平日に出撃
久しぶりに平日に休みをとったので、南紀へメッキ調査に行くことにした。3日前にも行ったばかりだが、短時間で1箇所だけだったので今回は丸一日かけて本格的な調査。毎年冬の溜まり場を調査しているのだが、新しいポイントがなかなか増えない。今年こそ新規開拓を目論んで、事前に居そうなポイントをリストアップし早朝に出発。
レア魚
平日に休んで行くと天候が悪い日に当たることが多いのだが、この日は穏やかでポカポカの陽気。期待して最初のポイントでキャストするが、反応なし。2箇所目では、メタルジグをフォールさせたら何かが喰いついてきて、巻いてくる途中で全く引かなくなったのでゴミかと思ったが魚だった。ガシラかと思ったがとげとげしくてカジカの仲間かオニカサゴのように見える。帰って調べるとイズではなくてイヌカサゴというのが一番近い感じ。だとしたらちょっと珍しいかも。結局そのポイントもメッキは不発だった。
いつものポイント
3箇所目は冬に実績のあるポイント。すぐにアタリがあってカスミアジをキャッチ。次はロウニン。その次はギンガメ。結構な群れが入っているようで、寄せてくる時にお友達を連れている。その後もアタリが続き、どれも25cmは無いが冬とは思えないような活性の高さで引きも強い。途中でバレてもトゥイッチを続けると別の魚がアタックしてくる。
特大のサイズは居ないと思ったのでより小型のミノーに替えてみると、なぜか掛かった魚は強烈な引きでなかなか上がってこない。慎重に上げてみるとついに良型のギンガメ。その後も特大サイズを数匹上げたが、どれも小さめのミノーによく喰ってきた。
寄せるのに時間が掛かったりルアーを飲み込まれたりして手返しが悪かったが、終始アタリが続いて止めるに止められず、ずいぶん時間を掛けてしまった。途中で何匹釣ったか分からなくなったが、2桁の釣果で大満足。
新規開拓は失敗
夢中で釣ってヘロヘロになり、昼食をとったら何となく気が抜けてモチベーションが下がってしまったが、それでも頑張って移動し調査を続行。しかし新規開拓はならず、結局夕間詰めも別の実績ポイントに入ってギンガメの小型をプチ爆で終了。
広大な南紀で冬のポイントは無数にあるように思えるのだが、今年もまた数少ない実績ポイントでしか釣る事が出来なかった。そろそろ新規開拓は諦めた方が良いのかも。