プロローグ
ぱわぁ短期独身習慣2週目。前週1週間丸まる休みを取っていたくせに世間並みの夏休みまでとって、釣りに行くおいら。他にすることはないのか?と言う疑問はあえて出さずに今度は西伊豆へメッキ狙いで行くことに。
例年この時期ぐらいから釣れ始めるとは思うんだけど、釣れない事も多いのよね。でも、前週野地さんがすでにメッキを釣ったという情報がHP上にも上がったことだし、楽勝でしょ?
8月15日 4:00頃
前日から寝ないまま朝マヅメのために西伊豆入り。夜明けまであとちょっとの時間があるから、それまでは常夜灯のある大きな港でイカでも狙って明るくなったらその近くからポイントを叩いて行こうという相変わらずいい加減な作戦を立てる。
で、お目当ての港に来ると、明らかに釣りと思える車はたくさん止まっているんだけど釣りをしている人は皆無。釣れていればこの時間でも誰かしらはやっているから釣れていないんだろうなと思いながら海の様子を伺うと、5cm程度のベイトはたくさん入っているんだけど、それを狙う奴らはお留守のよう。ロープ際にはアオリの新子が数匹のんきに浮かんで居やがる。それを見て、とりあえずエギングタックルを出すぱわぁ。もちろん狙いは新子ではなくお兄さん達。でも、何の反応もないまま夜明けを迎えた。
8月15日 5:30頃
夜明けとともに向かったのはその近くのスロープポイント。最近、あまり良い思いをしたことはないのだが、良いときにはかなりの群れがミノーを追い掛け回してくれるポイント。そそくさとタックルを準備して、第一投!
タックルは5.6ftのULロッドにアルテグラ1000をつけ、ラインはフロロ3lb。ラインの先にはハンドメイドリップレス5cmホログラムブルー。最近はメッキ狙いのパイロットルアーにこのミノーを結んでいる。こいつで反応がなければそこにやる気のあるメッキはいないと判断し、ポイント移動をする。
で、数投すると、竿先に魚の感触が伝わる…が、細長い姿が見える。その後もメッキのチェイスは見えず、ダツばかりなので移動。
その後、近くのサーフポイントを絨毯爆撃したものの反応なし。これはちょっとショック。ここでは少なくとも姿を見ることができると思ってたんだけどな。ってことで移動。
次に向かったのはおいらのお気に入りポイント。ここでは朝よりも夕方にいい思いをしているのだが、早くメッキの姿を見たいので立ち寄ることに。すると、水がかなり濁っている。それも、海の色がアイスの融けたクリームソーダのような色。量産型ザクの胸の部分のような色(ヲイ)。こんな色のときは釣れた記憶がない。案の定、ここでも反応が見られず移動。
次のポイントは岸壁からサーフを狙えるポイントなんだけど…ジェットスキーの発着準備が行われていて、とても釣りができそうな状況ではないので即座に移動。その後も南に下っていくが、サーフポイントはことごとく反応なし。時間が過ぎれば海水浴客が増え、サーフでの釣りができなくなるので早い時間はサーフポイントを回ってみたが…。それにしても、時期が時期とはいえ、めぼしいポイント付近はことごとく駐車スペースが有料化している。そこを避けるとポイントが限られてくる。
8月15日 11:00頃
結局、西伊豆最後のサーフポイント(?)へ下るまでメッキの反応はなし。こりゃ厳しい。そろそろ電池切れも近付いていたので、このポイントでとりあえず一区切り。果てさて…?
サーフ中央にある流れ込み横の堤防から様子を探る。と、堤防先端付近で待望のメッキチェイスの姿が。ところが、散歩していた親子連れが堤防先端まで歩いていき、群れを散らしてしまう(--; ま、しょーがない。結局、チェイスの姿を見たもののバイトはなし。ここで諦め電池切れ。コンビにまで戻り、食事をして日陰を探して一眠り。
8月15日 13:30過ぎ
暑さに目を覚ますと、日陰は日向に変わっていた(汗)。野地さんに釣れないよメールを送り、南伊豆まで下ることに。
西伊豆と南伊豆の境のような場所にも数箇所のポイントがある。気になるところを降りてみると、ここは駐車場が有料化していない。それもそのはず、港の横はゴロタ海岸で、海水浴には向いていない。子供たちは港のスロープ付近で遊んでいる(;_;)。とりあえず、港の中の様子を伺うと、数匹のメッキらしき姿を確認。でも、底にへばりつくように泳いでいる。本当にメッキ??
港の中をあれこれと探るも反応なし。と、家族連れの竿が大きく曲がっている。近付いてみると、サビキにボラが掛かっている。何とか上げて大喜びする子供。良かったね。その弟君が「お金払うの?」としきりにお父さんに聞いていた(^^;;;
港の中を諦め、横のゴロタをチェックすることに。波打ち際の石の上に立ち、波が立ち上がるその向こうにミノーを投げる。数投目、立ち上がる波と引き波のぶつかる付近でミノーがヨタついた瞬間、真横から褐色の弾丸が飛び出した。引きはメッキのような…でも、色が違いすぎるし…と上げてみるとショゴ。ULタックルでは初めてのショゴをGETして、何気に嬉しかったりする。メッキは釣れていないけど、今日はこれ一匹でも満足…かな?
8月15日 16:30頃
ショゴ一匹ではやはり満足できず、メッキを探して南に下る…もどこも反応なし。諦めて、夕方に期待を込めて西伊豆のお気に入りポイントへ戻ることに。戻りながら午前中チェイスが見れた場所もチェックするが全く反応なし。で、お気に入りポイントに到着。
野地さんのメールでのアドバイスではある特定の区間だけメッキが出てそれからずれるとセイゴの嵐だったとか。その特定の区間での数投目。グンッという魚信とともに魚の感触が伝わってきた。よっしゃ!今年の初メッキゲット!…バシャバシャバシャ…って、セイゴかい!しかもかわいいサイズ。それでも釣れないよりは嬉しい。丁重にリリースして再開。しかし、この後も日が暮れるまでメッキの反応はなかった。
8月15日 21:30頃
メッキを諦め、ひと風呂浴び食事も済ませ…第2(?)ラウンド。夜の部は超限定ポイントのセイゴ狙い…と思ったら先行者あり。残念。しかも、セイゴの姿は見えず。
次に向かったのは明け方前に寄った常夜灯のある大きな港。相変わらず5cmほどのベイトはうじゃうじゃいるが、それを狙う奴らはお留守状態。お約束でネンブツ君が水面付近をうろうろしている。しかも!港は盆踊り中w何度も何度も『アンパンマン音頭』がかかっていたよ。
盆踊りも終わり、ようやく落ち着いた頃に釣りスタート。そこのほうにいるだろうカサゴを狙う。すると、すぐに魚信がある。が、なかなか乗らない。やっと乗ったと思ったら、あがってきたのは赤い魚でもカサゴではなくネンブツ君。水面付近だけではなく、底付近にまでいっぱいいるのね?
何匹かネンブツ君を釣った後に、ルアーをチェンジ。ネジワームから、3インチのクロータイプに変え、ネンブツ君が寄らないようにしてみる。と、ルアーを変えて数投後に、魚信があり、先ほどとは違う重みを感じさせてくれながらあがってきたのは狙い通りのカサゴ。程なくして2匹目もGET。
その後も数を伸ばそうとしばらく粘ってみたが、魚信はあるけど乗せられず。そうこうしているうちに雨が降ってきたのでゲームセットとした。
エピローグ
前夜からほとんど寝ずに遊び倒し、何とか魚を釣ることはできた。けど、これでメッキは今年2連敗。このまま連敗記録を伸ばしたくないなぁ…。(前回も今回も気持ち的にはその他の獲物で救われているんだけどね。)
前回のライトルアーでは『午前中まで良かったんだけどねぇ…』と言う言葉を聞き、今回は『先週は良かったんだけどねぇ…』となった。なんともどこかでずれているのかな?独身期間はあと一週。来週末は、きっと釣ってやるぅ!!