2012.02.18  小アジングを堪能


Report by  T-Ya


自作ロッド復活

 アジングロッドを自作したが前回の釣りの最中に先端が折れてしまった。1cmほど短くなったが、トップガイドを付けなおし、少し補強も加えて修理完了。ロッドのスペックは6フィート9インチのチューブラー。65gと軽量で、高弾性カーボン、小口径ガイドなど、ちょっと流行を取り入れて高感度に仕上げてみた。港内の小アジをジグヘッドで楽しむために作ったので、小鯵スペシャルと命名(笑)。短くなったために若干張りが強くなった気がするが、とにかく実釣して具合を確かめることに。

ピンポイントで爆釣

 夕方、和歌山方面に到着。正月に子どもとアジングした漁港に入った。ただ、前日からこの冬一番の冷え込みのために厳しい状況で、案の定反応なし。小さな赤メバルが一匹釣れただけで、早々に見切りを付けて次の場所に移動した。

 道路沿いの護岸で、街灯に小アジが集まる場所に到着。但し午後10時になると街灯が消えてしまうので、時間限定の釣り場だ。横に移動しながら探っていくと、ある場所でヒット。サイズは20cmほどで、小鯵スペシャルの狙いからするとやや大きめだが、もちろん嬉しい。そこから入れ食いが始まった。ラインはフロロカーボンの1ポンド、ジグヘッドは0.5gで、2インチの細身のソフトルアーをセットしている。ツンというアタリがはっきりと分かり、即アワセてもはじくということは全くなく、面白いように掛けることが出来た。小鯵スペシャルの狙い通りの釣り方が出来て大満足。

 ところが40匹足らずを釣り上げたところで潮が引いてしまい、底がはっきり見えるようになってアタリが急に途絶えてしまった。街灯が消えるまでまだ時間があったので、やや欲求不満気味。終了しても良かったのだが、土曜日なので残業することに。南下して次の場所へ移動する。

残業はポツポツ

 明るい常夜灯がある漁港に到着。アジの姿は見えないが、始めてしばらくするとヒット。15cmぐらいの小鯵。数は少ないが、かなり強くアタリが伝わってくるので面白い。小さいメバルも混じって10匹ほど釣ったところで日付が変わったので終了した。

 自作ロッドの狙い通りに繊細なアタリを捉える釣りを堪能できた。小さくても面白い小アジング、行ったばかりなのに次の釣行が待ち遠しい。