2014.09.23  磯で秋イカ


Report by  T-Ya


シーズンイン

 今年はメッキが好調でずいぶん楽しんだが、そろそろアオリイカの釣果情報も増えて来たのでメッキ狙いは一旦終了し、南紀へエギングに出かけることにした。

 最初は港のテトラ。昨年はポツポツ釣れたのだが今回は姿なし。そして次の港でも。更にその次はサーフエンドのテトラ。ここでやっとイカが餌木を追う姿を発見。しかしUターンでサヨウナラ。イージーに釣れるはずが3か所まわって釣果なしとは・・・。

磯は好調

 次に訪れたのは穴場中の穴場の磯。しかし波が高くて餌木が落ち着かない。全く反応がないまま時間が過ぎ、潮が引いていく。ふと横を見ると、今まで行けないと思っていた場所に足場が現われてうまい具合に沖に続いている。そこから広いシャローにキャスト出来そうだ。早速投げてみると、やっと元気なアオリイカをキャッチ。小ぶりだが嬉しい一杯。このシャローに活性の高いイカがいたようで、合わせて6杯キャッチできた。

 次も磯へ。ここも波が高いが足元から水深があって潮通しが良い。沖に遠投してしゃくっていると、400gぐらいの小ましなサイズがヒット。更にもう一杯を追加した。やはり磯で釣ると気持ちが良い。

 次は青物狙いで有名な外洋に面した磯。しかしウネリが大きく釣り不能。内側のワンドを狙うもチビの追尾のみだった。その次は半島に囲まれた穏やかな磯を狙うが、小さいのが一杯だけ。なかなか思うようにはいかない。

夕間詰め

 やがて日が傾いてきたので、夕間詰めをむかえる場所を検討。冬に良く行くお気に入りの磯へ向かうと、思ったより潮位が高くて完全に水没している。風も強かったので、他に釣りが出来そうな場所をあれこれ考えた結果、初めての場所へ行くことにした。小磯が連なる場所で、満潮では歩きにくいかと思ったが意外にもすんなり先端に立てた。河口がすぐ横にあるのが気になったが、キャストするとすぐにヒット。その後も暗くなるまでぽつぽつとヒットして、新しい場所での釣果に満足。

 初めはどうなるかと思ったが、磯を回って2桁の釣果となり、今シーズン最初のエギングは十分に楽しむことができた。しかし磯のランガンはかなりくたびれます。