納竿の予備日
今年も残すところあとわずか。この秋はエギングで9月に600gが釣れたので、年内にはキロオーバーを釣りたいと思っていたが、なかなかサイズアップ出来ないまま、あっという間に年末になってしまった。既に2キロオーバーもあがっていると言う話なので、決して釣れないことは無いと思うのだが・・・。
例年12/30に納竿釣行で紀伊半島に行っているが、あと1回の釣行で目標達成する自信が無いので、この忙しい時期に2回の釣行を画策。27日を1回目の納竿日？とした。それでだめだったら30日にホントの納竿としよう(汗)。
まずはメッキ
この時期は日中にアオリイカを釣るのは難しいので、例年通り日中はメッキを狙うことにする。終盤のメッキの居場所は何となく分っているつもりだが、紀伊半島に通うようになってから見つけた居場所は1箇所のみ。もっと他にも居場所を見つけたいので、朝から港をランガンして紀伊半島を南下する。しかし予想通りと言うか、さっぱり当たりもないまま日も傾き、最南端を越えたいつもの港まで来てしまった。
そこは河口の港で、ピンポイントのボトムにメッキが居るはず。遠投して一旦沈め、ジャカジャカと巻いてくるとガツンとヒット。まずまずの引きで横走りしながら上がってきたのはギンガメ。サイズはこの時期にしては小さい20cm。その後またすぐにヒットしたが、バラしてしまい反応が無くなってしまった。次に対岸に移動して狙うと、今度は21cmのロウニンをキャッチ。
それを最後に釣れなくなってしまったので、新規開拓でポイント移動。濁りがあってあまり釣れる気はしなかったが、少しずつ移動しながら投げていると思いがけずヒット。微妙にサイズアップして22cmのギンガメだった。日暮れが近づいたので、メッキ釣りはこれにて終了。とりあえず釣果があったのでほっとする。
鉄板ポイント
次に向かったのは今シーズン見つけたアオリイカの好ポイント。4回行っていずれも600g前後を上げている。今回も期待を込めてキャスト。で、いつものように日が沈んでからヒット、400g弱だ。続けて狙うが、向かい風でどうにも飛距離が出ず、更には沈めたエギが手前に押し戻されてしまい、きついかけ上がりで根掛かりが多発。そろそろ終了か、との思いが頭をよぎる。
まあもう少しと思いながら風が弱まったタイミングで投げ続ていると、またゴンっと根掛かり。と思ったらグワーンと走り出した。良形を思わせる重厚な引きで、ドラグを少し緩めて十分走らせたあと、慎重に寄せてくる。この日のためにと言うわけではないが、買ったばかりの小継のギャフを伸ばして無事にキャッチ。28.5cmあった。その後はまたホントの根掛かりをやらかしてしまい、終了とした。
ドキドキの計量
家に帰ってからさっそく計量。胴長からして1キロあるかないかという微妙なサイズ。これで納竿出来るかどうかの運命の分かれ道・・などと思いながら秤に載せると、一旦重みで1キロを大きく超えて、その後反動で900g台に落ちる。落ち着いたところで1045gを指している。やったー、キロオーバー達成！と小躍りしてしまった。これにて納竿も決定。絵に描いたような結果に大満足でした。でも来年は変な目標を設定するのはやめよう。
