2009.07.18  ぱわぁの西伊豆ライト釣行記 [ショゴを求めて右往左往]


Report by  ぱわぁほ〜る


プロローグ

 そろそろメッキ用の新しいロッドが欲しいなぁ・・・ 今使っているロッドはトラウトロッドなのでトゥイッチングがどうも緩慢な感じがして・・・ 追ってくるだけのメッキにバイトさせるにはもっとキビキビと動かしたほうがいいんだろうなぁ・・・

 などと考えながらそんなアクションに適したロッドを探し始めた。どのショップでもお勧めしてくれるのはメバル・アジ専用ロッド。でも、ほとんどが7フィート以上。探しているのは6フィート前後。だって、サーフやスロープでトィッチングするには、あまり長いとロッドで地面を擦っちゃう。

 いくつかのショップを回った中で、1本だけ条件に近いものがあったんだけど、ぱわぁジュニアも順調に成長する中、この金額はちょっと痛い(^^;;; むう・・・どうしようかなぁ・・・

 そんなことを考えつつ、相も変わらず釣りにいけない日々が続いた中ようやくの出撃許可。最近毎年感じることだけど、気がつきゃもう今年も半分が過ぎている。その半年の間、まともに出撃できなかったり、できてもまともに釣れなかったりと満足のいくときが一度もない。そろそろ真っ当な結果が欲しいなぁ・・・。

7月18日

 今回は久しぶりにYも同行することに。このY、今年めでたく結婚しやがり、今回はその嫁さんも同行。んぢゃってんでおいらも対抗すべく(?)娘を同行させる。今回は西伊豆方面でワカシ、ショゴ、サバなどの青物を狙う。運がよければメッキにも逢えればなぁ・・・と都合の良いことも考えつつ。とはいえ、何でもいいからYの嫁さんと娘には釣らせてあげたいということから現地で柔軟に対応できるようにいろいろと準備して(青物を狙うにしては)ちょっとゆっくり目に出発。

10:00

 最初に着いたのは青物狙いには定番の堤防。数年前にはここでサバが釣れまくり午前中だけでクーラーボックス一杯になったこともある、当たればでかく、確率も高い場所。堤防付近に車を止めて堤防の様子を見る。釣れていれば堤防には人がたくさん・・・いない。ってことはだめか?と思いながらも、念のためチェック。回遊魚なのでいつか回ってくるタイミングがあるのでは?という儚い期待を持ちつつしばらく粘るも異常なし。1時間ほどで諦め、少し早目の昼食&作戦会議。ここで一気に南まで下ることに。

 南に下る途中で、いくつかの海水浴場が目に入るが、どこもガラガラ。天気のせいか、はたまた高速料金値下げでさらに遠くへ行ってるのか・・・? いずれにしても、釣り場が荒れるのが少ないのはありがたいこと。

13:00

 一気に南に下ったところで、たどり着いたのはそれなりに規模も水深もあり、係留船もたくさんあって、ショゴが潜んでいそうな雰囲気はばっちり。その雰囲気に見とれたせいか、おいらは間抜けにも車をガードレールのようなものに軽くぶつけてしまう。バンパーがちょっと傷ついて少し凹む。本日の間抜けその1(T^T)

 気を取り直して係留船の横をミノーで攻める・・・が異常なし。水深もあるのでアイスジグに付け替えて少し投げてから底付近まで沈めしゃくってみる。と、ショゴではなくカマスの反応が見えた。再度同じようにしゃくってくると、ロッドに重みが加わり、抜き揚げ・・・と同時にはずれナチュラルリリース。そうこうしている間にスレたのか反応が悪くなった。

 今回のタックルは、6.6ftの自作ULロッドにリールはアルテグラの1000番。ラインは4lbのPEで1.5号のフロロリーダーを1.5mほど。

 隣の係留船の横を同じように攻めると、カマスに混じってショゴの反応を発見!夢中でしゃくるがバイトに至らず。2・3投もすると、あっさり見切られたのか反応がなくなる。が、カマスの反応は出たまま。そこで娘にも楽しませようとアイスジグをキャストし、沈めたところでロッドを渡す。が、巻いて来れない。沈ませすぎたようで、底のロープにでも掛けてしまったらしい。あえなく奉納(;_;)

 いつのまにかYも横に来てワームをちょこまかと動かしている。と、アイスジグに反応が悪くなったカマスが見事にヒット。まんまと横から掠め取っていきやがった(--; その後、Yは嫁の様子を見に横を離れて行った。奉納した代わりのアイスジグを付け替え、再度キャスト。すると、やはりカマスが反応し、絡みつくようにアタックしてくる。でも、なかなかバイトに至らず。魚は食いに来ているんだけど、アイスジグの動きについて来れないような感じ。

 熱くなりキャスト&しゃくりを繰り返しながら一歩横へ移動。と、バキッと嫌な音が足元から聞こえた。見ると、足の下にYのロッドが。恐る恐る足を上げてみると、3番目のガイド付近からポッキリと。本日の間抜けその2(T^T)(T^T)

 ロッドを地面に置いておくのもどうかとは思うけど、そのロッドに気づかなかったのは完全においらの間抜け。戻ってきたYに謝り、とりあえず普段メッキ用に使っているULロッドを代わりに使ってもらう。Yは「これだけいろいろとあるんだから、きっとこの後に逆転が待ってるんだよ」と慰め?の言葉をくれる。ホント、逆転があればいいねぇ・・・。

 もう一度気を取り直して船の横を相変わらずアイスジグで攻める。トラブルで少しポイントを休めることになったからか、ショゴとカマスがわんさとアタックしてきて、アイスジグにショゴがバイトしたのが見えた瞬間、横からカマスも飛びついてくるのが見えてテンションが軽くなった。そりゃないよ・・・(;_;)

 手持ちのアイスジグはもう一つだけ。しかも、今までのものよりも軽いサイズ。仕方なくそのアイスジグに付け替え、隣の船の横にキャストして、沈める。底に着くちょっと前にしゃくろうとすると、いきなり根掛かりしたようで動かない・・・いや、動き出した。

 ドラグが逆転し、グン、グンと間隔を置いての引きが伝わってくる。ショゴやカマスの引きではない。係留船の間なので、ロープに引っ掛ければそれで終わり。タックルがタックルなので、なかなか主導権が握れないが少しずつ寄せてこれた。

 運よくロープに掛かることもなく、水面に姿を見せたのはイシガキダイ。抜き揚げは難しそうだなと考えていると、Yが近くで餌釣りをしている人からタモを貸りてすくってくれた。サイズはパッと見で25cmくらいか。今夜は白身の刺身・・・が頭に浮かんでいるところに、シガテラ毒の事例を聞かされる。刺身は食いたいが、そんな思いはしたくないので写真を撮ってリリース。もしかして、これが逆転打?

 その後、結局ショゴとカマスにいいように弄ばれただけ。少しポイントを休ませて、夕方のベストタイムに戻ることも考えつつ場所移動。

16:00

 少し西伊豆方面へ戻った港は昨年ショゴを釣ったポイント。水深こそさっきのポイントほどないが、係留船もあり、ショゴが潜んでいてもおかしくなさそうなポイントは多い。が、さっきのポイントとは打って変わって外側の濁りがまともに入っている。軽く探ってみるが、案の定まったく反応無し。

17:00

 少し戻ったところで休憩とトイレを済ませ、結局さっきショゴの反応のあった港に戻ることに。ただし、Yは嫁さんとちょい投げをするという。娘はサビキで釣れていたのを見ていたのでサビキをしたいと言い出す。

 港入り口にあった釣具屋でアミコマセを購入し、娘のサビキ仕掛けを準備。一応、自分の道具も出してはみたが・・・結局、その後は娘の面倒を見る羽目に。サビキでは小鯵と小鯖がそれなりに釣れ、娘は大満足。おいらは夕方のベストタイムをサビキの面倒で潰され、結局ショゴはノーゲット。Yはちょい投げでシロギスとチャリコを釣っただけで終わったらしい。ここで日没ゲームセット。

エピローグ

 久しぶりの釣り&遠征となったが、相変わらず結果が出せない。いつになったらこの状態から脱出できるのだろうか・・・?このところ、魚のいるところには行けているのに釣れていない。困った・・・。

 しかも、間抜けなことにYの竿を折ってしまったので、その代わりとして今までのメッキ用ロッドをプレゼント。これでメッキ用ロッドを本気で探さなくては・・・。

ロッドは別として・・・近いうちにリベンジぢゃ!!