カマスを探し、ついでに根魚
今回は私は釣りに行く予定ではなかったのですが、兄が連休は風も弱く釣りやすそうだから行ってみないかというので、行ってみました。もっとも条件がいい連休では人も多そうだけど(^^; 兄はダメもとでスミイカをやりたいとのことでしたが、これといった狙いたい物が無いし、私はどうしようか・・・。そこで、前回根魚のポイントでカマスが釣れたし、他の場所でもカマスが釣れ出した情報があったので、西〜南伊豆には結構カマスが入って来ているかもしれないと思い、カマスを探し、ついでに根魚と遊んでみるという感じで出かけてみました。
7日の20時ぐらいに出発。東名道を沼津インターで降り、西回りルートで行く。最初のポイントには22時半ぐらいに到着。ここではまた少しイイダコを狙ってみる。しばらく反応なし。少し場所を替えて砂地を狙っていると、コココッとアタったのは、20cmのカサゴ。なんで? ま、いいけど(^^; その後は反応なく、戻ると兄もイイダコはダメだがオコゼみたいな魚が釣れたというので写真を見てみると、もしかしたら結構やばい魚?と思ったが、帰ってから調べたらカエルアンコウの仲間のようだ。
次は少し走って前回のハタンポ入れ食いポイントへ。レポート用の写真を撮ろうと思ったのだが、釣れたのはネンブツ系のみ。なんで? ま、いいけど。前にメバルが良かったポイントも見てみるが穏やかでベイトもいない。で、メバルもいない。カマスは・・・当然いない。移動。
次のポイントでも反応なし。しばらく走った次のポイントは、だいぶ前に常夜灯下でカマスが釣れたことがあるので行ってみたが反応なし。また少し走る。
カサゴも結構上にいる
次のポイントでは兄はカマスを狙い、私はまずはアジか根魚を狙い、ついでに根に付いているカマスを探してみる。すると1投目で17cmのアジ。これなら結構釣れるかと思いきやこれで終わり。カマス狙いの兄にはたまにアタリがあるということなので私もカマスを狙ってみると、1度弱いアタリがあったが、しばらく粘ったもののそれっきり。これは、やはりまづめにならないと厳しいかな?
空も少し白み始めてきたのに反応が無いので、少し岸壁で根魚狙い。今日はあまりベイトがいないが、ベイトが表層から中層に多い時、カサゴも結構上にいることがあるようだ。これは兄が見つけた釣り方なのだが、野地さんのヒントをもとにパターンとして考えてみた。
岸壁をスローに大きくリフト&フォールしていると、中層でククンとティップが引き込まれた。のせるようにアワセると結構いい引きだったが、上がって来たのは18cmのカサゴでちょっとがっかり。その後は反応がなかったが、端の方まで行った時に何かがベイトにライズした。そこで兄に伝えるとそこでやってみたが反応なし。でも、これまでやっていた場所でもアタリは増え、少し上ずって来た感じがするとのこと。
そこで、ライズポイントに戻り、ミノーでやってみる。すると2投目にアタリがあったがのらず。さらに数投するとカツカツッとアタった後、重みがのった。ここでアワセると少し沖の方で細長い魚がくねっている。バレないかと冷や冷やしながら慎重に抜き上げたのは28cmのカマス。それほどのサイズではないがこれは嬉しい1匹。
そこで兄もここに来てやると、すぐヒット。これは尺カマス、31cm。読み通りの釣果に「ちょー気持ちいい!」って、古いか(^^; その後少ししてヒット。が、バラシ。兄にもヒット。が、これもバラシ。もったいないことをしたが、まだ薄暗いうちから釣れ出したので時合いは長いかと思っていたのだが、その後ぱったりアタリが無くなってしまった。え? 時合いは10分で終わり? 3時半ぐらいから3時間も粘ってたのに・・・。つれない(釣れない)なぁ・・・って、うまいこと言ってる場合じゃないんだけど(^^;
これ、美味しいかな?
その後は完全に明るくなっても反応がないので元の場所に戻ってやっていた7時過ぎ、触った感じがあった後、重くなったが外れ、また重くなって外れた後、根掛かりのように重くなった。タコのようなアタリで引きも無いので何かと思っていたら、31cmの痩せたマサバだった。去年の夏はサバは釣れなかったので、ちょうど1年ぶりのサバだから嬉しいのだが、これ、美味しいかな?
とりあえずキープ。
その後は反応がなかったので、岸壁で少し根魚のおチビさんと遊んでから仮眠。14時過ぎに起き、スミイカポイントへ移動。ここは結構北風が吹いていて肌寒い。それでもやってみたが、結局反応なし。でも、先行者には小型ながら1杯釣れていた。
その後はまたカマスと根魚を探してみる。最初のポイントは全く反応なし。次のポイントは先行者がいるのでパス。次のポイントは堤防先端にはエサ釣り師がいるので手前でメバルを狙ってみる。すると1度良型らしきアタリがあったがそれで終わり。また移動。
ボイルが!
次は前回カマスが釣れたポイントだがそこには先行者が。それでセカンドポイントでやってみたが反応なし。しばらくすると先行者が帰ったので本命ポイントに移動。もっとも、先行者がやった後なのでメインのポイントは厳しそうなので、先行者がやってなさそうなポイントでカサゴを狙う。するとすぐアタリがあったが即バラシ。まだアタるかなとやっているとまたアタリがあり、19cm。少しして15cm。しかし、やはりメインのポイントは反応なし。適当に見切りを付け、移動。
次のポイントでは私が岸壁際を狙い、10cm未満、20cm、10cmの3匹。兄は沖目にある根を狙い、15〜16cmを2匹、22cmを1匹の3匹。サイズが小さいのは如何ともしがたいが、とりあえず数は出たので良しとして先へ。
次のポイントでは早速兄が15cmぐらいのカサゴを釣り上げた直後、ボイルが!これはもしかしたらサバ? ちょうど1年前にここでサバが釣れたけど? 急いでカマス用のタックルを持って来てミノーを投げるが反応なし。サイズを替えたり、ワームにしたりしたが結局釣ることはできず移動。あとでよく考えてみればボイルしたのはシーバスだったのかもしれない。
その後はまた朝のカマスポイントへ。1度いいアタリがあったがのらず、その後は底付近でたまに弱くアタるだけ。23時を過ぎたところで諦めてこの日の釣りを終了とした。
今回は数は出ませんでしたがカマスを探しに行って本当に釣れたし、根魚もそこそこ遊んでくれたので個人的には満足できました。もっともイカやイイダコを釣りたいと思っていた兄はちょっと不満のようでしたが。今後はどうなるか分かりませんが、やっぱり釣りって行ってみなければわからないものですね(^^)