2012.12.29  綺麗な魚たちと戯れて納竿


Report by  T-Ya


東西から合流

 ブログや釣行でお世話になっているTATさんが正月休みで帰省、南紀へ今年最後の釣行とのことで御一緒に。TATさんは中部地方、私は関西地方が住まいで、共通のホームグランドである南紀で合流の予定。昼間はこの時期特有の良型メッキ狙い、夜はアジやその他何でも釣って楽しめたら、という狙いだ。

 それぞれ早朝に出発、連絡を取りながら途中でチェックしつつ南下する。私は河川をメインにメッキを探し、3つ目のポイントで綺麗なカスミアジをキャッチ。でもサイズは今一つ。


 その頃ほぼ同時にTATさんからもロウニンアジをゲットしたとメールが。他にもチェイスはあるもののキャッチには至らずとのこと。でも難しいこの時期に2人ともメッキの姿を見ることが出来て一安心。


デイカマ巣


 昼前になり、良型メッキの本命ポイント付近に到着。TATさんと一緒に攻める予定なので、それまで近く漁港で遊ぶことにする。今年は各所でカマスが良く釣れているようなので、日中にカマスが潜んでいる巣?を探してみた。護岸を移動しながらボトムを叩いていくと、一番奥まったところでギラッと反転する魚が見えた。いるいると思って更にボトムを攻めると、当たった感触とともにラインブレイク。気を取り直して再度投入し、何とかカマスをゲット。30cmには届かないが綺麗な魚体。まだまだいるようなのでボトムを狙うが、アクションを付け過ぎるとラインブレイク、抑えたアクションにするとルアーを飲み込まれる。太いリーダーがなかったのでスナップを3連にして対策すると、あざ笑うかのようにはるか上のほうをカットされる。自分の下手くそさ加減を嘆きつつ、何とか家族分の塩焼きをゲット。


冬メッキ本命場所

 カマスを楽しんだ後、メッキポイントの川でTATさんと合流。6日前に下見したときはギンガメ、ロウニン、カスミが釣れており、この日も釣れるはずとは思っていたが、急に状況が変わるのも良くある話でちょっと不安。ポイントの様子を説明して早速開始。すぐにTATさんのルアーに小型のチェイスがあったようで、その後TATさんにヒット。カスミアジだ。TATさんはポイントの状況を即座に把握し、そこに合わせた釣り方で次々と良型のヒットを重ねる。一際良い引きでドラグを鳴らしつつ上がってきたのは28cmの立派なカスミアジ。青緑色に輝く綺麗なヒレを持つ魚体を手にし、何とも羨ましい。


 私の方はというと、最初の方でアタリがあったもののキャッチできず、その後は音沙汰無し。やっとヒットしたと思ったら、ジャンプを繰り返す元気なヒラセイゴ。これはこれでかなり楽しかった。


 更に時間が経ってから私も何とかカスミアジをキャッチし、アタリが遠のいたところでポイントを後にした。本命ポイントでの冬メッキ狙いは大成功。それにしても、2人で釣ったメッキ7匹が全てカスミアジというのはどういうことだろうか。

夜はじっくり

 夕食後はアジ狙いで港へ。あまり状況は良くないようで、TATさんがアジを釣り上げたが、その後はなかなかヒットしない。TATさんによるとボトムに居るようなのだが釣れないと。私には居ることすら分からず。でもボトムを狙っていると2人ともガシラをキャッチ。そこでTATさんはガシラ狙いにチェンジして良型混じりで楽しんでいる。私はしつこくアジを狙い続けて、何とか2匹だけ。癒しのつもりが渋い釣りだったが、それなりに楽しむことが出来た。


 南紀と言えども難しい冬メッキでTATさんが素晴らしい釣果、私も大満足で、楽しい納竿釣行となった。