気になる秋の魚達
前の週にアオリ狙いに行ったが貧果、代わりに良型のカマスの大群に遭遇して入れ食いに。本格シーズンのメッキの様子も気になる。ということでこの三連休に調査に行くことにした。本命はやはり入れ食いが魅力のカマスだ。三兎も狙うとどれも中途半端な結果になりそうな気がするが、様子を見て途中から調子の良い魚種に絞れば何とかなるだろうとの目論見。連休の予報は初日が好天で、後半は台風の影響が出るようなので、慌てて準備をして土曜の早朝に出撃。いつもの南紀ロードへ。
本命はハズレ、その他も・・・
最初はメッキ狙いで河口へ、しかし反応なし。次にカマスが溜まっている漁港を叩いていく。ところが4箇所まわっても全くチェイスも無く、がっくり。日によって釣れたり釣れなかったりは良くある話なのに、期待し過ぎてしまった。神出鬼没のボツの方に当たったようだ。この日はその後もカマスの姿を見ることは無かった。
次に行ったメッキ狙いの河口でも、これまたハズレ。いつもは釣れるセイゴの反応も無く寂しい結果に。そのすぐ近くにあるアオリのポイントは、地形が以前とは変わってしまっていて期待していなかったのだが、何とか小型を2杯キャッチ。釣れたのは嬉しいが、アオリ好調と聞いていただけに何となくモヤモヤ。
意外な魚
次の移動先は、河口横のお気に入りの小さなサーフ。横に移動しながらキャストを繰り返すと、この日初めての魚のヒット。慎重に寄せてやっとロウニンアジをキャッチした。追加で小さいメッキ2匹をキャッチ。でもこれが精一杯で後が続かない。途中、細長い魚が釣れて本命のカマスがこんな所で来た!と思ったらシロギスだった。トレブルのフックが3本とも小さい口の内側に掛かっており、外すのに難儀。よく食ったな〜と感心した。
諦め悪くポイント探し
その後はメッキを中心に狙ってランガンをするが、わずかにチェイスがあるだけ。いつもならセイゴやクサフグぐらいは釣れるのに、それすら無し。期待した夕間詰めも不発に終わった。タイミングが悪かったと無理やり理由をつけてみるが、根拠は無い。
日没後は小アジを狙いに紀伊半島の東側にまわったが、台風の影響が出始めて強風になっていた。仕方なく西側に戻り、普段は寄らない小さな港を開拓しながら帰ることにした。開拓とは言っても小アジが狙える常夜灯が有るか無いかの確認。何箇所か見たところで港奥の常夜灯を発見。流れが無さそうであまり良いとは思えなかったが、念のためにチェック。するとすぐに反応があり、懐かしいアタリとともにまずまずの小アジをゲット。その後もアタリで掛ける釣りを楽しみつつポツポツとヒット。握り寿司のネタを何とか確保した。
結局この日は予感が当たって三兎ともイマイチな結果に。元々狙いではなかった小アジに救われた感じだ。最近常夜灯のある港が減っているので、新たに発見したポイントは大きな収穫だった。