2012.08.25  やっと青物も、悔しいタチウオ


Report by  KO


じゃれるようなアタリばかり

 8月に2度青物狙いで釣行しましたが、いい情報を得て行ったにもかかわらず、不発でした。8月は青物が割とどこでも釣れるので、例年ですと釣果に苦労することはあまりないのですが、今年はどうもよく分かりません。8月末になってしまいましたが、今月最後にもう1回青物にチャレンジしておこうと思って出撃してみました。あまり期待はせずに・・・(^^;

 金曜日の22時過ぎに1人で出発。途中、釣り具屋に寄ってから西伊豆方面を目指す。最初の港に着いたのは1:30頃。セイゴでも釣れないかと思って少しやってみるがダメ。とりあえず青物が釣れてる気配があるかどうかチェックしてみるが、あまり良さそうな気配ではない。次へ。

 次は本命のポイント。3時頃に着いたのでまずは30分ほどシャクってみるが反応なし。次はタチウオ狙いをしてみる。まず表層から。次はカウントダウン5で探ってみると何かが触ったような感触。しばらくそのタナを狙うと明確なアタリが。付け替えたばかりのワームにしっかり切れ込みが付いている。これはいるぞと期待して続けるが、じゃれるようなアタリばかりで一向に食いアタリが出ない。

マルソウダ

 結局、タチウオを釣ることはできず、5時を過ぎたところで青物狙いにチェンジ。少しすると端の方でソウダがあがる。次は隣。周りで結構釣れ出したが自分には来ない。あわよくばショゴでもと思って底狙いをしていたが、表層狙いに変えてみる。するとすぐヒット。久しぶりの青物の引きを堪能してから抜き上げたのは33cmぐらいのマルソウダだった。

 その後もコンスタントにヒットして30分ほどで5匹釣ったが、その後は群れが沖に行ってしまったようで、沖では跳ねているがアタリは全く無くなってしまった。それでも30分ちょっと粘って1匹追加して終了。

ケイムラシラスにヒット

 これで今回の目的は果たせたし、あとは夜にタチウオでも釣れれば・・・という感じだったのだが、時間があるので少しメッキを探してみる。最初は港内に小さな流れ込みがあるポイント。なぜか雨が降った気配もないのに茶色に濁っている。それでも導流堤の先端付近は濁りが薄かったのでやってみると、2投目にハードコアミノー50Sケイムラシラスにヒットしたのは11cmのかわいいメッキ。おチビさんながらすぐ釣れたので、これは結構いけるのかなと思いきやその後は反応なし。

 次の港もダメ。次はサーフでやってみるが、うねりで波打ち際は濁りが強かったので自作赤金ミノーでやってみると、ヒットしたのはちびセイゴ。で、釣れたのはこれだけ。メッキは良くなさそうなので、広いサーフでちょい投げをやろうかと思って行ってみると、台風の影響が出ているようで、結構うねりが入っていて濁りも強い。これでは厳しそうなのでちょい投げは止め、買い物をしてから日陰を探して仮眠&休憩。

 日差しが和らいできた16時ぐらいから動きだし、また少しメッキを探してみる。しかし、港内ではちびアオリが集団でミノーをチェイスし、河川では少し大きくなったカマスが集団でチェイスしてくる。なんかいつもと違う・・・

まだまだタチウオも青物も・・・

 メッキはダメそうなので次に向かったのは、最近見つけたこの時期に港内で昼間カサゴが釣れるポイント。港内の奥で岸壁のヘチを狙っていると、釣れたのは18cmほどのカサゴ。その後は出なかったがとりあえず釣れたので良しとし、夕まづめはタチウオ狙いのポイントへ。

 ポイントには18:30ぐらいに着いたが先行はエサ釣り師が1人だけ。少し離れた所に入り、釣り開始。明るいうちは反応がなかったが、少し暗くなって来た時に表層付近で反応が出た。少しするとエサ釣り師が1匹揚げる。と、こちらもガツッとアタったがのらず。さらに少しするとググンと竿が引き込まれた。しっかりアワセる。のった!と思った瞬間、抜けてしまった。

 その後も弱いアタリはあったが食い込まず。1時間ぐらいした時にもう1回いいアタリがあったがのらず、その後はパッタリとアタリが止まってしまった。何とか釣れないかと21時過ぎまで粘ったが、結局最初の1時間の時合いで釣れなかったのが響いて釣れずに終了。

 今回は青物がそれなりに釣れたのでよかったのですが、タチウオがこれだけ反応したのに釣ることができず、悔しい思いが残りました。まだまだタチウオも青物も釣れると思いますので、次回に再チャレンジです。