2012.01.21  メッキ2ndシーズンと好釣アジング


Report by  T-Ya


真冬のライトゲーム

 夏に始まったメッキのシーズンは、秋になると私には釣り難くなるので一旦休止。それが冬になると群れが集まるのでまた釣り易くなり、サイズも良くなるので私にとっては2ndシーズン。12月に南紀へ行った時は元気の良い群れに遭遇したので、まだいけるだろうということで再調査を敢行。ついでにこれまた今シーズンは調子の良いアジングも楽しむべく、南紀へ出撃することに。

まだ元気でした

 まずはメッキ狙いで午前10時に到着。今回はあまりランガンせずに、釣れるポイントを前回釣れた場所に絞ってじっくり狙うことにする。最初のうちは反応がなかったが、やがてアタリがあった。更に続けると、ワラワラと群れが追ってきてガツンとヒット。24cmのギンガメだった。その次に釣れたのはとてもパワフルな引きを見せた27cm。その後同サイズを2匹追加したが、潮が下げきってしまったのか、全くアタリがなくなってしまった。そこで潮が上げてくるまで別の場所をチェックして時間をつぶすことにする。

 結局別の場所でも全くアタリがなく、2時間ほど経ったので元の場所に戻ってみる。ところが思ったより潮位が高く、立ち位地が水没してしまっている。仕方なく後方からミノーをキャスト。すると読み通りに群れが戻っていたようで、すぐにヒット。手前の突っ込みにヒヤヒヤするが、サイズがそれほどでもなかったので無事にキャッチ。でもこれでは良型は難しいということで、太軸のジグヘッドに交換。これが功を奏し、次に掛かったのはすぐに良型と分る引きだったが、ゴリ巻きで無理やり浮かせてキャッチに成功。よく太った28cmのギンガメだった。この後も同じような釣り方で粘り、更に4匹を追加して終了。まだ元気なメッキがいる事を確認できた。

自作ロッドでアジング

 日が暮れてからアジングを開始。今回はアジング用に自作したニューロッドでの釣りだ。掛け調子で感度の良いロッドが欲しかったので、高弾性のブランクを使用するとともに、軽量化にもこだわった。

 恐る恐るキャストすると、活性の高い群れがいてすぐにヒット。ひったくるようにあたって来るので、これならどんなタックルでも簡単に釣れてしまいそうな状態だ。でもしばらく続けていると、「ツンッ」というアタリを感じることが出来るようになり、即アワセを入れると気持ちよく掛かる。アワセが決まるとバレにくく、少々強引に寄せてもまったく口切れすることがない。これは今までになかった感覚で、新しいロッドの良さを実感。しかも小アジでも意外と良く曲がってくれるのでなかなか楽しい。

穂先が・・・

 自作ロッドに満足しながら好調に釣り続けていたが、途中でトップガイドが取れてしまった。と思ってよく見るとトップガイドのパイプから折れた穂先が顔を出している。何と初使用で折ってしまった。ガックリきたが、もう少し釣りをしたかったのでメッキ用のLT590ハードティップで再開。すると自作ロッドと同じように結構アタリをとることが出来た。今までソフトティップで向こう合わせの釣りをしていたが、この日は新しい釣り方に開眼できたのが収穫だった。

 自作ロッドは1cm程短くなってしまうが、折れ方としては最小のダメージで済んだので、補修してまた繊細なアジングを楽しみたい。