この選択が悲惨な結果を・・・
年末は雨の予報でしたので、私としてはあまり出撃する気は無かったのですが、兄が行きたいということでしたので出かけることにしました。自分の都合では年内は30日か31日しかなかったのですが、30日は昼から夜まで雨、31日は天気は回復するものの風が強い予報。強風時の伊豆の凄まじさは身にしみてるので、朝までは釣りになりそうな30日に出撃することにしました。が、この選択が悲惨な結果を生むこととなりました(^^;
29日の20時過ぎに2人で出発。沼津インターを降り、途中で食事を済ませてから適当にポイントを見ていく。今回は西伊豆方面を中心にやる予定で朝まではカマスなどを探し、夜にやれたら根魚でも狙う予定だった。
イイダコは釣ることができず
最初のポイントには23時頃に到着。11月までカマスが良かったと思われるポイントを見ていくが反応はない。途中で少しカサゴポイントでやったり、釣れ出したらしいヤリイカなども狙ってみるがこちらもダメ。次はイイダコを狙ってみる。
イイダコポイントに着くとかなり引いていてあまり反応はなかったが、それでも2回イイダコらしきものをかけたが途中で外れてしまった。アシストフックを準備したのにどこにしまったかを忘れてしまうという間抜けさ。1時間半ぐらい粘ったが結局イイダコは釣ることができず。
朝の部は強制終了
次は現在サイズは小さいもののカマスが釣れていると思われる港。最初の場所は先行者が2組もいるのでパス。次に岸壁を見てみると結構人がいる。ここかなと思うものの、結局いつもの岸壁に向かう。釣り人は誰もいないがとりあえずやってみると、兄がいきなりカマスを釣った。サイズは22cmほどなのでリリース。とりあえず魚はいるので空いてるし、ここでいい。
私はまずはメバルを狙ってヘチを探る。4〜5回アタリがあったが結局食い込まず。次は投げてカマス狙い。が、なかなか反応がない。その後また兄が同サイズを釣るが反応は鈍い。それでもしばらくして兄が35cmのカマスを釣った。このサイズがいるならまづめは面白いかもと思い、あと1時間ほどでまづめの時合いになるからと粘ることにする。
しかし、まづめの時合いになっても明るくなっても一向に反応がない。ここで兄は寝てしまった。これは判断をミスったな〜と思い、夜に人がいた岸壁に向かってみる。するとこちらは盛況でカマスが釣れている。やっぱりこっちだった。少し離れた端に入り、キャスト開始。
しかし、一向に反応がない。よく見るとエサ釣りでもルアーでも手前で釣っている。ルアーは5mほど投げて表層近くをリフト&フォールで釣っているようだ。そこで私も同じようにやってみると、カマスが追って来た。が、食わない。明るくなっていることもあり、ルアーを見切っているようだ。それでもワームでなんとか1匹釣り、あとはメタルジグやバイブレーションなどを使ったが2回バラしただけ。そうこうしているうちに雨が降り出し、朝の部は8時ぐらいで強制終了。
唯一できるのは寝ることだけ
夜のうちもパラパラと来たがなんとかできたが、今回は周辺がかなりけぶっていて、このまま降り続く気配。一旦車に戻り仮眠をとることにする。2時間ぐらいはなかなか眠れなかったが、それでも気が付くと12時を過ぎていて移動&買い出し。
しかし、雨は強くなっているのでとても釣りどころではない。またひと眠り。起きたり寝たりを繰り返していたが途中からとんでもないことになって来た。雨は土砂降りとなり、車を揺らすほどの暴風が吹き荒れている。こんな状況ではトイレに行くこともできない。15時を過ぎても一向にやむ気配はなく、もうどうしようもない。唯一できるのは寝ることだけ(^^;
ふと気付くと18時半を過ぎ、ようやく雨も小降りになった。とりあえず温泉でも入ってこの後のことを考えることにし、途中、少しだけ港の様子を見に行ってみる。するとここは港内に流れ込みがあることもあり、泥濁りになっていた。伊豆ではよほど降らないとここまでは濁らないから、これはどこへ行っても厳しそう。入る予定の温泉に向かって帰りがてら移動することにした。
途中、雨はほとんど止んだので港外の様子を見てみると濁りは思ったほどでもなかったので兄が数投してみたが、その度に枯葉などが掛かって来るようなのでまた移動。予定の温泉近くまで来たが、朝やった岸壁が近いので最後にそこだけ様子を見ることにする。
しかたなくカマスを狙う
20時過ぎにポイントに着くと数人が餌釣りをしていた。釣り人がいるなら釣りになるのかなと海を見てみるとやはり茶色く濁っている。これでは厳しいだろうとは思ったが、釣りをしている人がいるぐらいだから少しやっておくかとウルトラライトタックルを取り出す。
大きな船の明かりが照らしている所で1投目。カツ、カツとアタリがあった。カマスかな?と思ってもう1投。するとピックアップ寸前、足元で食い込んだ。結構いい引きをしてくれたのは22cmのメバル。抱卵していたこともあり、写真も撮らずにリリース。もう1投すると今度は25cmほどのカマス。その後もアタリは頻繁に出た。これを見て兄も参加。すると28cmほどのカマスを釣った。これはキープしてもいいのでバッカンを取りに行って戻って来るとさらに数匹追加している。
バッカンに汲んだ水が茶色く見えるくらいの濁りだが、それでも反応はいい。これならなんとかレポートにできるなと、私はヘチでメバル狙い。写真を撮るために(^^; ヘチも反応は良かったが釣れてくるのはハタンポばかり。15cmぐらいのが釣れたのでこれも撮っておく。が、結局メバルは釣れずじまい。しかたなくまたカマスを狙う。
しかし、この頃には最初の好反応も落ち着きポツポツになてしまっていた。やっと釣れても22cmぐらいでこれはリリース。しかたなく船の反対側に行くとすぐ3匹釣れたが、こちらもキープできたのは1匹だけ。やはり、リリースすると反応が鈍くなるような気がする。
少しすると兄が23cmのメバルを釣って持ってきたのでこれでメバルの写真も確保。あとはカマスがもう少し釣れればいい。何とか粘ってカマスもキープサイズをポツポツ追加。すると兄が今度は24cmのメバルを釣った。カマスがいなくなるとメバルも食って来るんだろうか?
少しポイントを休ませるとまた反応が出てくるのでそんな感じで釣っていたが、22時過ぎに北風が強くなったところで終了とした。釣りで時間を使ったので、温泉には入れなくなったけど・・・
毎月1本のレポート
今回は何とか帳尻合わせができてレポートにしましたが、朝まではボウズじゃなくて良かったって感じでした。最後の方はどうやって無理やりレポートに持って行くかもお伝えできたかと思います(^^; ま、こんなに濁りがあっても釣れるということが分かったのは収穫でしたが・・・。できれば適当にカマスを釣ったら、あとはカサゴやメバルと遊ぶというようなレポートにしたかったんですけどね・・・
今年は毎月1本のレポートという目標を立て、今回のレポートで何とか達成できましたが、何回か無理やりでしたね。今回もかな? それもまた面白かったりしますが。さて、来年はどんなレポートになりますことやら、こればっかりは私にも分かりません(^^;