2014.10.04  嵐の前に


Report by  T-Ya


また週末に台風

 秋の好シーズン、天気が良ければまた南紀にエギングを考えていたのだが、台風の接近でアウト。まあたまには骨休めも良いかと思っていたのだが、台風から離れた場所なら出来るかもと思い直して日本海に行くことにした。ただし風は結構ありそうなので、狙うのは小アジ。お気に入りの港の常夜灯は背後に漁協の建物があって風裏になるのだ。外海が荒れていれば港内でお祭りも、と妄想。

常夜灯が・・・

 我ながらフットワークが軽いと思いながら準備をして出発。お目当ての港に着いたのは日没直後だった。好ポイントの常夜灯は2か所あって、そのうち一か所はファミリーがサビキ釣りを楽しんでいる。もう一か所が空いていたのでそちらに入る。準備をして早速キャスト開始。いよいよ周囲が暗くなって良い雰囲気。続いて常夜灯が・・・灯らない。あれ、もっと遅かったかな〜と思ったがいつまで経っても点かない。これは故障か点けないかのどちらかだろう。仕方なく暗い中で狙うが、全くアタリがない。

 そのまま続けても釣れそうな気がしなかったので、港内を移動。一番奥の隅に常夜灯が点いている場所があるが、潮通しが悪く普段はゴミが溜まっている。ただこの日は背後からの風でゴミは浮いていない。試しにキャストしてみるとすぐにアタリがあり、小アジをキャッチ。やはり常夜灯の威力は絶大だ。その後もアタリは結構あるのだが、なかなか掛からない。両側に係留船があって投げる向きが限定されてやりにくい。そうこうするうちに好ポイントの方の常夜灯のファミリーがお帰りになったので、遠慮なくそちらへ移動。

サビキの後でも

 ファミリーはそこそこ釣っていたので小アジがいるのは間違いない。それどころかポツポツとライズしている。しかしアミエビに狂った小アジがルアーに反応するのだろうか? でもそれは杞憂だった。一投目から当たってきて小気味よい引きで無事に小アジをキャッチ。かなり活性が高いようで、ヒット後にバレても巻き続ければまたアタリ。一投に何回もアタッてくる。ただサイズは小さいので掛かりが悪い。ルアーとジグヘッドを色々変えて、ピンクの1インチワームと0.5gのジグヘッドで良く掛かるようになり、その後は終始入れ食い。明確なアタリに軽く合わせる楽しい釣りを続け、3時間を過ぎたところでようやくアタリが減ってきたので終了した。

 台風前の高活性に助けられ、久々に大好きな小アジのアタリを存分に楽しむことができた。いつもこんなに簡単に釣れると嬉しいですが。