2009.12.19  はずしまくりの伊豆釣行


Report by  KO


西風が強く・・・

 そろそろ根魚のいい時期になってきました。この辺で1度伊豆に行っておこうと思っていたのですが、水温が全然下がりません。まだ全体で20℃前後あります。ま、それならそれで水温の落ちやすい所を狙ってみればいいかなとも思いますが、ここのところ強烈に冷え込んでますし、群発している地震の影響も気になりますが、ちょっと様子を見たかったので行ってみました。

 19日の0時過ぎ、忘年会で遅くなった兄を待ってから出発。予報では朝までは西風が強く、夜はやや強とのことなのでまずは東から。最初のポイントには2時半ぐらいに到着。ここではすぐにアタリがあったがなかなか食い込まない。魚が小さいのかな?そのうち反応が消えたので次のポイントへ。

 次のポイントでも何か所か回ったが全く反応が無い。少しすると足元からズズズ・・・と音がしたと思ったら、いきなり揺れだした。はは・・・地震のことをすっかり忘れてた(^^; 早々にこのポイントを離れ一気に南へ。

今シーズンの初カサゴ

 5時ぐらいにポイントに到着し、カサゴポイントを狙う。ここは比較的水温が下がりやすいと思われるポイントだが・・・。しばらくは反応が無かったが、根回りを狙っているとようやくアタリ。そして重みがのる。ようやくきた。と思ったら動かなくなる。

 藻にからんだようなので逆方向から引くとうまく外れ、ようやく今シーズンの初カサゴを釣ることができた。20cmほどだが一応写真を撮っておこうとすると、電池を入れ替えたばかりのカメラがどうもうまく動かない。仕方なく写真を撮らずにリリース。その後、電源を入れ直したらまともに動きました(^^; その後は反応無し。

200gほどのアオリイカ

 明るくなってきたらスミイカポイントへ。やはり結構風が強い。そのせいかポイントには誰もいない。が、よく周りを見るとスミ跡も少ない。釣れないからかな? とりあえず第1投。反応無し。2投目、手前までシャクって来た時に底を取ると重みがのる。

 アワセるとのった。それほど重くはないが、サイズの割には引くなと思っていたら、200gほどのアオリイカだった。久しぶりなので小さくても嬉しいが、喜んでばかりもいられない。ここでアオリが釣れるとその後はたいていろくなことがなのだ。

 その後はしばらく反応無し。いつもはブレイク周辺を狙っているが、この時期でこの水温ならまだ広く散っている可能性もある。それで別の方に投げてみると、すぐに重みがのった。ぐいー、ぐいーと引きが伝わる。またアオリイカかなと思っていると、外れた。また抱きつくかなと思ってそのままエギを沈める。するとまた乗った。「よしよし、この重みがいいんだよな・・・?」重いだけで引きが無い。あげてみるとタコだった。エギには1cmほどの身の切れ端が付いている。よく見るとタコの足の付け根付近にえぐられた跡が・・・。タコやイカは身切れするともう抱きつかないと思っていたが、そんなことないんだな〜。しかし、どんなけ食いたいんだか・・・

 その後、近くに投げるとまた重みがのったがすぐバレる。またすぐ沈め直したが、今度は抱き付いてくれなかった。イカか、タコか、あるいは・・・ナマコだったりして(^^;その後は反応無く仮眠をとる。

アオリイカの祟りなのかな〜

 午後は15時ぐらいから夕まづめを開始。しかし、大分風が強くなっていてやりにくい。それでも少しすると兄がのせたがバレる。これも身切れ。その後もしばらく探ったが反応無し。ここで根魚ポイントに移動する。

 かなり風が強くなっていたので南は諦め、西に向かうがそれでもかなり強い。とりあえずできる所でやってみるが、ここも反応無し。少ししてから場所を替えてヘチを狙うとアタリ。アワセるとかなり強い引き。グッグッと重い引きが伝わってくる。前に切られたことがあるのでドラグを調整しながら慎重にやり取りしていた。しかし、ドラグに気を取られているうちに根に潜らてしまった。しばらく間を置いたりしてもダメ。仕方なく諦める。もっと強引にやりとりしておけば・・・と思ったが、切られたらその反対のことを思うに決まっている。あいかわらずマヌケなことをしているなぁ・・・。結局、後悔先に立たず。で、その後はアタリも無く、場所を替えても風が強くてあまり釣りにならない。

 ここで大きく移動するが相変わらず風が強い。それでもできる所ではやってみるが反応は無い。もう少し釣れるんじゃないかと思っていた予測は甘すぎた。結局移動しても風が強くてできる所は限られている。釣行前に沼津方面でアジやカマスが釣れていたという情報があったので行ってみるが、こちらも見つけることはできず、ここで今回の釣りを終了することにした。

 今回はまだ水温が高いものの、それなりに勝算はあると思って釣りに臨んだのですが、かなり厳しい釣りとなりました。もちろんこの時期にやり様はあると思いますが、むしろ、できることと、できないことを再確認させられた釣りでもありました。まあ、外しっぱなしでしたが、それもある意味収穫かもしれませんね。やはり、これはアオリイカの祟りなのかな〜(^^;