2010.06.12  サーフでキビレ調査


Report by  T-Ya


関西で大人気

 今年は異常気象のせいか5月でも夜になると寒いことがあったが、6月に入るとやっと季節相応の気候になったような気がする。それとともに大阪湾各所でチヌやキビレがルアーで良く釣れているという情報が多数聞こえてきた。使われているのはチヌ用に作られた、ラバージグ風のルアー。これがナイトゲームで良く釣れるらしく流行している。いつも情報に踊らされている私は、今回ももちろんそのルアーを購入し釣れっぷりを調査することにした。

先週の調査結果

 第1回目の調査は先週日曜(6/6)の夜に行なった。場所はホームグランドである近所のサーフ。シーバスは良く釣れる場所で、たまにキビレもヒットするから居ることは間違いない。で、結果は30cm前後を2枚とまずまずだった。アタリも結構ある。これに気を良くして再調査を心に決めた。

今週の調査結果

 2回目である今夜(6/12)は大潮で期待が持てる。満潮の夜8時にスタート。しかし正面からの風がきつくて遠投出来ない。それでも我慢してサーフの駆け上がりをズル引きしていると、ルアーがかなり手前に来たところでヒット。大きく竿先を絞り込まれたが、目の前3mぐらいの所だったのですぐにズリ上げに成功。測ってみる46cmと、キビレとしては良形で体高もあり大満足。ずいぶん浅場で喰ってきたことに驚いた。

 その後しばらくアタリが途絶えたが、風が弱まり潮位が下がり始めたところで急にアタリが連発。まずはブルブルと小刻みなアタリで20cmぐらいの元気なチビレ。続いてはゴンゴンという感じのアタリの後でひったくる様にバイトし、強烈な引きを見せたのは36cmのキビレだった。更にはコツンという小さなアタリの後で居食いしていたような感触があったので合わせてみるとヒット。この33cmのキビレを最後に調査を終了した。

 2回の調査を通じ、ボトムをズル引きするだけで多彩なアタリと良い引きを楽しめる釣りであることが判明。人気が出るのも頷ける結果となった。もちろん今後もシーズンが続く限り調査を行うこととした。