遅れ気味の開幕
10月に入ってエギングの釣果情報がボチボチ増えてきたが、若干遅れ気味なのか全体的にサイズは小さいようだ。だが折角の好天の連休なので、混雑を覚悟しつつ紀伊半島に出掛けることにした。
いきなりクライマックス
最初に目指すポイントは河口に近いテトラ帯。当たり外れは多いが、一発の爆発力があるポイントだ。夜明けとともに到着すると、幸い先行者は無し。だが濁りが入っていてあまり良さそうな感じはしない。キャストを開始してしばらくは反応が無かったが、遠投すると200gぐらいがヒットして一安心。その後も遠投すると良くあたる感じがしたので、同じように遠投を繰り返すと入れ乗り状態に。濁りが良い方に働いたのか、100g〜400gがスレることなく次々とヒット。最初のポイントでいきなり数釣りを堪能することが出来た。
残念だったのは、引きは強くはなかったがちょっと重い引きのイカ。寄せてきて姿を見ると、この日最大と思える500g以上ありそうな良型。ゆっくりと抜き上げようとしたらプツッと目の前で身切れしてしまった。小継ぎのギャフを持っていたのに、ズボラして大後悔。
それでも結局この場所では18杯をキャッチ。最初のポイントで大満足の釣果だったので、その後は移動しながらのんびりと釣ることに。
尻すぼみで終了
人が少なそうな磯周りを中心に釣り歩き、200g〜400gぐらいがポツポツとヒット。磯に隣接する小さな砂利浜でもなかなか高活性のアオリイカが居て、今年のイカ影の濃さを感じる。ところが最後と思って日没後に入った潮通しの良い磯では、アタリもなく全くの無反応。好ポイントで期待した分、ややガッカリ感を残しての終了だった。
シーズン本番の連休でなので苦戦するかと思っていたが、十分過ぎる釣果だった。ずいぶん墨を浴びてしまったが、丸一日を存分に楽しむことが出来た。今後はサイズアップが楽しみだ。