2012.09.15  ぶらり伊豆の旅


Report by  KO


西伊豆〜南伊豆を・・・

 最近、伊豆は青物もメッキもあまり良くないようなのですが、そうなると釣りに行く気になれなくなってしまうので、今回は2、3やることを決めたらあとは適当に西伊豆〜南伊豆を回ってみることにしました。

 14日の23時過ぎに1人で出発。環八が結構渋滞し、用賀インターまで1時間半かかってしまい、そこから東名道に入り、沼津から南下して最初のポイントには2:30頃到着。以前この時期に良型のアオリが釣れたこともあるので数投するが反応なし。連休初日なのにこの時間でも準備している釣り人も少ないので青物はあまり良くないのかな? 次に行く。

 次のポイントは本命ポイントだが、3:30頃に着いたにもかかわらず誰もいない。これは厳しいのかな〜? とりあえず小一時間しゃくってみるが反応なし。それでは明るくなるまでタチウオ・・・これも全く反応なし。明るくなってくるとさすがに何人か来たが、最近はあまり良くなく、釣れても全体で2〜3匹ぐらいだとか。えっ、まじっすか〜・・・これは厳しそう(^^;

ゴゴンとヒット!

 とりあえずメタルジグをキャストするがやはりというかしばらく反応なし。それでも30分ぐらいすると左隣の人がバラシのちヒット。小型のマルソウダだった。周りの人はみんな竿を上下に動かすアクションをしているので、私も細かくしゃくるようなアクションに変えてみる。すると2投目にヒット。最初の1匹なので慎重にやり取りしたが、あがったのは30cmにも満たないマルソウダだった。

 その後はしばらく反応なし。端の方で1匹上がったのを見たがそれだけ。しかも既に時合いは終わったような気配・・・。が、30分ぐらいした時に右隣りの人にヒット。かなり良型の気配。と、ラインブレイク。何だったんだろう?と思いながらやっていると、少しして底からシャクリ上げてきた時にゴゴンとヒット! かなり重々しい引きで、底へ底へと持って行く。

 これは良型かと思い、隣のブレイクを見ているだけに慎重にやろうと思い、ドラグを少し緩める。これが裏目に出た。なおも底へ底へと持って行き、ついには全く動かなくなってしまった。根に潜られたか〜。いろいろとやるが結局出て来ない。しかたなく強引に引っ張るが、結局ブレイク。隣の人の話だと良型のショゴではないかとのこと。う〜ん、これが獲れていればいいお土産になったのに・・・残念。

 その後は2度と反応はなく、私を含めてバラシはあったが、釣れたのは確かに全体で3匹ぐらいだった。そのうちの1匹が私に釣れたというのはラッキー・・・なのかな?(^^;

オキエソばかり

 この後はちょい投げをやろうと思っていたのでしばらく走り、最初のポイントに着くと、まだ8時前だというのに既に何組か入っている。諦めて先に行き、初夏によかったポイントへ。ここはたいてい、いい思いができるのだがこの日はあまり良くない。釣れてくるのはオキエソばかり。今までここでオキエソが釣れたことはなかったけどな〜。その後も同じなので一時間ちょいで移動。

 この後は少しメッキでもやろうかと思ったが、駐車場が有料だったり満車だったりと、まだまだ海水浴&ダイバーが多い。しばらくポイントを飛ばし、たどり着いたのは漁港脇の小さなサーフ。このサーフを一通りやるとようやく13cmのメッキが1匹。

 次の港は夕まづめにいい思いができることもあるが、この日は反応なし。次の港に着いた頃から雨が降り出したと思ったら、いきなり土砂降り。それでも20分もすると小止みになったので、暇つぶしにこの間に移動することにした。

ハゼ釣りに切り替え

 次に向かったのは河川の少し上流部。少しすると雨は止み、また青空が出てきた。ここで時間があったらワームでハゼでもやろうかと思っていたけど、イソメが2/3も残っていたのでエサでやることにした。とりあえず最初はミノーを投げてみる。ここでもメッキは釣れることがあるし、前にミノーで25cmほどのカイズが釣れたこともあるので。

 しばらく反応がなかったが、ようやくヒットしたのは細長い魚。カマスのようだがよく見ると変わった縞模様があり、ヒレの付き方も違うし、口先の歯も大きい。どうやらオニカマスの子供のようだ。その後も3回ほどアタったが同じ魚のようなので、ルアーはやめにしハゼ釣りに切り替え。

 ほぼ引きいっぱいで始めたので水はかなり少ない。昼間は短パンにサンダル履きでやっていたので、少し立ち込んで流芯近くのブレイクを狙う。するとすぐアタリがあったが、ハリ掛かりしない。少しするとようやく釣れたのは12cmのマハゼ。この時期にしてはまずまずのサイズだが、この川にしては小さいかな。

 その後もポツポツと釣れ、10cm未満も混じったが最大15.5cmを頭にイソメ2/3が無くなるまでやって13匹ほど。あまり数は出なかったがアタリはほぼ毎回あった。しかし、ゲストが多いようでなかなかハリ掛かりしない。ちなみにゲストはコトヒキ、ロウニンアジ、クロダイのおチビさんだった。どうせならルアーで釣れてくれればいいのにと思うが、どれも10cm未満なのでしかたないか・・・・(^^;

季節はだんだん秋に・・・

 少し移動して小河川の合流部で、高い所から何気なくやるとピックアップ直前で10匹以上の小型のメッキがわらわらと出てきた。しかし、間に合わず。そこで、下まで降りて2投目。3匹ぐらいのメッキが絡んで来てバイトしたがのりそこね。そこで3投目。反応なし。やっぱり・・・。そこで反対側にキャストすると1発でヒット。が、細い。またオニカマスだった。その後は反応がなくなったので移動。

 次はサーフに行くが、まだまだ海水浴客が多い。そこで休憩がてら木陰でお昼寝。起きると暗くなりかけていたので、以前から懸案のクロダイ系を探してみる。河口付近でブレイクをワームで狙ってみるが反応なし。次はエサでクロダイの稚魚が釣れた辺りでやってみる。すると1度だけアタリがあったが釣ることはできなかった。その後も、もう少しやったが結局反応はなく、21時近くなったところでこの日の釣りを終了とした。何も釣れなかったけれど、そのうち何か釣れるパターンとなるかもしれない。

 今回は、ターゲットがあまり良くない時は、半分旅行がてらで釣れるものを釣るという感じで行ってみましたが、まぁ、こんな感じでした。この時期、夜の草むらではクツワムシがキャシャキャシャ、ワシャワシャとうるさく、これほど風情という文字からかけ離れた秋の虫も珍しいですが、9月になってこの虫が鳴き出すと秋だなぁと感じます。まだまだ暑い日が続きますが、季節はだんだん秋になっていきますね(^^)