プロローグ
メッキ用ロッドを本気で探す必要ができたことで、ショップだけでなくネットでも漁ってみると・・・一つ気になるロッドに巡り逢う。れっきとしたメーカーのものではないんだけど、何より長さが6.1ftと希望にドンピシャ。値段も安いのも助かる。
いろいろ迷った末、扱っているショップに目的を告げてロッドの状態を教えてもらう。教えてた状態もらっと、対応してくれた店員さんの感じが良かったので購入。
届いたロッドはほぼ期待通り。こうなると早速釣りに行きたくなるよね。この前のリベンジに行くぞ〜!
8月1日
今回は娘のみが同行。でもサビキはやらないよ、と宣言。今日は思いっきりルアーで遊ばせてくれい!!
10:00
目的がリベンジなので、まずは前回弄ばれた南伊豆のポイントへ。海水浴客の混雑を予想して、海岸線でなく山ルートで一気に松崎まで行ったが、このルートは道が狭くてスピードが出せないので結果的に遅くなったような気が・・・。
2週間で状況は変わっているか、それともまだそこにいてくれるか・・・?と、期待と不安とを持ちつつ港に着くと、駐車場が有料に!2週間前はそんなことなかったのに・・・
ということで、リベンジは門前払いとなりました(-人-)チーン・・・
10:30
そんな訳で最初に入ったのは前回濁りがひどくて早々に諦めた港。今回は水も綺麗で、期待が持てそう。
今回のタックルは基本的に2週間前と同じ。ただ、ロッドだけはもちろんおニューのメッキ用ロッド。本格的にショゴを狙う前にちょっとロッドのアクションを確認。トゥイッチの状況は、以前のロッドと比べると動かす幅が小さくても同じように動いてくれる。以前と同じように操作すると、ミノーが大きく動いてしまい、場合によっては飛び出すほど。ほぼ期待していたとおりかな。
まずは係留船の横をミノーで様子見。異常なし。とっととアイスジグ(しっかり補充したさ)に付け替えて底のほうから誘い出す作戦に変更。ところがこれも異常なし(・_・;;
一通り船の横を探ると、最後の最後にショゴの群れを発見。アイスジグに反応するも、やはりバイトまで至らない。むう・・・。何度か攻めているうちに、異変を感じたのかそこから離れていってしまった。
とはいえ、ショゴの群れがいたのを確認できたので、その群れがまた戻ってくるのをしばらく待つことに。しばらくしてショゴが去っていった方向へアイスジグをキャストしてトゥイッチを繰り返すと、後ろからショゴが着いてくる。けど、やっぱりバイトしない。
ショゴの動きを見る限りは、バイトしているように反転してるんだけどなぁ・・・。アイスジグの動きの幅が大きすぎるのかな・・・?2〜3投すると、すぐにスレるのか反応がなくなる。
目先を変えるため、ポッパーにチェンジ。ショゴの消えていった方向に投げると、着水とほぼ同時にアタック。でも、ヒットせず。そのまま巻いてくると、付いてはくるんだけど・・・。なかなか手ごわいショゴに熱くなる。
ミノーに変えたり、ワームに変えたりしながら反応を見る。あまり良い反応がないのでまたもやアイスジグに付け替えてしゃくってくる。と、足元付近まで付いてきたショゴがやっとのことバイトした。
バイトの瞬間が見えたのもあって、電撃フッキングに成功。と同時にショゴがポーンと空中に放り出され、堤防の上に落ちる。ショゴが釣れたのは釣れたけど、引きも何も感じる間がなかった(^^;
その後もしばらく粘るも反応がなくなったので移動する。
14:00
さっきまでのポイントから北側はどの港も駐車場が期間限定有料化しているので一気に松崎まで移動。移動後、電池切れでしばらく仮眠。目が覚めて、サーフ側に目をやると「氷」の幟が目に入る。わざわざ海の家まで行って娘と二人でかき氷を注文。2週間前とは違い天気も良いのに海岸の人はまばらでびっくり。
かき氷を食べてしっかり目も覚めたので再開!
15:00
さらに北に移動して係留船が多い港へ。港入り口正面の岸壁に係留されている船の横を相変わらずアイスジグで探るが異常なし。少しずつ探りながらスロープのほうへ移動。
スロープ付近でイトヒキアジの群れを発見。アイスジグをしゃくりながら近づけると興味は示すけど、如何せんサイズが小さく、バイトまでには至らない。そこで幼児メッキ虐待ルアーに変えて巻いてくるとルアーをひったくっていくのが見えた。が、痛恨のフッキングミス!!その後目先を変えて娘と二人でいろいろと試すが反応するどころか逃げるようになってしまった。
ここで今年初めてのメッキの群れを発見。群れといっても3匹ほど。サイズは10cm程度。あっという間に目の前を横切り去っていった。去っていった方向にあわててルアーを投げても反応無し。
16:30
次に移動したのは付近では一番大きな規模の港。普段は夜にアジやアオリを求めて寄るんだけど、果たして・・・?
娘は移動中の振動が心地良かったのか電池切れ。
ここも水深があるので迷わずアイスジグをチョイス。船の際から沈めてしゃくりあげる。と、1投目からショゴの反応がある。が、相変わらず食わせきれない。そのまましゃくり続けると、飽きたのかぷいっと隣の船のほうへ行ってしまった。
そのショゴが向かっていった船の際にアイスジグを落としてしゃくりあげると、またショゴの反応が出るが、それだけ。今回はさらにカマスの反応も見えた。
2週間前の間抜けを思い出し、リーダーの先に3号のフロロラインを追加する。これでも切られるときは切られるんだけどね・・・。少なくとも、この前よりはましなはず。と、すぐにカマスをゲット。ありがたくキープ。
最初にショゴの反応があったものの、それだけ。たくさん係留されている船の際を一つ一つ叩いていくが、その後ショゴの反応はなし。ショゴを探して叩き続ける。が、カマスと小サバを追加できたのみ。
車の中で寝ている娘のことも気になり、最初の場所に戻る。船の下についていないのならば、沖から呼び寄せようと、メタルジグに付け替え、半ばヤケクソ気味に水面を引いてくる。
3〜4投もしたときに、ジグの作る飛沫の後ろに怪しい波紋が。と思った途端、ロッドにグン!と重みが加わった。ほぼ向こう合わせになっていると思うけど、念のためしっかり合わせを入れてファイト開始!
足元からは船に向かって何本もロープが伸びている。右に左に走るのをいなしながら少しずつ寄せてくる。最後の最後に足元右側から伸びているロープの下に突っ込んだが何とかかわして抜き揚げ成功。あがってきたのは手尺で25cmオーバーのショゴ。
釣り上げたショゴには何匹かお友達が付いていた。そこで、数mほど移動してロープの間の広いところでキャスト再開。まんまと目論見が当たり、数投目にジグの後ろで数回の波紋が出た後にヒット。先ほどより少し小ぶりなものの、このタックルでは十分に引きを楽しみ抜き上げた。
今がチャンスと思い、車で寝ていた娘をたたき起こし、娘のタックルにもジグをつけてキャストさせる。自分はティーザー役としてポッパーを投げまくった。が、時合いはほんの一瞬だったようでその後ショゴからの反応はなし。娘はカマスにやられたようで、ラインがスパッと切られていた。慌てて娘のタックルを準備したので、カマスのことを忘れて4lbライン直結のままやらせたのが悔やまれて仕方ない。
結局、その後は何の反応もなくなり、日没ゲームセット。結果はショゴ×3、小サバ×1、カマス×2と数的には微妙だけど、展開としては大満足。
エピローグ
なんとなーくだけど、前回のリベンジは果たせた・・・かな?ショゴをメインターゲットとして考えることができると、今まであまり遊べなかったこの時期の空白がかなり埋まるような気がする。いや、もちろんいろんなターゲットがいて、いろんな釣り方があるので、まったく遊べなかったわけではないんだけど。シーバスやアオリは最近本格的に狙った記憶がない・・・(^^;
おいらの大好きな小物釣りのサイクルだと、メバル・アジとメッキの間にぴったり入ってくれるし、メッキ同様チェイスからバイトまでの面白さ、そして何よりショゴは食べても美味しいというのが嬉しい。
しばらくは小物ローテーションでも退屈しないですみそうだね。そろそろメッキも狙えてくるし、楽しい季節がやってきた!!
あ・・・お願いだから、早々に次の出撃許可ください>ぱわ妻