外道が本命に昇格？
大阪湾では、タコジグなる擬似餌を、それも2連3連とぶら下げて護岸の壁を探って釣っている。かなりの数が釣れるようだが、どうもルアーとは違う感じがして自分にはなじまない。いわゆる擬似餌でもエギやカブラは近年ルアーの仲間入りしているので、今後はタコジグもルアーの仲間入りするかも？ ルアーと擬似餌の違いは一体何なのか自分でも良く分からないが・・・。
それはさておき、今の時期、場所を選べばエギでボトム狙いをしてタコが結構釣れるとの情報が。しかもワンキャストワンヒットとな。エギングでボトム狙いをしていると、外道にタコが釣れることは良くあるが、本命で狙えるとなると面白そう。相当タコ影が濃くないと本命と言えるほど釣れないのでは？と疑いつつも、いつも情報に踊らされている私としては取り敢えず出かけることに。
タチウオは空振り
まずは事前情報のあった場所を避け、とある港へ向かう。着いてみると、タチウオの餌釣り師が多数。夕まづめになるとポツポツとあがりだした。私も夢よ再びとメタルジグで狙ってみるが、全くの不発。そうそう上手くは行かないようです。その後同じ場所で、エギにチェンジしてボトムを狙うも、当たりは無かった。
地味な釣り
事前情報のあった場所は人が多そうなので気が進まなかったが、情報を信じ、行ってみることに。やはり本命ポイントらしき場所には釣り人多数。少し離れた場所に入りさっそく始めることに。
釣り方は、文字通りボトムのずる引き。たまに軽くしゃくったりチョンチョンと誘いを入れたりする。ボトムを感じながら引いてくると、エギの動きが止まることがあるが、ゴミや起伏に引っかかっている場合は、ツンツンと引っ張るとふっと軽くなる。それでも動かなければ、大きく合わせを入れる。そこでずっしりと重みが乗れば本命。スカや根掛かりやゴミの場合もありますが・・・。
ずっしりと重い、でも引かない
何投かしたところで根掛かりとはちょっと違う感覚が。ビシッとしゃくるとずっしりとした重みが。イカならばかなりの大物の手応えなのだが、その後のグィーングィーンが無く、わずかにボワーンとした生体らしき感覚があるものの全く引かない。コンビニ袋を釣った時もこんな感じだったような。水面に浮上するとブシユッと水を吐いて、やっとタコと分かる。本命が釣れて一安心。その後も同じような感じでポツポツ釣れ、合計4杯をキャッチすることが出来た。もうちょっと数が出ると良かったのだが、初めてとしてはまずまずの出来だった。
全く引かないのが難点だが、合わせの時には根掛かりか？上がってきた時にはゴミか？などと疑いながらタコと確認出来た時には妙な嬉しさが。更に慣れてくると根掛かりとタコの感触の違いも分かるように。真剣に狙ってみると意外な面白さがありました。
