いきなりググン
今回は伊豆にタチウオ狙いメインで行って来ました。前回釣ったタチウオを私は刺身で食べたのですが、兄が塩焼きが美味しかったということだったので、今回はなんとか釣って塩焼きを食べたいと思っての釣行でしたが、そんなことを考えて釣りに行くと、たいていろくなことにはならないんですけどね(^^;
30日の20時過ぎに兄と出発。東名道を沼津インターで降り、南下。途中でラーメンを食べ、釣り具屋に寄り、いくつかポイントの様子を見てタチウオ狙いのポイントに着いたのは1時頃。先行者はエサ釣り師が1組だけ。さっそく私達も下向きジグヘッドにワームで釣り始めるが、しばらく反応なし。が、小1時間ほど経った時、いきなりググンとティップが引き込まれた。
ややビックリアワセになってしまったが、しっかりとのった。なかなかいい引きで、足元までタチウオ独特のテンションが消える引きも無く寄って来た。一旦落ち着けてから抜き上げようとすると、竿に重みがのったところでスカッ。ううっ、また落とした・・・せっかくの塩焼きが・・・。気を取り直してまた投げ続けるがその後は全く反応なし。
途中、1時間ほどアオリを狙ってみるが今回は気配も無し。そのうち明るくなって来たが、相変わらず反応なし。前回は朝まづめも夕まづめも全くダメだったので、そろそろ終わりかと思い出した5時過ぎ、手前でアタリ。のりかかったところですぐ外れた。まだ来るかと投げ続けていると10分ほど後にかなり手前でククンとアタリがあり、そのままのった。サイズは小さめのようであまり引きは強くなかったが、ここは慎重に兄にタモ入れしてもらう。私にとって10カ月ぶりのタチウオは指三本のまずまずのサイズだった。
メッキを探ってみたが・・・
その後もタチウオを狙ってみたが反応なく、夜が明けたところでメタルジグにチェンジし、青物を狙う。周辺ではだいぶヒラソウダが混じりだしていたので、今回は釣れるんじゃないかと期待していた。しかし、ヒラどころかマルさえこの日は全く反応なし。諦めて近くでメッキを探ってみたが反応がないので仮眠をとることにした。
途中、日が出て暑くなったので少し山の上の方に移動し、14時近くまでしっかり休息をとり、夜に備える。その後、買い物をしてから海に出て少しメッキ狙い。最初のサーフは少し濁っていてチェイスは見えないが、たまにもじりが出たのでそのままやっているとようやく足元で食い付いた。が、抜き上げた時に落ち、そのままはねて海に戻って行ったのはセイゴ。やっぱり・・・。
その後は反応なく、次のサーフに行くとこちらは波足が長い上に手前はかなり濁りが強い。ならばセイゴでもと思って投げてみたが手前はゴミが掛かってしまって釣りにならない。早々に終了し、夕まづめはまたタチウオを狙うことにする。
指3本弱のタチウオゲット
まだ明るいうちにポイントに着くと先行者は2人で、どちらもタチウオ狙いのようだ。私達も少し離れたところで釣り開始。朝から風が東寄りに変わり、かなりの強風だったが、その上に潮がかなり速く、正面に投げたルアーがかなり左の方から戻って来る。これは厳しいかな〜と思っていたところに後から来た釣り人が左の方に入り、今アタったと言っているのが聞こえた。
これは時合いかと思ってやっていると私に触るようなアタリ。が、のらず。次のキャストでガツガツッとアタったがまだのらない。そのまま巻き続けると追い食いしたようでググンとティップが引き込まれた。これはしっかりアワせ、やや細めの指3本弱のタチウオゲット。針を外している時に兄にもヒット。これはやや型が良く、3本強といったところ。その間周りでも2本上がり、まさに時合い。ここは逃せない。
続いて投げるとすぐにアタリがあり、その後タチウオ2連チャン。3本目を釣った時にリーダーをチェックするとボロボロになっていた。しかし、タチウオの時合いの短さを考えると結び直してる時間はない。すぐキャストすると弱いアタリがあったがのらず。次のキャストでは反応なし。そして次のキャストで!・・・投げ切れ(^^;
やるんじゃないかと思っていたけど、まぁ、魚を掛けた時に切れるよりましか・・・。結び直してキャストを再開するがその後は反応なし。やはり時合いは終わってしまった。かなりいい反応だったが20分ほどで終わってしまった。その後はまた渋〜い釣りに戻ってしまい、1時間ぐらいに1度アタリがあったが結局のらず。21時半を過ぎたところできりがないので終了とした。
今回はタチウオが釣れて良かったのですが、いつも釣れてくれるとは限りませんし、これで青物が復活してくれないと今後は厳しい釣りになりそうです。今年はタチウオがいいのか、結構周りにもエサ釣り師がいましたが、時合い以外はなかなか厳しい釣りです。それでもダメな時は全く反応がありませんから、それでもいい方なんでしょう。懲りずにまた行ってしまいそうです(^^;