水温上昇
昨年秋からのエギングはどうも調子が出なかったので、冬のエギングは何とかマシな釣果をと思ってタイミングを見計らっていたところ、黒潮の接岸で水温が上がり始めた模様。この時期のエギングは水温に対して非常にシビアで、風向きや波の具合にも大きく左右される。更に月夜が重なれば最高。それが自分の休日と重なることはなかなか難しいのだが、この三連休はそれに近い状態に。天気予報を見て、日曜に行くことにした。
2ndメッキのチェック
日曜の昼に出発。最新の予報では夜になると風が出てくるとのこと。土曜の方が風が弱かったようで、見込みがハズレてやや落胆。途中、アジが沸いている河口をチェックすると、相変わらず釣り人がちらほら。サビキで釣れているのが見えたのでアジはまだ居るようだ。しかし今回は竿を出さずに先を急ぐ。
次は2ndシーズンのメッキをチェック。先行者がいて叩かれた後のようだが、竿を出してみるとすぐにヒット。お、いるいる〜と続けると連続ヒット。最初に釣れた3匹はロウニン、カスミ、ギンガメの揃い踏み。しかしその後はなぜかギンガメばかり。アタリが続いて24〜28cmを8匹キャッチと好調だった。引きもパワフルで、まだしばらくは楽しめそうだ。
すぐにグイーン、しかし・・・
日没と同時にお目当ての磯に到着。風は斜め後方から吹いていて何とかいけそうな感じ。風に乗せてエギを遠投し2投目、引っ張るアタリが出たのですかさずアワセると、ズドンとヒット。直後にググググゥ〜、グイィ〜ン、グイーン、グイーンと直線的で強い引き。うーん懐かしくも心地良いこの引きを味わうためにはるばる南紀まで来たのだ。感涙にむせびながら(笑)無事にキャッチ。あまりにも良い引きだったのでキロ超えだと思ったが800g足らず。それでも大満足。
2投目で活性が高そうなのが釣れたので、今夜は楽勝・・・と思いきやその後は全くアタリが無く、おまけに風向きが変わって真横から強く吹くように。仕方なく追い風になる外向きの磯に移動するが、結構うねりが出ていてダメな感じ。それでもしばらく続けていると、何かが引っかかったような? 上げてみるとエギサイズのケンサキだった。このうねりでこのエギに、小さくてもこんな果敢なイカが居るなら、と思いシャクリ続けるも、やっぱりダメだった。
物足りないので漁港に移動し、墨後のある常夜灯近くを狙ってみたが、釣果なし。不完全燃焼のまま終了した。メッキ狙いでついでにイカ、ならば結構満足したかも・・・。人間は勝手なものです(笑)。