトプレスの英才教育中w

 そんな状況では気軽に出撃できず、出撃ペースは月1回以下と過去最低記録を大幅に更新中。そんな自分を慰めるためにシコシコと手を動かす日々が続く。やれやれ。

 そんな日常と平行して、かつての相棒Yがご近所さんとなり、どこか連れて行けと五月蝿い。職場の釣り仲間の御陰で沖の情報にも目を通すようになり、その中に「ライトルアー乗り合い」というものを見つけた。バスロッドのようなお手軽タックルで沖に出て、鯖を始めとしてワカシやソウダ、運が良ければカツオやメジ、シイラまで釣っちゃおうというアバウトさ。しかも、短時間(3時間)で料金は3500円と超お手軽。んぢゃ、行ってみるかいね。

7月23日 AM7:30

 今回お世話になったのは平塚の「浅八丸」さん。こどもの日に特別企画の親子シロギス乗り合いでお世話になり、今回が2回目。初めて乗ったこどもの日企画の対応が凄く良かったことと、そのときにライトルアーの話は聞いていたという伏線はあるんだけど。

 船宿に着き、手続きを済ませ釣り座を決める。水曜日なのでガラガラを想像していたら、ライトルアー船は2隻出船する人気ぶりにちょっとビックリ。釣り座に名前を書いたあと、もう1隻の釣り座を見ると、右舷ミヨシのすぐ隣が空いている。受付の人に話して変更を願い出ると快くOKしてもらい釣り座変更。これが結果的には良かった。。

7月23日 AM8:00

 今回お世話になったのは平塚の「浅八丸」さん。こどもの日に特別企画の親子シロギス乗り合いでお世話になり、今回が2回目。初めて乗ったこどもの日企画の対応が凄く良かったことと、そのときにライトルアーの話は聞いていたという伏線はあるんだけど。

 船宿に着き、手続きを済ませ釣り座を決める。水曜日なのでガラガラを想像していたら、ライトルアー船は2隻出船する人気ぶりにちょっとビックリ。釣り座に名前を書いたあと、もう1隻の釣り座を見ると、右舷ミヨシのすぐ隣が空いている。受付の人に話して変更を願い出ると快くOKしてもらい釣り座変更。これが結果的には良かった。

■7月23日 AM8:00
 船は定刻通り港を離れ、沖に向かって一気に走る。海の状況は波もあり、うねりが少し入っている状況。そんな状態の海を船は東沖に向けてガンガンに走る。当然、波は船の右方向からぶつかってくる。自分もYもあっという間にビショビショになったw

 20分ほど走ったろうか、船の向かう先に鳥山が見えてきた。その鳥山に近づき、「はいどうぞ。25m付近です。」の声を合図に釣り開始。Yも自分もメタルジグを沈める。巻き始めてすぐにYにヒット。が、バラシ。そうこうしているうちに自分にヒット。上がってきたのは30cmほどの鯖。とっととクーラーに入れて再開するとまたヒットで鯖。Yはこの頃にやっとキャッチまで持ち込んだ。前もって鯖の引きを侮らないように言っていたのに、それでもナメていたらしく最初はおっかなびっくりのやりとりをしていた。

 おいらのタックルは、キャスティング用が安物のバスロッドにアルテグラ2000(アドバンスの2500Sスプールに換装)。これにスムーズの0.6号を巻き、リーダーはフロロカーボン3号。。ジギング用がこれまた安物のライトジギングロッドにDAIWAの150番の船用両軸リール。これにPE1.2号を巻き、リーダーはフロロカーボンの2号。ジギング用のタックルは、どちらもヤフオクで「この値段なら落札できないよね」と、賑やかしで入札したつもりだったのに落札しちゃったものの組み合わせwなので、相当お安くできあがってるw

 暫くすると群れが移動したらしく反応が悪くなったので移動。と言っても、鳥山はすぐ近くにあるのでまたすぐ釣り開始。今度はトップにも反応があるという案内があった。そこで、釣りに行けない間にシコシコと手を動かして作ったハンドメイドジャークベイトをキャスト。着水して、何回かアクションを入れたところでヒット!ルアーの動きと、ヒットする瞬間が見えるのは最高に面白い。

 そこからしばらくはジャークベイトでワンキャストワンヒットが続く。しかも、着水後のワンアクションで食ってくる。面白ぇ!!釣れてくるのはみんな鯖。サイズは良いものだと40cm↑。小さいので25cm程度。始めの流しである程度お土産は確保したので、小さめのものはリリースし大きめのものだけをキープするようにした。

 ここでハプニング発生。Yのクーラーボックスの栓が抜けて水が完全になくなっている。しかもその栓がどこにあるかさっぱりわからない。結局栓は見つからず、Yの魚もおいらのクーラーボックスに入れることにした。やれやれ。

 何度か鳥山の移動に合わせるように小刻みな移動を繰り返す。その度に、ジギングでもトップ付近でも面白いように鯖が釣れまくる。Yも最初のおっかなびっくりはどこに行ったか、堂々とやりとりをし、あろう事か小さめの鯖はナチュラルリリースするように仕向けてやがる(--;

 鯖は休むことなく釣れ続いている。そんな状況で、胴の間辺りでひときわ大きな声が上がる。何か別の魚でも釣れたのかと目をやると、船のすぐ横に大きな魚の姿が見えた。体長2mはあろうかという鮫が胴の間から自分たちの目の前を悠然と泳いでいる。怖っっ!!どうやら鯖の群れに付いているようだ。鮫はミヨシの方から船の下に潜っていった。その後も鯖を釣り続けていると、いきなり足下から巨大な影が自分の掛けた鯖に向かって行く!影の正体は先程の鮫。その鮫のアタックをかわしてなんとかキャッチに成功。鮫はやりとりで自由を奪われている鯖に狙いを付けて船の下にいたようだ。その後も他の人の掛けた鯖に果敢にアタックしていた。

 鮫もどうやら船から離れ、相変わらず鯖は釣れまくるんだけど、その他の魚が釣れてこない。周りを見渡しても、釣れている様子はない。事前の情報では、ワカシ、ソウダ、シイラも多数混じるようなことを言ってたんだけどなぁ・・・。ま、鯖も大好きだから良いんだけど、小僧の離乳食用にシイラの確保をぱわ妻には言われてるから、ペンペン1本は上げたいなぁ・・・。

7月23日 AM10:00過ぎ

 相変わらず鯖は釣れまくっている。けど、その他の魚は皆無。ミヨシの人はあからさまにシイラ狙いのルアーを投げている。けど、掛かってくるのはみんな鯖。そんな状況で多少お腹が一杯になりかけの頃、ミヨシの人が「シイラが来た!」と騒ぎ出した。すると、船の周りに数匹のシイラの姿が確認でき、それから暫く船の周りを泳いでいく。おいらのジャークベイトにもチェイスしてきたんだけど、バイトはなし。サイズはペンペンよりはちょっと良いかな?と言う程度。

 暫く周りにいたシイラも姿が見えなくなり、鯖を釣ることにも飽きてきた頃、またシイラが寄ってきた。上手い具合に、おいら達の前に寄ってきたシイラをYも見つけ、メタルジグをキャスト。すると、Yのルアーにシイラがヒット!「よっしゃ!!」というかけ声と同時に合わせを入れるY。美味しいところを持って行かれたと悔しがるおいら。と思ったら、反転した直後にラインを切られた。

 反転してYのジグを奪ったシイラは、上手い具合においらのジャークベイトを見つけた。シイラの目の前からジャークベイトを逃がす。作戦成功。反射的にそのジャークベイトに飛びついたシイラ。ロッドに重みが掛かるのを待って合わせを入れ、ファイト開始!!

 ヒットと同時に走り出すシイラ。しかもジャンプまで見せてくれた。あまり大きくないとはいえ、こちらもタックルはシイラ用ではなくバスタックル。以前似たようなタックルでペンペンを上げたことはあるけれど、そのときよりもラインは細く、シイラのサイズもでかい。ドラグを信じて走るだけ走らせる。ミヨシ方向に走ったので、ミヨシの人達はラインを回収して協力してくれる。少しずつ巻いてきて、何とか寄せようとするが、その度にラインが出されていく。

 何度か走られたあと、何とか目の前まで寄せてきた。Yがすぐ後ろにあったタモを準備して待っている。が、タモ枠の大きさがちょっと不安。それでも入れ方で何とか対応できるだろうと寄せてくると、最後の抵抗を見せ、またラインを引き出していく。2度ほど悪あがきをしている間に、船長が大きなタモを持ってきてくれて無事ネットイン。手尺で80cm前後といったところか。

 今日の船中初シイラを無事にゲットできて気分は最高!ご機嫌で写真を撮り、しばらく余韻に浸る。その後、ミヨシの人達もペンペンサイズとはいえ見事シイラをヒット!ダブルヒットだったのに、1匹はばらしてしまったのは残念だった。

 その後も鯖は順調に釣れ続け、もう十分お腹いっぱいになり過ぎたところで終了。時間はちょうど予定の11時を過ぎたところ。もっと釣りをさせてもらっていたような気がするけど、楽しい時間なのに凄く長い時間遊んでいたような気がした。

エピローグ

 港に帰ると、船宿の人達が待ちかまえていて釣った魚の2枚卸しサービスが始まる。あっという間に魚が卸されていく様は圧巻。しかも無料サービス。これまた嬉しい限り。

 おいらは、釣った魚を娘に見せたかったのでサービスを遠慮してそのまま持ち帰り。Yがサービスを受けている間に、シイラの写真を撮ってもらい、サイズを測ったところ77cmと、80cmには少し届かなかった。が、バスタックルで釣った魚としてはもちろん最大記録。何枚も写真を撮ってもらっていると、同船していた方が1枚撮りたいという。なんでも、来月末に祭りがあり、その一環でライトルアー大会も行うんだとか。そのポスターに使いたいと言われ大喜びで協力。もしかすると、おいらのブツ持ち写真が平塚近辺に出回るかもしれないw

 後片付けをしながら船宿の人と暫く話して来た。ライトルアーを始めたいきさつや、テクニックなど、いろいろとなるほどと思うような話を聞くことができた。更に嬉しい話もできたんだけど、これはまだ内緒。
 釣った魚は家に帰って一休みしてから捌いたんだけど・・・。次からはサービスをお願いしようっと(^^;

 安、近、短の超お手軽で、しかもお土産もほぼ確実。釣りに行ける時間がなかなかとれなくても、これなら行くことができそう。近いうちにまた行こうっと!