違う食材を
過去２回のアジングでは小ぶりの小アジが多数釣れて、唐揚げにして美味しく頂いた。小アジ狙いのお手軽なアジングではサイズよりも数を重視しているのだが、さすがに唐揚げばかり続くと食べる方が飽きてくる。今度は小アジの握り寿司が食べたくなったので、真剣にサイズアップを狙ってみた。但しサイズアップを狙うと言っても、前回行った場所がたまたま小さいのが多かっただけで、他の場所では普通サイズの小アジが釣れているようだ。従って場所を大きく変えれば簡単にサイズアップ出来るはず。ということで今回は中紀〜南紀に出撃することにした。
やはり本命ポイント
最初に到着した場所は、9月に新規開拓したポイント。しかし反応が無く、小アジは不在だった。次の漁港もハズレ。そして次に行ったのは冬場に良く釣れる本命ポイント。あまり知られていない場所なのだが、常夜灯＋αの要素がある好ポイントだ。そして期待通りに一投目からヒット。17cmぐらいだが、前回が小さかったので20cm級に見えてしまう。引きもなかなか強い。その後も殆ど入れ食いで、思い描いた通りの小アジングを堪能。
途中、釣りを終えて帰る途中だと言う人に声を掛けられた。その人もアジングだったのだが、全く釣れなくて諦めて帰る途中だったとのこと。私が釣っている場所は浅くてアジングが出来るような場所だとは思っていなかったそうだが、私が釣っているのを見て驚いたようだ。横に入ってもらって一緒にキャスト。するとその人もポンポンと数匹キャッチに成功。しかししばらくして時間切れなので帰るとのこと。お陰さまで楽しめました〜とずいぶん感謝されてしまった。もちろん私も楽しい時間を過ごすことが出来た。
欲張ると･･･
やがて本命ポイントも潮が引いてしまってアタリが無くなった。丁度20匹釣れて無事に食材の確保に成功、もう帰っても良かったのだが、何となく物足りなく、時間もまだある。そういえばもう一箇所チェックしたい場所もあるな〜なんて思ったら車はそちらに向かっていた。
着いた場所は河口の港。2人組みの先行者がいる。港奥の常夜灯の下に小魚の群れが見えるのだが、風で波立っていて魚種は分からない。とりあえずキャストしてみたが、反応は無かった。う〜んせっかく来たけど風も強くなってきたので終了かな〜と港を出ると、ハテこんな所にこんな常夜灯があったっけ？と思うような好ポイントを発見。でも人もいなかったので期待せずにキャスト。ところが一投目からひったくるアタリで小アジのレギュラーサイズをゲット。その後もヒットが続き、宝の山を発見した気分に。しばらくウハウハ状態で釣り続けていたが、ふと帰宅後の処理に思いが至る。これ以上釣ると後が大変という思いと、もっと釣りたいという思いが交錯。2つの思いのせめぎあいも、20匹弱を釣った所でやっと決着して終了した。
翌日は長時間キッチンに拘束されたが、握り寿司を思い浮かべて我慢我慢。そして家族で食卓を囲んだ。(第3の)ビールが進む進む(笑)。色々な苦労が報われた一時だった。苦労とは言っても、全く辛くは無かったが。
