2013.12.29  南紀で釣り納め


Report by  T-Ya


年末コラボ

 釣り納めはどうしようかと思っていたら、TATさんが泊まりで南紀にメッキ狙いに行くとのことだったので、2日目を御一緒することにした。1日目には夕間詰めに良型が爆釣したとのメールが入り、テンション大幅アップ。期待して早朝に出発。

 宿の近くの港に着いたので、合流の時間まで適当にルアーを投げる。しかし何も釣れないのでぶらぶらしていたら、地元のおじさんから「あそこにルアー投げてみ、カマスが釣れるから」と教えてもらった。言われたとおりに投げてボトムを探ると何かがヒット。上げてみると30cm弱のカマスが釣れた。毎日来ているというのおじさんの経験に、心から敬服(笑)。

 その後、朝食を終えたTATさん、タモさん、てとらぽっとさんの3人と合流。釣りを通じてまた新しいお知り合いが出来た。前日のみ参加のひつじさんも含め4人で良型メッキをつ抜けしたという話を聞ききながら、まずは同じ場所を攻めてみる。が、朝は不在の様子。

また初物

 続いて5日前に私が良型を連発した場所に移動。一投目でメッキがヒットしたが、目の前でバラシ。続けてヒットしたのも当然メッキだと思ったら、派手なウグイ? 皆に聞いてみると姫路のおじさん系らしい(笑)。帰って調べてみるとヨメヒメジという魚だった。2釣行連続で初物をゲットして気分が良い。しかし期待したメッキは姿を見せなかった。前日の冷え込みが影響しているようだ。

〇アジ大爆釣

 昼前に大きく移動して河口のポイント。先に移動していたTATさんから「アジ釣れてます」のメールが。浅くて狭い河口でアジ?と半信半疑で行ってみると、確かに小アジが釣れている。シラスに着いた青鯵(マルアジ)のようだ。小型のメタルジグやワームで釣れているようなので、私もワームを投げてみる。しかし横風が強いので重くしたのが良くなかったのか、喰ってこない。そこで小型のメタルジグに替えると、手前のかなり浅い所でヒット。確かに20cm弱の青鯵だ。まさかこんな場所でという感じだったが、釣り方が分かれば爆釣の開始。強い横風のせいでラインが大きくはらむが、ゆっくり巻くとラインに変化が出てアタリが分かる、アワセると、強くは無いがプルルと小気味良い引き。アジらしい横走りもあってすこぶる面白い。

 そのうち「プラグでも釣れる〜」との声が聞こえてきたので、私もシンキングペンシルに替えてみると簡単に釣れる。しかし横風でやりにくかったので、その後はメタルジグに戻して入れ喰いを継続。あっという間にバケツにギッシリの状態になってしまった。このまま無限に連れ続けるかと思えたが、上手い具合に?突然アタリが無くなって終了。全く思いがけない爆釣劇に、皆で喜びを分かち合った。

夕間詰めは残念

 遅い昼食の後、前日メッキ祭りが開催された会場へ。しかし開始と思われた時刻になっても始まらず、やや暗くなってからタモさんにヒット。その後は皆でポツリポツリと言う感じで連発は無く、どうやら祭りの場所を間違えたということで終了。一日で状況が変わるというのを実感した。

 期待のメッキは少し残念だったが、日中の河口でアジの入れ喰いという体験ができ、釣りの不思議さと面白さを再認識した釣り納めとなった。