夏祭り
最近房総に釣りに行こうとすると風が強かったり台風が来たりと、その度にうねりがあったり濁ったりしていてアジはろくに釣れませんでした。今回も行こうとするとまた風が強い予報。でも、波は上がってないようなので何とかアジとも遊べるかなと出かけてみました。ちなみにタイトルの「夏の釣り」を一字替えると「夏祭り」となりますが、今回はそんな感じで楽しめました。
16日の夜に出発。行く前に現地の状況をチェックすると10m/sぐらいの風が吹いている。またか･･･とは思うものの、水が澄んでいることを期待しながら車を走らせる。アクアラインを通過して外側に向かい、最初のポイントに到着したのは22時過ぎ。水は澄んでいてホッとしたが、満月が中天に差しかかろうとしていた。そういえば月齢はチェックしてなかったな〜。なかなか厳しい釣りになりそうだ。
結構なサイズだったのに･･･
早速始めると1投目からムツっ子が釣れた。以前よりは大きくなっていて結構太っている。その後少しやって次のポイントへ。次のポイントでは入れ替わりでエサ釣り師が帰って行った。ダメそうだな･･･と足元に軽く放って底を取ってから巻いてくると、ククンとティップが引き込まれた。元気にジャンプするのでセイゴだろうとそのまま抜き上げると23cmのアジだった。これは幸先がいい。少しすると今度は16cmほどのムツっ子。このくらいになると美味しそうだ。その後はムツっ子のみなので次へ。
次のポイントではしばらく反応なし。そのまま端の方まで行って底を取って巻いてくると2度ほどアタリがあった。そこで今度はスロートゥイッチを入れて巻いてくるとヒット。反転した魚はまずまずのサイズ。が、バラシ。ん〜残念。アジだったら結構なサイズだったのに･･･。その後は反応ないので次へ。
27cmの良型アジ
その後2カ所やるもちびヒラセイゴ1匹のみ。次のポイントでは明暗の境を狙うとゴツゴツと良型らしきアタリがあったが食い込まず。その後はアタらなかったので今度はブレイクを少し沈めてから狙う。すると、ゆっくりとティップに重みがのったかと思うといきなりドラグがチュイーン！「
ガムか！」とか言ってる場合じゃない。
これは尺来たか〜と期待するもその後はあっさりと寄って来た。水面に浮かんだアジはどう見ても尺はない。それでもなかなかの良型なので慎重にタモですくう。最近、抜き上げ恐怖症なもので･･･(^^; 釣れたのは27cmの良型アジだった。
シイラの姿は見えず
さらにサイズアップを期待するも、その後は反応なく、そろそろ4時近くなっていたので青物ポイントに向かうことにした。この日はどうせならとシイラが釣れる可能性がある場所に向かうことにした。ポイントに到着した4:20ぐらいにはだいぶ明るくなってきていたのですぐ堤防に向かう。
とりあえずワラサ用のタックルを用意しておき、シイラが姿を見せるまではいつものエギング用のタックルで小型回遊魚を狙う。しかし、9時まで粘ってみたが、シイラの姿は見えず。結局、ここでもマルソウダ2匹のみだった。
まだ遊び足りないので途中、ソウダ祭りに参加することにした。が、メタルジグにはろくに反応しないので、久しぶりに弓角での参加。１時間ほど楽しんで終了。その後は仮眠し、夕方からショゴ＆メッキ狙いでちょっとやってみる。
シーズン最初のメッキ
最初の港は反応なし。次の港はスロープでミノーをトゥイッチしていると、いきなり良型のショゴが数匹でアタックして来たが食わず。3回ほど通すと反応も消えた。そこでワームに替えてトゥイッチして来るとヒット。ジジジとドラグが鳴った直後、バラシ。く〜っ！ その後はお約束の反応なし。
次の港では前回やった時に港口でトップでショゴの反応が良かったのでやってみたが、この日はダメ。ミノーに替えてみる。ダメ。メタルジグで底を探る。ダメ。午後から風が強くなり、かなり荒れているせいかもしれない。そこで少し港内に戻って底を探ってみるとすぐ何かがヒット。足元でバレたのはカマスのようだったが･･･。次のキャストでもヒット。上がって来たのは小さなメッキ。13cmのカスミアジだった。シーズン最初のメッキがカスミアジというのはなんか嬉しい。
その後は反応ないので対岸でやってみると表層付近でちびカマスが来た。そこでミノーに替えてみるとちびカマスの反応がいい。中には18cmほどのも混ざり、まずまず楽しめた。暗くなって来たら常夜灯の下に移動すると、ここではムツっ子の反応がいい。16cmぐらいのも釣れてカマスもムツもそろそろ食べる楽しみも出てきたようだ。その後はまた少しアジを狙い、21cmを1匹釣って終了とした。
今回もアジは厳しいかと思ったのですが、少しは釣れて楽しめました。青物もまだまだ健在ですし、シイラやショゴも祭りに参加してくれると嬉しかったんですが、ちょっと贅沢かな？ 次回の楽しみにすることにします。
