すっきりしない週末
長男が中学を無事に卒業、先日高校受験を終えたところなのでヒマそうにしている。合格発表が済むとまた忙しくなるようなので、それまでに1度釣りに行くことにした。次男の方は相変わらず部活に忙しいのでパス。
最近週末は悪天候続きで、今回も土曜は雨、日曜が雨のち曇の予報なので日曜の午後に行くことにした。私も長男も花粉症なので、2人してマスク装着で出発〜。
やはりピンポイント
行き先は最近好調な和歌山某所。20cm級が良く釣れる場所だ。一番釣れるピンポイントを長男に任せて釣り開始。周囲が暗くなって背後の街灯に明かりが点り、アジの姿が見え始めるとまずは私に最初のヒット。いつもの20cm級だ。ところがもう一匹釣ったところでアタリが出なくなってしまった。逆に今度は長男の方にあたりだし、コンスタントに釣り上げている。私がリフト&フォールなのに対し長男はタダ巻きだと言うので、真似してみるもアタリなし。試しに立ち位置を入れ替わるとすぐに私にヒット。どうも釣り方よりも場所の問題のようだ。3m程しか離れていないのにアタリの数が全く違うのは興味深い。
やがて潮が引いてアタリがなくなったので一旦終了。結果は長男が12匹、私が7匹と大差がついてしまったが、多分場所の差ということで・・・。
他のポイントは激渋
一応そこそこ釣ることが出来たが、2人ともまだ満足しないので場所移動。しかし南下してあちこち探るも、どうもアジが少ない。一箇所だけ堤防の内側のポイントで数匹のアジを釣ることが出来たが、他はサッパリ。本命場所だと思っていた湾奥のポイントは、おびただしい数のクラゲで海面が埋め尽くされていた。帰ってからネットで調べてみたが、やはりアジングは激渋だったとの報告多数。どうも水温低下や雨の影響らしい。
最後に冷や汗
残り時間も少なくなり、半ば諦め気味でとある漁港の桟橋に入る。やはりアジの反応はなかったが、ボトムを探っていると何かがヒット。最初はガシラと思ったが、引きの感じからして良型メバル? そのうちどんどん引きが強くなってきてラインがとめどなく出て行く。小鯵スペシャルに1ポンドラインというタックルなので、これは獲れないと思ったが何とか頑張ることにする。途中、桟橋の角にある太い柱のところを回り込まれた時が一番のピンチだったが、腕を目一杯伸ばして何とか持ちこたえると、ついに魚の引きが弱くなってきた。
そこで長男に車に置いてあるタモを取りに行かせ、魚とやり取りしながら組み立て方を教えて構えさせる。そこからもまた何回か寄せては走られを繰り返したが、やがて魚の姿が見えてきた。メバルではなくて銀白色の魚。長男のタモ入れがタイミング良く決まって捕獲成功。15分程のファイトの末にキャッチしたのは47cmのデップリとしたチヌだった。チヌ同様にこちらも精根尽き果てて脱力してしまった。
感度優先でパワーの無さそうな小鯵スペシャルが意外に粘ったこと、そのロッドに合わせて買った軽量リールのドラグ性能が素晴らしかったこと、そして今回の釣行で1回アジにジグヘッドを飲み込まれたにもかかわらず、ズボラしてラインを結び直さなかったわりにはキズが入っていなかった1ポンドラインが意外に強かったという幸運も重なっての釣果でした。結構タックルバランスが良いのかも知れません。あ、あと長男のタモ入れも初めてにしては完璧でした。親バカですが(笑)。
結局最後に長男にはタモ係で活躍してもらいましたが、アジングでは良型が釣れたので面白かったとのことでした。釣りに行ける機会はますます減りそうですが、高校では大いに勉学に励んでもらいたいものです。