2010.11.27  晩秋の房総チェック


Report by  KO


メバル、アジ、ついでにイカ・・・

 今回は房総に行って来ました。晩秋といっても、この時期のターゲットを狙うというよりも、冬のターゲットの状況チェックという感じです。とりあえず、メバル、アジ、ついでにイカなんかも・・・という感じで行ってみました。

 26日の22時半過ぎに1人で出発。途中寄り道をしたので、内房の最初のポイントに着いたのは1時半ぐらい。車から降りるとかなり風が強く、ライトルアーには厳しそうな感じだ。とりあえずメバルのチェックから。まだ水温は高めだが例年そろそろ釣れ始める頃なので、水温の下がりやすそうなシャローを数ヵ所狙ってみることにする。

 最初のポイントは引きいっぱいでかなり浅く、さらにうねりもあるので厳しそう。やはり反応無し。次のポイントもかなり浅いが、水深30cmもあれば釣れてくるので狙ってみる。最初は反応無し。移動しながらやって行くと「コ、コ」おっ!「コ、コ、コ、グン」でアワセるとまずまずの引き。上がって来たのは21cmのメバル。いてくれたか〜。ここはいつも早くから釣れるが、ここで釣れればぼちぼちかな?

 メバルが釣れたので次は夜にイイダコが釣れそうな所を探してみる。が、風が強く底が取りにくい。反応も無いようなので一旦休憩。朝まづめはイカを狙ってみるが、横風でラインが流されてしまう。しかたなく、おもりを付けて底をズリズリしてみたが反応も無いので移動。

 次はカマスが釣れているらしいポイント。しかし、魚もいなければ人も居ない。すぐ移動。その後も何カ所かポイントをチェックをしてから直売所で買い物をした後、仮眠。

ほとんどワーム

 起きると14時を過ぎていた。まだ風は吹いていたが朝に比べればだいぶ弱くなっていた。この後はちょい投げをしようと思っていたのだが、「特船イソメ」を家に置いて来てしまったことに気が付いた。ならば、ジャリメを買えばいいかと思うものの、その予定ではなかったのでエサ箱や石粉も持って来ていない。また「特船イソメ」を買うのもなんだしな〜と思った時、ふとひらめいた。そういえばまだ「パワーイソメ」を使ってないからこれを使ってみよう、と。

 さっそく釣り具屋に寄って「パワーイソメ」を購入し、予定の港に向かう。すると、堤防先端には先行者が。まぁ、当然だわな。では別の場所でと思ったが、とりあえず様子を見に行ってみる。すると港外で小さいながらボイルが。急いで車に戻り、バッグにジグケースを入れて、ちょい投げ仕掛けを入れて、エギを入れて、って、どんなけ狙うねん!と思わず突っ込みを入れ(^^;、竿を持って急いで戻り、空いてる所でジグを投げる。が、結局反応無し。港内にはカマスがいるようなので投げてみる。反応無し。
おとなしくちょい投げを始める。

 「パワーイソメ」は使い勝手はほとんどワームだった。これを2つに切って投げてみる。しばらく反応無し。が、突然のアタリで釣れて来たのはトカゲゴチ。その後はまたしばらく反応無し。で、また突然反応があり、今度は18.5cmのシロギス。その後は小さいアタリがたまにあるのみで、1時間もやらないうちに暗くなってきてしまったので、夕まづめはまたイカ狙い。反応無し。この後は良型のアジを探して開拓してみる。

45cmのマルフッコ

 最初のポイントは人が多いのでパス。次のポイントは港内は反応無し。港外のサーフを狙うと1投目でヒット。「いきなり来た〜」と喜んだのも束の間、釣れたのは24pのヒラセイゴ。ま、引きは楽しめたのでもう少し釣りたいな・・・とやってみるが反応無し。

 次のポイントでも1投目で重みがのる。アワセると結構いい引き・・・なんて思っていたらドラグが唸りだした。何度も出されては巻きを繰り返す。「これは大アジか〜」なんて喜ぶのはおバカさん(^^; さっきセイゴを釣ったばかりじゃないの。たぶん、セイゴの大きいヤツだろうな〜と思っていると、浮かんできたのはもう少し大きいサイズ。なんとかハンドランディングしたのは45cmのマルフッコ。なかなか楽しめたので、まだいるかもなんてやってみると、1度小さいアタリがあっただけだった。

 次は初めてやる港。ピックアップ時に2回出たがヒットはしなかった。ヘチ際をやると2回アタリがあったがこちらものらず。なんかセイゴかメバルっぽかったな〜。ちょっと港外の地磯も見てみるといい雰囲気だったが波がありすぎ。少しだけやって移動。

 次は車を止めてからしばらく歩く。最初は岩周りを狙うが反応無し。次は岸壁から岩のスリットを狙う。と、アタリ。結構いい引きなのでまたセイゴかなと思っていたが、キラッと輝くその魚体はアジ! しかも、20cm台後半はある。これは何としても獲りたい!と思ったのに岩のエグレでフリーズ(ToT) 運を天にまかせて強引に引っ張る。と、離脱成功!しっかり空気を吸わせ、もらった〜と抜き上げると「あうっ!・・・」20cmほど持ち上がった所でラインが切れ、丸みを帯びた魚体は海にお帰りになりました・・・。これは痛い。痛すぎる!ようやく見つけた良型アジだったのに・・・。やはりエグレに入られた時か・・・

空気読んでくれよ〜

 気を取り直してルアーを結び直し、同じ所を通す。しかし、同じような魚がいるはずもなく、反応無し。と、少ししてヒット! 再び岩のエグレに向かう。そうはさせるかと最初から強引に岩から引き離す。そして落ち着いた所で抜き上げ、ようやく岸壁に横たわったのは黒っぽい物体。23cmのムラソイだった。は〜、がっくし・・・(--;「ムラソイが釣れちゃいけないとは言わないけど、頼むからもう少し空気読んでくれよ〜」と、ついつい理不尽な文句をムラソイにぶつけてしまう私。その後はしばらく粘るが1度他の場所で小さいアタリがあったのみ。この場所は終わりにした。

 ここでのことで精も根も尽き果ててしまい、22時を過ぎていたこともあり、この後はポイントをパスして小アジと遊べる方面に向かい、ちょっと小アジと遊んで終了とした。

 は〜、何と言いますか、結果はオーライではないですけど、探そうとして見つけられたので、納得はできます。次回があるかもしれませんし。でも、私の場合、冬はやっぱり伊豆だし、1度はベイエリアも行っておきたいし、タナゴもやりたいし・・・というわけで、次はいつになることやら。しかし、今回は我ながらハードでした。最後には「とんでもない計画立てるな〜!」と、自ら突っ込みたくなりました・・・(^^;