2011.08.15  真夏の一日・ライト五目


Report by  T-Ya


夏休み恒例

 子供は部活で忙しく、最近はなかなか一緒に釣りに行けなかった。お盆前後は4連休になるとのことで、そのうちの一日で毎年恒例となっている南紀のメッキ釣りに出かけることにした。ちなみに私は10連休なので、3日前に同じルートを下見済みだ(汗)。その結果、今年のメッキはサイズが小さく、数も多いとは言えない感じがした。小さくても良いので、何とか子供に釣り上げてもらえるよう、気合を入れて出発した。

幸先良く

 まずは中規模河川の河口に到着。最初のヒットは長男。ミノーに喰ってきた小さなキビレを釣り上げた。メッキの方は、小型のチェイスが度々あるもののヒットまで至らず。そこでこの日の作戦として用意していた小さなソフトルアーを使用してみる。すると次男も私もチビメッキのキャッチに成功。最初の場所で全員魚を釣ることが出来て一安心。

なかなかやります

 次に行った港のスロープでは無反応。その次は河口横に小さなサーフと漁港が隣接する場所に寄ってみる。サーフの真ん中でミノーを投げていた次男が、何やら良型をヒットさせている。「でかいクサフグだろ〜」などと言われながら上げてみると、20cmのギンガメだった。突然のグッドサイズに皆オドロキ。

 長男の方はサーフでクサフグを釣った後、スロープに移動してやたら粘っている。去年そこで釣れたからだと言うが、潮が大きく引いているので釣れそうな感じがしない。ところがしばらくするとキタ〜の声。小さいながらもロウニンアジをゲットしている。そして更に同サイズを一匹追加、粘り勝ちだ。私はこの場所ではノーヒット。子供達に完敗です。

渋かった

 その後も河口やスロープ周りをランガンしたが、メッキはなかなか釣れず、たまにクサフグやウグイ、ダツ、チヌなどが掛かるのみだった。それでも河口のサーフで膝まで浸かってルアーをキャストするのは本当に気持ちが良い。これも真夏の釣りの楽しみの一つだ。

 日が暮れてからは大きな漁港に移動してアジ狙い。盆踊りの歌声を聴きながら、夜風の中での釣りも心地よい。でも釣れるのは大半がネンブツダイで、たまにアジやガシラが混じる感じ。それでこの日の釣りは終了した。

 丸一日かけて10箇所をランガンし、釣果はボチボチだったが、日常を離れてどっぷり自然を感じる楽しい真夏の一日だった。